シナリオ執筆の為、更新停滞気味です

ストリテラシナリオまとめ③:ファンタジー(勇者、魔王、王宮、魔女、陰謀、因縁、魔法)シナリオ

目次

ファンタジー陰謀・因縁系

グロームペントの長い夜

シナリオは無償。200円で投げるだけココフォリア部屋素材ついています

落城×裏切り×王宮ファンタジー
シナリオ名:『グロームペントの長い夜』
人数:2-5人
時間:3時間~想定(ボイセ)
モード:エチュードモード
採用ルール:【ウラ】が複数、独白チャプター、滅亡の理由を作成する
世界観の改変OK、続編作成OK、配信OK

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古都ドーンの瞳、
煌めきの湖畔に聳えしグロームペント城は歴史深い城である。

かの夜も、ドーンの地を統治する王族たちは
平和を祝い煌びやかな宴を開いていたそうだ。
後に「長い夜」と呼ばれる、グロームペント落城前の最後の夜のことであった。

──果たしてかの夜に何が起きたのか。
知るのは今やただ、あなたたちだけである。

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「グロームペントの長い夜」は、
ひとつの城が陥落して国が滅びる前夜を演じるシナリオです。

演者たちはそれぞれの立場で心の内に蟠りを抱きつつも、
舞踏会の夜を過ごし、そうして夜更けを迎えます。

フラグポイントが最も高かったPCが、
その時初めて反乱の中心人物、「叛逆者」であったという事実が確定します。

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オモテリスト

①王子
王の子、次代の王。

②継承者の兄弟
権を持たない王族。①の兄弟。

③王子の側近
昔なじみ。王子が幼い頃から仕えている側近。

④近衛騎士
代々王族に仕える騎士。騎士歴は自由に設定して良い。

⑤捕虜
敗戦国の王族。王家のただ一人の生き残り。
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ウラリスト
①執心 ②恋心 ③忠義 ④野心 ⑤空虚 ⑥復讐

レーテー、君が望まなくても

とある目的で村を支配する「忘却の魔女」を中心とした群像劇。
設定された【ウラ】や展開は、救いのない未来を目指しているものが多くなっています。
ビターエンド、バッドエンドやシリアスな展開を心の底から楽しめ、
また共有できる参加者でぜひ遊んでみてください。

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ゴシックx魔女と刺客x忘却の魔法
人数:4~5人(5人の場合、ひとりはGM専任)
時間:2時間~
モード:エチュードモード
採用ルール:主演と助演が固定、オープニングチャプターが複数、全員登場チャプター、メインチャプター長め推奨
その他:シナリオ内容の変更OK、配信OK、続編作成OK
このシナリオには以下の要素が含まれています:
 かつての仲間との敵対、報われない想い、復讐、記憶喪失、(展開によっては)キャラクターを含む大切な人の死
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【オモテ】
▼忘却の魔女
 あなたはある目的のため、村を支配した魔女だ。
 この村では誰もがあなたに心酔し、あなたを称えている。
 それはあなたの「忘却」の魔法の影響によるものだ。

 あなたは邪悪な意図をもって魔法を使ったのかもしれないし、そうではないのかもしれない。
 あるいは村の人々が望んだなど、やむをえぬ事情があったのかもしれない。

 確かなのは、あなたは外から見れば、人類に害をなす魔女であるということだ。
※この世界における魔女の性別は任意です。

▼魔女の使徒
 あなたはかつて「刺客」の【オモテ】を持つキャラクターと同じ組織に所属していた。
 しかしあなたは組織を裏切った。
 それは自発的なものだったかもしれないし、魔女の魔法によるものかもしれない。

 いずれにせよ、今のあなたは魔女の使徒。
 主を脅かす者はすべて葬らなければならない。
 たとえそれが、自分と過去を共有してきた相手であっても。

▼刺客
 あなたは世界のバランスを保つことを目的とした、とある組織の一員だ。
 組織の懐刀としてやってきたのかもしれないし、経験の浅い新人かもしれない。
 確かなのは、あなたは密命を受け、魔女が支配する村へとやってきた、ということだ。

 すでに数多の仲間が返り討ちにあっているという。
 あなたは組織の一員として、これ以上の被害が出る前にこの恐るべき魔女を狩らねばならない。
 どんな障害が待ち構えていようとも。

▼探索者
 あなたは村に残る伝説の真偽を調べるためやってきた者だ。
 あなたは魔女を恐れぬオカルト好きの学生かもしれないし、冷静に交渉を試みようとする、教養ある研究者かもしれない。
 あるいは、あなたは魔女の存在を信じていないのかもしれない。

 確かなのは、強い意志をもって村に訪れたということ。
 そしてあなたの来訪が、この先の出来事を決定づけていくということだ。
――――――――

【ウラ】
▼助けたい
 村にいる「忘却の魔女」か「魔女の使徒」は、あなたの縁者だ。
 大切な人かもしれないし、一度だけ深く交わった相手かもしれないその人を助けるため、あなたは【オモテ】としてこの村に来た。

 けれど、そのためには縁者が今契約を結んでいる相手を手にかける必要があるかもしれない。
 あなたの目的を知られてしまえば拒絶されてしまうだろう。
 うまく立ち回らなければいけない。

目的:縁者を助ける
あなただけのキーワード:あのときのこと

▼贖(あがな)いたい
 あなたがかつて引き起こしたことにより、多くの人生が捻じ曲げられた。
 それは魔女を村に招いた要因かもしれないし、無関係な事柄かもしれない。
 いずれにせよ、やったことはもう取り返しがつかない。

 この罪悪感を抱えたままでは、あなたは生きていけない。
 けれども、どうしていいのか、もうあなたにはわからないのだ。

目的:誰かに赦してもらうか、誰かの手によって死を迎える
あなただけのキーワード:どんなに謝っても

▼終わらせたい
 あなたには(自分が選んだ【オモテ】)となる意思はなかった。
 だが、状況がそれを許さず、そしてもう逃げることもできない。
 あなたがいなくなれば、村にあなたがもっとも望まないことが起きるか、あるいは、ここまでしてきたすべてが無駄になってしまう。
 だからあなたは生ある限り、今の立場を守らなければいけない。

目的:村を脅かす存在を排除する
あなただけのキーワード:まだ続くのか

▼叶えたい 
 かつて(【オモテ】が「刺客」)の所属する組織によって葬られた魔女。
 そこに残っていた、魔女に作られた一体の人形があなただ。
 創造主が果たして死に際に何を望んだかは分からない。
 けれども、人の姿を自由に模す力を持つあなたは、復讐を決意した。

 そうして長き放浪の果て、あなたが目を付けたのは(【オモテ】が「忘却の魔女)が支配する村。
 ここが自分の復讐の舞台だ。
 ――さて、誰に成り代わって、そのときを待つとしようか。

目的:復讐を果たす
あなただけのキーワード:長かった
――――――――

hope with…

とある森の深いところ。
誰もいない静かな場所に佇む小屋に住む2人。
小川のせせらぎを聞きながら2人は今日も日常を過ごす。
真実を知るその時まで…

・ファンタジー×正体秘匿×親子
・シネマティックモード
・2player
・1~2時間
・このシナリオには以下の要素が含まれています:裏切り/過去の因縁/家族愛/裏と表が固定
・その他:内容の変更OK、リプレイや配信OK
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ーオモテリストー
*子供
貴方は小さい子供だ。笑顔がまぶしい。

*親
貴方は親だ。子供の事を気にかけている。

ーウラリストー
*人間
貴方の村はかつて人外に滅ぼされている。
そのことを覚えているか記憶にないか定かではない。
もしその犯人を知った時、君はどうするか…?

【目的】過去の因縁に決着をつける
【あなただけのキーワード】お前が村を亡ぼした 

*人外
貴方は人外だ。
吸血鬼でも魔法使いでも構わない。
貴方はとある村を亡ぼした。
迫害されてか、もしくは偶々魔術を暴発したのか…そうして村に残った子供を拾った。
この子に真実を伝えるべきか…?

【目的】過去の精算をする
【あなただけのキーワード】私が村を亡ぼした 

全てがYになる

俳優2人、あるいは専属GM1人と俳優2人で遊べるシナリオです。
吸血鬼退治人と吸血鬼。種族と立場の異なるバディが、
専門外の「幽霊」によってお屋敷に閉じこめられる。

出られない、助けを呼べない、頼れるのは自分たちだけ、明らかに何かいる。
「お屋敷ものホラー」のど定番シチュエーション。

しかも彼らは互いに知られたくない秘密を抱えているのです。
脱出のために思いついた方法は、幽霊の苦手な『えっちな話』をすること。
幽霊屋敷で、深夜に性癖を語り合う、シュールなシナリオです。

■フレーズ:幽霊屋敷×吸血鬼×退治人
■参加人数:2人(俳優2名と専任GM1名でもOK)
■所要時間:1時間〜2時間程度
■モード:エチュードモード
■採用ルール
 ダイスを振る
 これまでのあらすじを作る
 【オモテ】と【ウラ】がセット
 上から順番チャプター

■その他:内容の変更OK、続編作成OK配信OK

■このシナリオには以下の要素が含まれています。
ホラー要素、流血描写、若干の暴力表現、ちょっとえっちな表現、異種族バディ
悔しいけど君のいいところはわかってるぜ

——

◾️配役リスト【オモテ】

【俳優1】
あなたは腕利きの吸血鬼退治人(ヴァンパイアハンター)だ。
何か色々あって俳優2とコンビを組んでいる。
困ったことはだいたい腕力で解決する。

【俳優2】
あなたは古き血を引く高等吸血鬼(ヴァンパイアロード)だ。
何か面白そうなので俳優1とコンビを組んでいる。
めったに困らないがだいたい知性で解決したい。
——

◾️配役リスト【ウラ】
【俳優1】
幽霊怖い。吸血鬼は平気だけど幽霊怖い!マジ無理ですごめんなさい!
・目的:幽霊が怖いなんてこいつには絶対知られたくない。
逆に考えるんだ。
ここは俺の圧倒的腕力で脱出してやる。感謝しろ、吸血鬼!

【俳優2】
幽霊怖い。吸血鬼だけど幽霊怖い!マジ無理です。1くん何とかして!
・目的:朝になったら幽霊の力は消えるけど、自分は吸血鬼だから外に出られない。
このまま幽霊とシェアハウスとか絶対嫌だがこいつには知られたくない。
私の天才的頭脳で脱出してやる。
ひれ伏せ、若造!
——

■はい、お察しの通り目的は2人ともほぼ同じです。
幽霊が怖いのを隠して脱出し、ドヤ顔で相棒に向かって宣言することです。
「私/俺のおかげだな!」
『幽霊怖い』はバレても構いません。本人が隠そうとしていればOKです。

魔女と騎士 – Knight of Witch

天地すべてを脅かす、 最強にして絶対の魔女。
世界すべてと対しても、 魔女を守護する唯一の騎士

オモテリスト
・魔女
・騎士

ウラリスト
・騎士の故郷を滅ぼした
・魔女への復讐を誓っている

かくて王女は断頭台に昇る

立ち上がった民衆により、暴政を極めた王朝は打倒された。
王族は処刑され、民による新しい国が幕を開けようとしていた。
しかし、革命軍にはまだ、一つのやり残しがあった。

王家最後の血を引く王女、彼女の処刑
ーーその水面下で交差する思惑の果てに、王女は断頭台に昇るのか?
中世ヨーロッパ風の王国を舞台とした、史劇風の群像劇を、どうぞお楽しみ下さい。

—————-

▼【オモテ】リスト
◆革命軍のリーダー
あなたは王朝を打倒すべく、民衆と共に立ち上がった革命軍のリーダーだ。
長きに渡る戦いの果て、国王夫妻は処刑され、戦いは漸く終わりを告げた。
これからは自分たち民の手で治める世の中となるだろう。
だが、まだ最後のやり残しがある。
最後の王族である王女の処遇だ。
彼女を処刑すれば、王家の血は絶え、革命は完全に為されるだろう。
しかしそれは本当に為されるべきなのか
――処刑までの数日間、あなたはどのような結論を出すのだろうか。

◆革命軍の剣士、処刑人
あなたは革命軍随一の剣技を持つ者として、数多くの死線を潜り抜け、
無数の兵を斬り捨ててきた。
そして最後にあなたが斬ることになったのは、王家の最後の生き残りである王女だ。
あなたほどの腕前の剣士ならば、彼女を苦しませることなく、

一刀のもとでその命を断つことが出来るだろう。
だが、その剣はそうした命を奪う為に振るうものなのだろうか
――あなたが担当する処刑までの数日間、
それがあなたと己の剣に問いかけられた期間だ。

◆革命軍の参謀
あなたは革命軍の参謀として、様々な策を講じ、それを実施して革命を成功に導いてきた。
そんなあなただからこそわかる。
王女がここで処刑されれば、民衆は納得し、民が治める国がやってくるのだと。
だが、その策は本当に正しいものなのだろうか
――処刑が執り行われるまでの数日間、
それがあなたの最後の策までのシンキングタイムだ。

◆革命軍の協力者である市民(酒場の店員、商人、職人など)
あなたは戦う力は持たずとも、革命軍を支え、その勝利に貢献した協力者だ。
遂に自分たちに暴政を強いていた王朝は倒れた。
そんな中、あなたたち市民の関心の中心は王女の処遇だ。
王族は最後の一人まで生かしてはおけないという意見が多数を占めており、
先日彼女の処刑が宣言された。
あなたはそれに何を思うだろうか
――処刑までの数日間、
それがあなたの心を取りまとめる為の猶予だ。
—————-
▼【ウラ】リスト
このシナリオでは【ウラ】に複数の目的が記載されています。
そのいずれもが「王女を生かすか、殺すか」のどれかを示しており、
俳優たちが担当するウラを選ぶ際に、どちらの目的を選ぶかを事前に共有すると、
ロールプレイの方針などを決める際に迷わないため、オススメです。

当然、シナリオの最中に目的が変わることもあるかもしれません。
その際は目的を変更したい旨を表明し、参加者の同意を得てから進行を続けて下さい。

◆王女に恋をしている
あなたは王女に密かに想いを寄せている。
一目見てその姿に見惚れたか、あるいはかつて睦言を交わした間柄だったか。
いずれにせよ、その想いはこうして王族を倒した今も消えることはない。
愛する彼女を救う為ならば、処刑をやめさせるべきなのだろう。
いや、いっそ、他の誰かに殺されてしまうのならば……。
あなたの手に握る短刀は、いずれの決意を貫くのだろうか。
【目的:王女を殺させない/王女を自らの手で葬る】
【キーワード:決意の短刀】
—————-

◆王女である
あなたこそが王家最後の血を継ぐ王女だ。
自らに忠誠を誓う侍女が身代わりとなり、あなたは素性を隠して革命軍に協力している。
このことを隠し通せれば、あなたは生き延びることが出来るだろう。
しかし、あなたの為に死のうとする忠臣を見捨てることが出来るのだろうか。
隠し持っている王家の証である指輪は、何を見届けるのだろう。
【目的:王女であることを隠し、生き延びる/王女であることを明かし、処刑される】
【キーワード:王家の指輪】

◆王族に憎しみを持っている
あなたの故郷は王族によって滅ぼされた。
家族も、友人も、家も、何もかもが焼き尽くされ、全てが奪われた。
王族が憎い、奴らの血の最後の一滴も、この世に残してはおけない。
そう思っていた。
しかし、その憎しみは今も燃え続けているのだろうか。
王女が処刑されればあなたの復讐は完遂されるだろう。
だが、それは今もあなたが望むことだろうか。
身体に刻まれた傷跡は、問いかけても応えはしないだろう。
【目的:王女が殺される/王女を許す】
【キーワード:癒えない傷跡】

◆敵国のスパイ
あなたは王国に敵対する、帝国に仕える密偵だ。
皇帝の密命で革命軍に所属することになったあなたは無事に革命を成功に導き、
国王夫妻を死に追いやった。あとは王女が処刑されれば任務は完了となる。
だが、もしもあなたが意を翻す気があるのならば、
彼女を救うにはあなたの助けが必要かも知れない。
密偵として痕跡を消す能力があなたにはある。

それを用いれば、
秘密裏に王女を逃がすことも
……全ては、あなた一人の陰謀にかかっている。
【目的:王女の死を見届ける/王女を逃がす】
【キーワード:影の仕事】
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魔法帝国物語

あらすじ
ここは魔法と魔物の存在する世界。
魔法大国「マギア帝国」の魔術師であるあなた達は、
近年原因不明の凶暴化を続けている魔物たちに立ち向かうために、
魔物討伐部隊として選ばれた。
あなた達は国を守るため、魔物との戦いに身を投じていく。

シナリオ概要
ファンタジー×戦い×陰謀
参加人数:4人
所要時間:1時間~
モード:エチュードモード
採用:GM用キャラクター、独白チャプター
その他:内容変更、続編作成、配信OK

▲このシナリオには以下の要素が含まれています
(展開によって)キャラクターの死、キャラクター同士の争い

配役リスト
【オモテ】
・リーダー
・新人
・落ちこぼれ
・ベテラン

【ウラ】
・伝説の大魔法使い
・隣国のスパイ
・反逆者の子供
・魔物

王族の配下

ストリテラ オモテとウラのRPG「王族の配下」
あらすじ:
豊かな自然を抱擁する大きな王国は
今では他国と戦争などすることなく平和そのもの。
しかし、その広大な大地の下には白骨が埋まっている。人は生きるのに秘密を抱える。隠すものがいれば暴くものも。

今日は何が隠されて暴かれるのか……。

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王子を中心としたお話が繰り広げられるシナリオです。シリアスと性癖を詰めました。
ストリテラ発売おめでとうございます。

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【オモテ】のリスト
王子
王子の友達
王子の影武者
影武者の友達
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【ウラ】のリスト
女の子
復讐鬼
双子
人間嫌い
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魔法道具・骨董品屋

骨董品店に集う想い

このシナリオでは、俳優は骨董品に宿る魂となって、願う人間との対話、あるいは他の骨董品とのこれからを目指して、過去を回想したり、未来に想いを馳せたりします。
100年以上の年月を人間と共に過ごし、人間の強い想いに呼応して魂を宿すに至った骨董品となって、しみじみとあるいはわいわいと想い出に浸ったり、店に来た客について話したりしましょう。


骨董品×モノに宿る魂×追憶
人数:3〜5人(専任GMをおくなら6人まで)

時間:2時間〜妄想が捗る限り

モード:エチュードモード

採用ルール:【オモテ】の改変OK

その他:シナリオ内容の変更OK、配信OK、続編作成OK

このシナリオには以下の要素が含まれています:

手放されたモノ、回想、別れ、モノと人の間の深い繋がり

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・【オモテ】リスト
▼宝石
 あなたは美しい宝飾品に宿る魂だ。
 あなたの美しさは人々の目を惹きつけてやまないことだろう。
 あなたの以前の持ち主もまた、ひと目であなたの輝きに傅いたに違いない。

▼人形
 あなたは愛らしい人形、またはぬいぐるみに宿る魂だ。
 あなたの愛らしさは持ち主の目を楽しませ、寂しさを癒すことだろう。
 あなたの以前の持ち主もまた、あなたを良き友としていたに違いない。

▼ドレス
 あなたは可憐なドレスに宿る魂だ。
 あなたの可憐さは着る人の優美さを際立たせ、幸せな気持ちにすることだろう。
 あなたの以前の持ち主もまた、あなたを身に纏うことが自慢だったに違いない。

▼剣
 あなたはよく研ぎ澄まされた剣、あるいは刀に宿る魂だ。
 あなたの切っ先はなにもかもを切り裂いてしまいそうなほどに鋭い。
 あなたの以前の持ち主もまた、あなたを頼りにしていたに違いない。

▼ランプ
 あなたは優美なランプに宿る魂だ。
 あなたの灯りはあたたかく優しく周囲を照らし、暗い中でも安心感を与えることだろう。
 あなたの以前の持ち主もまた、あなたの灯りに励まされていたに違いない
————–

・【ウラ】リスト

▼新しい出会い
 あなたはいつしか出会いを求めるようになった。
 骨董品店でただ商品として陳列されているだけの生活よりも、
 新しい持ち主と運命の出会いをして、新しい場所で新しいものを見たい。
 しかし、ただでさえ客の少ない骨董品店で、あなたを買い求めようとする者などなかなかいない。
 あなたは見知らぬ誰かに手に取られる日を夢見ている。

目的:新たな持ち主と出会う
キーワード:ここじゃないどこか

▼思い出との再会
 あなたには、前の持ち主との忘れられない大切な思い出がある。
 わけあって今は骨董品店に商品として並べられているが、
 本来ならば手放されるべきではなかったと固く信じている。
 前の持ち主は、あるいは前の持ち主の縁者は、あなたを必要としているはずなのだ。
 しかし、あなたの本体はモノであるがゆえに、自ら訪ね歩いて探し出すことはできない。
 あなたはもう一度大切な人に巡り合う日を夢見ている。

目的:前の持ち主、あるいはその縁者と再会する
キーワード:約束だから

▼店主と共に
 あなたは前の持ち主から店主に託されるかたちでこの骨董品店にやってきた。
 あなたは商品として骨董品店に陳列されているものの、
 店主と離れてどこかへ売られていくつもりはない。
 それほどまでに、店主のことを大切に思っている。
 あなたは、これからもずっと店主と共に居たいと願っている。

目的:手元に残りたいと店主に伝える
キーワード:どこにもいかない

▼ずっとこのまま
 あなたはこれまで、誰かのもとに長く留まるということがなく、
 多くの持ち主の間を渡り歩いてきた。
 そのため、もうこれ以上誰かの手に渡ったり、大事なものと別れたりしたくない。
 さらに、あなたはこの骨董店にやってきてから仲良くなった魂がいる。
 あなたはその魂が宿るものにこの骨董店から去ってほしくないし、あなた自身も去りたくない。
 あなたの願いは、この骨董店にいる魂の宿った骨董品たちがずっとこの店に残り続けることだ。

目的:人間の魂との語らいを邪魔する
キーワード:置いていかないで

▼より良い価値
 あなたは前の持ち主にはもう価値がないと判断されたから
 この骨董品店にやってくることになったと思っている。
 あなたは誰かに所有されることに、あるいは、
 誰かに渇望されることに自身の存在意義があると感じており、
 次こそは、誰もに求められるような立派な存在になるのだと意気込んでいる。
 例えば、誰か有名な人があなたを所有したならば、自身の価値は高められるだろうか。

目的:有名人に求められる
キーワード:憧れる
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魔法雑貨クレッセント

あらすじ
これは二人の小さな思い出
チリン、と今日もドアベルが鳴る
そこは秘密の宝箱
ひっそり佇む魔法使いの店
「いらっしゃい」
可愛らしいお客様へ魔法使いは挨拶をする

ストリテラ オモテとウラのRPG『魔法雑貨クレッセント』



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【オモテ】リスト

魔法雑貨の店主
あなたは魔法雑貨「クレッセント」を営む店主で魔法使いだ。
近頃の楽しみは、店に訪れるようになった子供との会話。
だが理由あって、もうすぐ自分達は会えなくなる。
その前に、二人でおまじないをすることにした。

魔法に興味がある子供
あなたは魔法や占い、おまじないに興味がある子供だ。
近頃の楽しみは、魔法雑貨「クレッセント」の店主から魔法の話を聞くこと。
だが理由あって、もうすぐ自分達は会えなくなる。
その前に、二人でおまじないをすることにした。
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魔法雑貨の店主【ウラ】リスト
自称魔法使い
あなたは普通の人間だ。
昔から「魔法」に魅入られて色々試したが、あまり実感はない。
だが子供には「魔法使いなんだ」と言ってしまった。
自分では嘘だと思っている。

でも憧れだったんだ!
 雑貨屋の奥にいる神秘的なお兄さん(お姉さん)になりたかったんだ!

それにもしかしたら、あの子の中では本当に自分は「魔法使い」かもしれない。
転居のため店を畳むことになったが、今だけはどうか、「魔法」に応えてほしい。
目的:おまじないで、魔法の奇跡を願うこと
あなただけのキーワード:「秘密だよ」

幽霊
あなたは先月亡くなっている。
幽霊になり途方に暮れていたが、あの子は変わらずあなたのことが見えて、
生きていると思っているらしい。
もうすぐこの店はなくなり、別の店に入れ替わるだろう。

あの子が悲しまないか気がかりだ。
あの子はあなたにとって大切な存在だ。

赤の他人でも、共に時間を重ねてきた。
あの子がいつか悲しみを乗り越えられるよう祈っている。
目的:おまじないで、「子供」の幸せを願うこと
あなただけのキーワード:「ありがとう」

「子供」の未来の姿
今のあなたは、成長して大人になった「子供」だ。
あなた自身、自分が幼い頃に「大人になった」自分と店で出会ったことがある。
過去の自分と未来の自分がどうして出会うことができたのか、詳細は分からない。

けれどこの奇跡にあなたは感謝している。
昔の自分に、「魔法」を贈ることができるのだから。

矛盾が生じないよう、
「子供」があなたの正体に気付く前に去らねばならないが、やり遂げてみせる。
目的:おまじないで、「子供」が魔法を信じられるよう願うこと
あなただけのキーワード:「大丈夫」
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魔法に興味がある子供【ウラ】リスト

引っ越しをする子
あなたはこの町を遠く離れなければならない。
胸の中は不安と寂しさでいっぱいだ。
新しい場所で上手くやれるだろうか、友達から忘れられるのではないか
――そして雑貨屋の店主にも会えなくなる。
親や学校の先生とも違う、不思議な大人。魔法の世界を教えてくれた人。

本当に自分にも魔法が使えるのなら、
あなたが願うことは一つだ。

目的:おまじないで、「店主」のような魔法使いになると願うこと
あなただけのキーワード:夢

いじめを受ける子
学校には、あなたを傷付けてくる人達がいる。
この雑貨屋にあなたが出入りしていることを知ると、店のものを盗んで来いと言ってきた。
万引きなんてしたくない。あいつらを魔法で消してやりたい
――こんなことを考える自分は、「善い魔法使い」の店主の元から去るべきだ。
あなたは「善い魔法」に憧れている。
それでも、こう思うのだ。

魔法が本当にあるのなら、どうして酷いことが起こるのだろうと。

目的:おまじないで、魔法の実在を確かめたいと願うこと
あなただけのキーワード:「魔法って何?」

魔法が見える子
あなたは昔から不思議なものが見えた。
周りからは変わった子だと言われたが、あなたはその不思議なものを愛している。
それでも、最近では見えること自体減ってきていた。
そんな時、あなたは「魔法雑貨」の看板と、周囲できらきら風が吹くのを見かけた。
「魔法」だとあなたは喜んだ。
いつかこの店がなくなってしまうとしても、
いつか完全に見えなくなってしまうとしても、忘れたくないと思っている。
目的:おまじないで、ずっと覚えていられるようにと願うこと
あなただけのキーワード:「忘れない」
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魔法・魔女関係

ストリテラ「百年先も愛してあげる」

魔女さまはとてもお優しい。
 穢らわしき人間たる我らの身体を
 美しき従者人形に、
 歌を奏でる胸像に、
 深き音色を紡ぐ楽器に作り変えてくださったのだから。

 今宵も我ら、永遠の寵愛を忘れません。
 ゆえにいつか、絶対に「愛して/殺して」あげますね。

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 人間を無機物に作り変える「魔女」に囚われた者たちが、
 魔女に愛してもらったり、魔女を殺したりするシナリオです。
 愛憎どろどろ、器物化寵愛プレイをどうぞお楽しみください。

【魔女×器物化×寵愛プレイ】
 参加人数:4人(専任GMと俳優4人でもOK)
 所要時間:1時間~
 形式:エチュードモード
 採用ルール:
 ・ファイナルチャプターが複数
 ・【オモテ】と【ウラ】がセット(魔女さまのみ)
 ・特殊なメインチャプターの進行 

 その他:内容の変更OK、続編作成OK、配信OK
 このシナリオには以下の要素が含まれています:人間の器物化と、場合によっては殺人描写(なお、人とは限りません)

あの国に魔女はいた

魔女狩りが盛んな王国で、魔女と迷い人が出会うシナリオです。

ウラによって「魔女と騎士」もできますし、
「魔女集会で会いましょう」的なこともできるかと思います。
オモテは「魔女」と「迷い人」ですが、性別や種族に制限はありません。

異世界ファンタジーな世界を舞台として、ふたりだけのおとぎ話を紡いでください。

■あらすじ
おとぎ話がまだほんとうのことであった頃、あの国に魔女はいたのです。

ある日、とても偉大な王様が言いました。
「魔法はこの国に災いをもたらす。騎士団よ、すべての魔女を処刑するのだ!」
かくして毎日毎晩、王国の広場では魔女が磔にされ、火炙りになりました。
ある魔女は恐れで、ある魔女は怒りで震える日々が続きました。

さて、また新たに「魔女の家」が見つかったとの噂。
ですが騎士団が魔女狩りへ向かう前に、とある迷い人が「魔女の家」に辿り着いてしまったのです――

■シナリオ概要
魔女狩り×迷い人×暮らし

・参加人数:2人(専任GMと俳優2人の3人でもOK)
・形式:シネマティックモード
・採用ルール:【オモテ】と【ウラ】がセット、【ウラ】が複数、独白シーン、一部チャプター主演固定
・その他:内容の変更OK、続編制作OK、配信OK
・このシナリオには以下の要素が含まれています:ドタバタコメディ~ハラハラシリアスまで、敵対、死ネタ、ハッピー/バッド/メリーバッドエンド

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■オモテ/ウラ
【オモテ】
A.魔女
B.迷い人

【A.魔女のウラリスト】
①復讐の魔女
②及ばない魔女
③偽りの魔女
④終わりの魔女

【B.騎士のウラリスト】
①忠義の騎士
②死にたがり
③逃げた罪人
④遠い日の子供

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A.魔女のウラリスト
①復讐の魔女
あなたは同胞である魔女たちに死を与えた「王国」が許せない。
あの国を禁呪で滅ぼすため、あなたはその魔法の生贄をひとり探していた。
そんな折、罠にかかった迷い人を助け出したあなたはこう思った。
「こいつを生贄にして禁呪を使い、国を滅ぼしてしまおう」

目的:「王国」を滅ぼす
あなただけのキーワード:禁呪の魔法陣
※「禁呪」の内容は自由に設定してよい

②及ばない魔女
あなたには魔女としての力がないに等しく、弱い。
魔法を使って逃げる実力がなく、魔女狩りが激化したことで、
ひとりで国外へ逃げることも難しくなってしまった。
そんな折、怯えながら迷い人を助け出したあなたはこう思った。
「この人に恩を売れば、自分を遠い国へ逃がしてくれないだろうか?」

目的:遠い国へ逃げる
あなただけのキーワード:「命だけはお許しを」

③偽りの魔女
あなたは魔女に憧れるだけの、魔女ではない存在だ。
魔女になりたくとも魔法が使えなかったため、空き家になった「魔女の家」を勝手に借りて、ずっと「魔女のフリ」をしている。
そんな折、『魔女』として迷い人を助け出したあなたはこう思った。
「この人は、自分を『魔女』と認めてくれるかもしれない」

目的:他人から『魔女』と認められる
あなただけのキーワード:本来の姿

④終わりの魔女
あなたは偉大なる魔女だが、その命はもう残り少ない。
魔女たちが大勢死んでいるそうだが、もはや自分には関係のないことだった。
そんな折、たまたま迷い人を助け出したあなたはこう思った。
「この迷い人は、自分が満足するような終わり方を知っているだろうか」

目的:満足する終わりを迎える
あなただけのキーワード:理想の死に方
※なぜ死期が近いのかは自由に設定してよい(病気/呪い/寿命/約束など)
————————

B.騎士のウラリスト
①忠義の騎士
あなたは王国の騎士団に所属する騎士であり、
平和のために魔女たちを処刑しなければならない。
新たに見つけた魔女を油断させようと、
あなたは単身、怪我人を装って「魔女の家」へと入り込んだ。
まんまと自分を迎え入れる魔女を見て、あなたはこう思った。
「この魔女を、生きたまま火炙りにしてやろう」

目的:魔女を火炙りにする
あなただけのキーワード:光る騎士勲章

②死にたがり
あなたは王国の城下に住む無辜の人だったが、もはや生きる気力がなかった。
この世を去るつもりで、森の奥深くにあるという「魔女の家」を目指し歩いたのだ。
自分を助け出してくれた魔女を見て、あなたはこう思った。
「この魔女なら、生きていても仕方のない自分を殺してくれるだろうか」

目的:魔女に殺される
あなただけのキーワード:ただひとつの願い
※生きる気力がない理由(過去)は自由に設定してよい

③逃げた罪人
あなたは王国の地下牢から逃げ出してきた罪人だ。
命からがら逃げだした先には噂に聞いていた「魔女の家」があり、
ここをしばらく隠れ家にしようと決めた。
自分を助け出してくれた魔女を見て、あなたはこう思った。
「いつか誰かに告げ口するかもしれない。この魔女が邪魔だ」

目的:魔女を殺す
あなただけのキーワード:壊れた手枷
※罪の内容は自由に設定してよい

④遠い日の子供
あなたは幼い頃、魔女に一度、命を救われたことがあった。
遠い日の記憶であり魔女の姿はもう朧気だが、あのひとが魔女狩りで死ぬのは嫌だ。
自分を助け出してくれた魔女を見て、あなたはこう思った。
「もしこの人があのときの魔女ならば、今度は自分が救いたい」

目的:命の恩人である魔女を助ける
あなただけのキーワード:「私のことを覚えていない?」
————————

学園に眠るグリモワール

 その学園には伝説の魔導書の噂がある。
 曰く、百年に一度、もっとも強く魔導書を求めた者のもとにのみ現れる。
 曰く、その魔導書を手にした者は、ありとあらゆる魔法を修めることができる。
 曰く、学園は、百年周期で歴史に名を残す大魔法使いを輩出している。
 そして、今年は、ある大魔法使いがその才を見出された年からちょうど百年だという。

—————–
・【オモテ】リスト
▼占術学
 あなたは占術学を得意とする学生だ。
 クリスタルでできたペンデュラムのイヤリングを常に身につけており、
それを用いて比較的精度の高い占いや探し物ができる。
 あなたの優れた占いの能力はきっと魔導書へと近づく助けになるだろう。

▼飛行術学
 あなたは飛行術を得意とする学生だ。
 空飛ぶ箒をよく携帯しており、
どんなに高いところや飛ぶのが難しいところでも自由自在に飛び回ることができる。
 あなたの優れた飛行能力はきっと魔導書を探し出す助けになるだろう。

▼魔法薬学
 あなたは魔法薬学を得意とする学生だ。
 常に幾つかの魔法薬の材料を持ち歩いており、
 それらを用いて即興で魔法薬を作り出すことができる。
 あなたの優れた調合技術は魔導書探索できっと助けになるだろう。

▼呪文学
 あなたは呪文学を得意とする学生だ。
 常にあなたの誕生樹で作られた杖を持ち歩いており、
 それを用いれば呪文を唱えずとも魔法を発動させることができる。
 あなたの優れた魔法技能はきっと魔導書を見つける助けになるだろう。
—————–

・【ウラ】リスト
▼禁忌を求める天才
 あなたは非凡な才能と魔法センスの持ち主だ。
 しかし、それゆえにこの学園から得る学びに限界を感じている。
 そんなあなたがこの学園に来たのは、ひとえに魔導書の伝説を聞いていたからだ。
 あなたは天才であるがゆえに、平凡な日常に退屈している。
 天才であるあなたには常人の上をゆき、あっと驚かせる何かが必要だ。
 例えば、魔導書に記されているはずの禁術のようなーー。

目的:魔導書を手にして禁術を身につける
キーワード:私ほどの天才にかかれば

▼恋愛脳
 あなたは非常に惚れっぽい。
 ロマンチックな恋愛小説が大好きなあなたは、しかし、惚れっぽい性質や夢見がちな性格が災いしてか、なかなか恋人ができないし、できたとしても長続きしない。
 しかし、あなたは誰かに本気で惚れられてみたいし、小説みたいな大恋愛がしてみたい。

目的:魔導書を手にして本物の惚れ薬を作る
キーワード:この間読んだ小説では

▼替え玉
 あなたは実は魔法使いではない。
 なんらかの事情があって、とある人物の替え玉としてこの魔法学園で生活している。
あなたが名乗っている名は本来ならこの学園の生徒になるはずの人物のもので、
魔法使いのように振る舞えているのもあなたの努力とその人物の協力によるものである。
 あなたは、この学園で過ごすうちに、いつしか本当に魔法使いとして、そして自分自身としてこの学園で堂々と生活したいと考えるようになっていた。

目的:魔導書を手にして本物の魔法使いになる
キーワード:(キャラクターの名前)なら……いや、私なら、

▼異世界転生者
 あなたは異世界転生者だ。
 ある日目が覚めたら、自分のいた世界とは違う世界で魔法学園の生徒になっていた。
幸か不幸か、あなたにはこの世界と元の世界の両方の記憶と知識がある。
急に目覚めた見知らぬ世界でもなんとかやっていけたのはそのおかげだろう。
 しかし、あなたにはまだ元の世界でやり残したことがある。
完全にこの世界の住人になってしまうわけにはいかない。

目的:魔導書の力で元の世界に戻る
キーワード:こっちでもアレが使えれば
—————–

叶えては海の下で

 「叶えて」は祈りの言葉であり、あまりにも切実な欲望の声だ。
 海の魔女はいつだって平等に、その祈りを――その欲望を――聞き届けてきた。
 人魚たちは、海の魔女に「叶えて」と願えばいい。
 でも……海の魔女は、誰に「叶えて」と願えばいい?
 心あるものは、何かを願わずにいられない。

 ――誰にも祈れず、誰にも「叶えて」と願えない、そんな君のもとへ。
 その望みを叶えたいという欲のためだけに、ただの人間は海へと飛び込んだ。

—————————

【オモテ】リスト
①自殺未遂
 あなたは自殺未遂した美しい人間だ。
 絶望か、衝動か、事故か、あなたは《海の魔女》がいる海域に身を落としてしまった。
 あなたは死を前にして《海の魔女》に助けを乞い、生き延びた。

②海の魔女
 あなたは《海の魔女》と呼ばれる存在だ。
 博愛か、義務か、商売か、あなたは自分なりの理由で数多の願いを叶えてきた。
 とある日、あなたは死にかけた人間の願いを聞き、命を助けた。
—————————
【ウラ】リスト
①自殺未遂の【ウラ】:①再会と希望
 あなたはかつて《海の魔女》に救われた。
 海で溺れてしまった際、助けを求めるあなたを救ったのが《海の魔女》だ。
 それ以来、《海の魔女》のことをずっと想い続けてきた。
 あなたがこの海へ身を落としたのは、《海の魔女》に再会できるのではないかと思ったからだ。
 相手が昔の自分を覚えてなくとも、自身の命を救った《海の魔女》のことを知りたい。
 そして《海の魔女》が何かを望むなら、叶えたいと思っている。

○目的:《海の魔女》の『叶えたい願い』を聞き出して叶える。
○あなただけのキーワード:「君の願いを叶えるのが僕(俺・私)の願い」
—————————

②海の魔女の【ウラ】:②魔女の諦観
 あなたには《海の魔女》としての力がほとんど残っていない。
 代々続く《海の魔女》たちがそうしてきたように、
 力を受け継がせ、世代交代をするときが来たのだ。
 あなたには個人的な願いがあるが、それが叶うことはないだろう。
 あなたは自分の願いを叶えることができないが、他者の願いなら叶えることができる。
 この魔法の力を譲るために、誰かに願ってもらわねばならない。
 そのために溺れた人間、《自殺未遂》した者を海中に留める形で助けたのだ。

○目的:《自殺未遂》した者に、『次の《海の魔女》になりたい』と願わせる。
○あなただけのキーワード:「私(僕・俺)の願いは叶わない」
—————————

クイーンマリーにさよならを

幼心の故郷×冒険×別れの時 
「きっと魔法遣いだったあなたたちへ」参加シナリオ

●あらすじ
幼い日、その宝石を枕元に置いて眠れば
いつでも訪れることのできた、夢の王国。

大人になって、
とても辛いことがあった、ある日。
ふと気づけば、あなたは再び
その懐かしい風景の中に立っていた。

もう二度と、
帰らなくてもいいんだよ、と
囁く声は、誰のもの――

●シナリオ情報
▼参加人数:3~4人
▼所要時間:1~2時間
▼形式:エチュードモード
▼採用ルール:なし
▼その他:内容の変更OK、続編作成OK、配信OK
▼このシナリオには以下の要素が含まれています:
幼い日に夢見た王国、懐かしい友人、別れ、(場合によって)キャラクターの精神の崩壊

—————

●【オモテ】リスト
・「王族」
・「騎士」
・「妖精」
・「道化」

●【ウラ】リスト
・夢見た人
・夢の親友
・夢の王
・夢の悪魔

—————

【オモテ】リスト
▼「王族」
 夢の王国の大きなお城に住む王族。
 王、女王、姫、王子など、詳細な立場は自由に設定してよい。
 今は城を出て、王国の各所を悪夢で侵す「夢の悪魔」を探す冒険をしている。

▼「騎士」
 「王族」を守る騎士。王国の子供たちの憧れの存在。
 剣術に長けた騎士、魔法を使う騎士、動く鎧の騎士など、姿や戦い方は自由に設定してよい。

▼「妖精」
 ウサギ、猫、子熊など、動物の姿をベースにした妖精。人間の言葉を話すことができる。
 夢見た人が持っていたぬいぐるみや、描いた絵、好きなキャラクターなどが元になっている。

▼「道化」
 王族に仕える道化。派手な服装に身を包む。
 手品や楽器演奏、歌やジョークなど、何かしらの得意分野を持っている。
—————

●【ウラ】リスト
▼夢見た人
この世界を夢見て作り上げた、夢の主たる人間。
現実世界で何かとても辛い思いをした後、久しぶりに夢の王国にやってきた。
あなたは、『開始時点では』「夢の王国」を出てゆく理由を持たない。

あなただけのキーワード:ここにいるよ
目的:「夢の悪魔」を見つけて倒し、「夢の王」を守る。
※アイテム「紫のペンデュラム」を持っています。
—————
▼夢の親友
夢の王に仕える、夢の王国の住人。「夢見た人」が幼い頃から彼/彼女の友人だった。
「夢見た人」に強い思いを抱くあなたには、あなただけが持つ力がひとつある。万一の際にはそれを使って「夢見た人」だけでも助けるようにと「夢の王」から命じられている。

あなただけのキーワード:君を信じてる
目的:「夢見た人」を夢の外に連れ出す。
※いっしょに夢の外に出る。これを行うと、あなたは間もなく夢の王国からも現実世界からも消えてしまう。
—————
▼夢の王
夢の王国を管理し、守る立場にある者。「夢見た人」が幼い頃から彼/彼女を見守ってきた。
長年「夢の悪魔」との戦いを続けてきたが、退けることはかなわなかった。このままでは王国は歪められ、「夢見た人」を閉じ込めてしまう。
残された唯一の手段は、「夢見た人」が持っているこの王国の鍵たる宝石だ。

あなただけのキーワード:私の責任
目的:「夢見た人」から「紫のペンデュラム」を受け取り、夢の王国を解体する。
—————
▼夢の悪魔
夢の王国を侵食する悪魔。「夢見た人」がやってこなくなった頃に現れ、じわじわと夢を侵しながら力を蓄えてきた。
強力な悪魔として成長したあなたを、もう「夢の王」ですら追い出すことはできない。さっさと王を取り込み、あなた好みの悪夢の王国を作って、「夢見た人」と永遠に遊び続けよう。

あなただけのキーワード:楽しければいいじゃないか
目的:「夢の王」を取り込み、「夢見た人」を夢の王国に留まらせる。
—————

夜に囁くシャルム

ねえ、夜の魔法を知っている?
子どもだけに許された、願いを叶える素敵な魔法。

猫の目みたいな月がのぼる晩。
大人たちに見つからないように、こっそりベッドを抜け出して。
星々きらめく屋根裏部屋で、秘密のお茶会を開くのよ。

砂糖をまぶしたスミレの花に、とろけるようなチョコレート。
紅茶には黄金の蜂蜜をひと匙垂らしましょう。

そうして、みんなで唱えるの。
夜よ、夜よ、どうぞ私たちの声を聞き届けてください ───

輝くペンデュラムは運命の道しるべ。
水晶の振り子に願いを託して、子どもたちは夜と遊ぶ。

これはいつか魔法遣いだった少年少女の、秘密の夜の、秘密のおはなし。

─────

■ シナリオ概要
フレーズ :全寮制学校 × 夜のお茶会 × 願い事
参加人数 :2人~5人
所用時間 :1時間~
モード :エチュードモード
採用ルール :【オモテ】が全部同じ / 【ウラ】が被ってもOK / 全員登場チャプター
その他 :内容の変更OK / 続編作成NG / 配信OK

このシナリオには以下の要素が含まれています:
「全寮制学校」「子どもだけの秘密」「願いが叶うのは一人だけ」

■ こんな人におすすめ
・全寮制学校の生徒を演じたい。
・大人には話せない秘密を友人たちと共有したい。
・「夜のお茶会」や「一度だけ試せるおまじない」のフレーズに惹かれる。
・不思議な夜の思い出を作りたい。

─────

■ 【オモテ】
あなたは『学園』の生徒だ

■ 【ウラ】
あなたは確かめる / あなたは出会う / あなたは欲する / あなたは覗く / あなたは抗う

大罪魔女のティーパーティー

お茶会に集まった魔女たち。
七つの大罪を冠する魔女になって、コミカルでドタバタな群像劇を楽しんでください!

ーーーーー
お茶会×秘めごと×七つの大罪
人数:3~7人(専任GMを置くなら最大8人)
時間:1~4時間(人数による)
モード:エチュード
採用ルール:主演固定/独白チャプター/第三者同席/ファイナルチャプターが複数
その他:シナリオ内容の変更OK、配信OK、続編作成OK

このシナリオには以下の要素が含まれています:
 ちゃん付け、かけひき、悪質な金融商品への勧誘、胸焼けするほどの高カロリー、恋愛、魔法によるご都合的な展開
ーーーーー

英雄・冒険者・勇者魔王系統

終末の星が降ってきたのなら

異世界から意思を聞かれることもなく
召喚された勇者と、

勇者という立場を目指して努力してきたのに、
それを奪われることになった騎士による

二人の旅を体験できるシナリオです。

用意されているウラを選ぶことで甘い感情をお互いに抱くこともできますし、
仄暗い感情を抱くこともできます。

互いが互いに対して加害者であり被害者でもある二人のやり取りをお楽しみください。

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愛憎×異世界×執着
参加人数:2人(専任GMを入れても大丈夫です)
所要時間:1時間〜3時間程度が目安
形式:シネマティックモード
採用ルール:ウラが複数、独白チャプター
その他:内容の変更OK、続編作成OK、配信OK
このシナリオには以下の要素が含まれます。
戦闘、巨大な感情、愛憎・恋愛・裏切り・キャラクターの敵対と死亡(シナリオ展開次第)

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【あらすじ】
勇者と騎士の二人旅は続く。
全ては悪なる魔王を倒すため。
剣を振るい、魔法を放ち、草原を旅する。

異世界から意思を無視して召喚された勇者と栄光の立場を奪われた騎士。
互いが互いに抱く感情はなんだろう?
友情? 愛情? 信頼?
それとも憎悪――?

感情が交錯する二人の旅は無事に終わるのだろうか。
終末の星が降ってきたのなら、相手に対して素直になれるだろうか――?

————————–

【オモテ】

・勇者
あなたは勇者だ。
剣を振るい、魔法を放って悪を打ち倒し、弱きを守る救世の英雄である。
明るくて人々の希望に答えるこそが一番の望みだ。

……少なくとも表面上はそう見える。

そう、あなたは異世界からこの世界へやってきた。

家族や友人、元の世界から強制的に引き離され見知らぬ世界、
他人のためにあなたは身を血と泥で汚す。

まるで献身せざるを得ない奴隷のように。
————————–

・騎士
あなたは騎士だ。
勇者を召喚した国の王族として生まれ、かの英雄を守り付き従う騎士である。
勇者を献身的に支える姿は流石は当代一の騎士として誉れ高い。

……少なくとも表面上はそう見える。

そう、あなたは勇者に付き従わなければならない。

次代の勇者として選ばれるために幼少期から必死に努力していたはずなのに、
召喚された英雄が
あなたの得るはずだった栄光を全て奪っていったのだとしても。

————————–
【ウラ一覧】
愛情
憎悪
憎愛

孤独(勇者)
依存(勇者)

執着(騎士)
葛藤(騎士)
————————–

【勇者用のウラまとめ】 
・愛情
あなたは騎士のことを愛している。
家族や友人から引き離された身に彼/彼女の献身は優しく、温かく心に染み入った。
騎士の眼差しが自分にだけ注がれればいいのにと夢想してしまう。
近くで剣を振るい、時には寄り添って眠る。
そんな日々が大切で愛おしい。星が見えない夜も騎士と共にいるなら安心できる。
目的:告白する
あなただけのキーワード:大切

・憎悪
あなたは騎士のことを憎んでいる。
騎士はあなたを召喚した国の王族だ。
つまりあなたを奴隷のような存在に貶めた犯人の一員である。
なぜ、騎士が自分に付き従うような真似をするのかもわからず薄気味悪い。
のうのうと生きている彼/彼女が許せない。
自分は元の世界から強制的に連れてこられたのだから騎士もそれに見合う代償を払うべきだ。
目的:騎士に復讐する。
あなただけのキーワード:恨み

・憎愛
あなたは騎士のことを憎んでいるが、惹かれていもする。一心に憎むことが、あるいは愛することができればよかったのに――。
心は引き裂かれ定まらない。
自分を召喚した国の王族、怨敵であるはずなのに彼/彼女に恋してしまう心を止められない。
騎士が笑う、美しい、いや違う、許せない、許せない、はずなのだ……! 
目的:思いの種類を確かめる
あなただけのキーワード:恋

・孤独
あなたは家族や友人たちが待つ元の世界に戻るために必死だ。
国王に脅されるようにして任された勇者としての責務。それはひどく重くてつらいものだ。
騎士を信頼しているし、楽しいこともある。
それに、困った民の力になりたい、助けたいと思う気持ちもあるが、時折寂しさに耐えきれない夜がある。
目的:自分の世界へ帰るため努力する
あなただけのキーワード:元の世界

・依存
あなたは騎士に依存している。
彼/彼女の血族によって喚び出された異界の地。
馴染みのない冷たいそこで頼れるのは常に側にいてあなたを守ってくれる騎士だけ――。
そんな状況であなたが彼/彼女に依存しないほうがおかしいのだ。
騎士の近くで、誰よりも傍にいる存在として扱われたい。あなたは彼/彼女に溺れている。
目的:騎士に捨てられないようにする。
あなただけのキーワード:居場所
————————–

【騎士用のウラまとめ】

・愛情
あなたは勇者のことを愛している。
家族や友人から見放され、勇者としての活躍を勝手に諦められた。消沈する身に彼/彼女の気遣いは優しく、温かく心に染み入った。
勇者の眼差しが自分にだけ注がれればいいのにと夢想してしまう。
近くで剣を振るい、時には寄り添って眠る。
そんな日々が大切で愛おしい。星が見えない夜も勇者と共にいるなら安心できる。
目的:告白する
あなただけのキーワード:幸福

・憎悪
あなたは勇者のことを憎んでいる。
幼少期から次代の勇者として選ばれるために励んできた。
それなのに彗星のごとく現れた彼/彼女は自分が得るはずだった栄光の地位を奪った。
立場もわきまえずに振る舞う勇者に強い怒りを覚える。
のうのうと生きている彼/彼女が許せない。
自分が得るはずだった場所や称賛を奪ったのだから勇者もそれに見合う代償を払うべきだ。
目的:勇者に復讐する。
あなただけのキーワード:憎い

・憎愛
あなたは勇者のことを憎んでいるが、惹かれていもする。
一心に憎むことが、あるいは愛することができればよかったのに――。
心は引き裂かれ定まらない。
自分の立場を残酷に奪っていった怨敵であるはずなのに彼/彼女に恋してしまう心を止められない。
勇者が笑う、綺麗だ。いや違う、許せない、許せないはずなのだ……! 
目的:思いの種類を確かめる
あなただけのキーワード:愛

・葛藤
あなたの心は千々に思い乱れている。
自分が得るはずだった立場を奪った勇者が憎い、しかし懸命に努力する彼/彼女を慕う思いもある。
自分を見放した血族が憎い、思い知らせてやりたい、
でも助けを求める民草は親身になって助けてやりたい――。
救世と復讐、思いは乱れて定まらない。
勇者にどんな振る舞いをするのが「騎士」として正しいのだろう……?
目的:本心からやりたいことを見つける。
あなただけのキーワード:未来

・執着
あなたは勇者に執着している。血族が喚び出し異界に降り立った彼/彼女。
馴染みがないはずの冷たいそこで懸命に戦う勇者から目を離すことができない。
二人きりで生死をかけた戦闘をして、寝食を共にして
―そんな状況であなたが彼/彼女に執着しないほうがおかしいのだ。
勇者の近くで、誰よりも傍にいる存在として扱われたい。
あなたは彼/彼女に溺れている。
目的:勇者が自分の側からいなくならないように立ち振る舞う。
あなただけのキーワード:傍に
————————–

【ストリテラ】勇者が旅立つその前に

――ここは、聖剣と魔法が存在するファンタジーの世界。
 これは、勇者が旅立つ前日の、幼なじみとの物語。

シナリオの概要
「勇者が旅立つその前に」は、
 勇者が旅立つ前日に、勇者とその幼なじみによる交流を描いた前日譚です。
 ふたりは深い関係で結ばれており、心に強い思いを秘めています。
 そんなふたりは勇者が旅立つ前日でのできごとを通して、なにを思うのでしょうか。

勇者×幼なじみ×旅立ちの前日
参加人数:2人(専任GMと俳優ふたりの3人でもOK)
所要時間:1時間~
モード:シネマティックモード
採用ルール:上から順番チャプター/【ウラ】が被ってもOK/独白チャプター
このシナリオには以下の要素が含まれています:
剣と魔法のファンタジー、前日譚、(展開次第で)恋愛、戦闘

こんな人におすすめ
●勇者×幼なじみという、王道の組み合わせを楽しみたい!
●ファンタジー作品の、回想シーンや日常シーンが好きだ!
●ファンタジー作品における、導入のようなシーンを自分たちで作ってみたい!

英雄巡りて

──英雄×犠牲×救済──

とある英雄と故郷を失った一人のシナリオです。
ファンタジー世界観なイメージで書きましたが改変次第でどんな世界観でもできると思います。

————————

▼オモテ
▶英雄
あなたはこの世界の英雄である。
幾多の危機からこの世界を護り、人々から称えられてきた。
内に秘める心はどうであれ、あなたはその期待に応えるよう、今まで数々の者を救ってきた。
今回も英雄としてこの事態をどうにかしないといけないだろう。

▶生存者
あなたはこの集落の唯一の生き残りである。
今まで過ごしてきたはずの集落は、何者かの襲撃により一瞬にして壊滅してしまった。
自分も運命を共にするのだろうと思った時、目の前に一人の人物が現れた。
その人物は自分を英雄だと言った。
————————

▼ウラ
▶英雄ウラ
◆真の英雄
あなたは目の前に困っている人がいれば自然と手を差し伸べる。
ずっとそうやって生きてきたのだ。それこそが自分の在るべき姿なのだ。
生存者をこのまま見殺しになんて出来ない。自分が助けなければいけないと、心から思った。
目的:生存者を救う
あなただけのキーワード:助ける

◆過去の自分
あなたは同じような光景を見たことがあった。
そう、それはかつての自分。自分も同じようにして故郷を失い、二度と同じことを起こさない為に英雄になったのだ。
生存者がどうあれ、自分に似た境遇を前にそれを放っておくことなどできなかった。
目的:生存者と共に歩む
あなただけのキーワード:同じ

◆火事場泥棒
あなたは英雄などではない。壊滅した集落を回っては金になりそうなものを盗んで暮らしている。
今回も盗みにきたところが、英雄と間違われてしまった。
しかし間違われているならば都合が良い。孤児を金にする手段ならいくらでもある。
目的:生存者を利用して金にする
あなただけのキーワード:残ったもの

◆黒幕
あなたは実はこの集落を滅ぼそうとしていた。
適当な集落を滅ぼしては、それを復興させ自分の名声を上げていたのだ。
それなのに、今回は生存者が出てしまった。自分の今までの行為が知られてしまったかもしれない。それだけは避けなければ。
目的:生存者に黒幕であると悟られない
あなただけのキーワード:見ないフリ
————————

▶生存者ウラ
◆恩返し
あなたは目の前に現れた英雄が自分を救ってくれる。そう感じた。
ならば残されたこの命は、英雄のために使おう。この恩を返さないわけにはいかない。
英雄がなんと言おうと、あなたは英雄のためになりたい。
目的:英雄に恩を返す
あなただけのキーワード:ありがとう

◆集落と共に
あなたはいっそこの集落と運命を共にしたかった。
愛する集落が壊滅した今、あなたに生きる希望など最早無いに等しい。
それならば、この集落と共に果てることこそがあなたの最後の望みだ。
目的:集落に残る
あなただけのキーワード:終わる

◆黒幕
あなたは実はこの集落を滅ぼそうと企んでいた。
この集落が憎い。身を削ってでも自分ごとこの集落を滅ぼそうとしていたのに、幸か不幸か生き延びてしまった。
目の前に現れた人物は英雄だと言う。この惨状の原因が自分であると悟られてはいけない。
目的:英雄に黒幕であると悟られない
あなただけのキーワード:知らない

◆忌々しい
あなたは集落を守りたかった。それなのにあなたには力が足りなかった。
そんな中、目の前に英雄が現れた。自分の欲しかった力を持った人物だ。
英雄がもっと早く駆けつけていればこんな惨状にならなかったのに。英雄などただのまやかしだ。
目的:英雄を追放する
あなただけのキーワード:どうして
————————

平穏は薄氷なりや

割れてから気付くもの

王道なファンタジーっぽい何かが書きたかったので書きました
愛されるからって幸せだとは限らないから愛って難しいですね

あらすじ
世界を脅かす魔王が復活し、人々が混迷に陥る時代。
そんな時代に魔王を滅ぼす希望ともいえる存在、すなわち勇者が生まれてから、16年の月日が経った。
今こそ旅立ちの日、悪しき魔王を討伐するのだ。
自国の王にそう命じられた勇者は様々な冒険を繰り広げ、頼れる仲間と旅をしていた。
彼らならきっと魔王を討ち取り、世界に平和をもたらしてくれるだろう。

――本当に?

シナリオ情報
   概要: 勇者×ヤンデレ×鈍感
 参加人数: 4人
 所要時間: 2~3時間
  モード: エチュードモード
採用ルール: これまでのあらすじを作る、独白チャプター、全員登場チャプター、勇者と標的は必ず選ぶ、一部のオモテは共通
  その他: 続編可、配信可、過激な卓のイラスト等はプライベッターなどをご活用ください
   要素: ヤンデレ、鈍感、世界の終わり、キャラクターの死亡、洗脳、カニバリズム

オモテリスト
勇者
あなたは世界に選ばれた勇者である。
この世に復活してしまった魔王を倒すべく、故郷に別れを告げて過酷な旅に出ることとなった。
頼りになるパーティメンバーと共に魔王を倒す、それがあなたに課せられた使命だ。

勇者以外
あなたは勇者をサポートするパーティメンバーである。
ひょんなことから勇者の仲間となり、今日まで様々な困難を共に乗り越えてきた。
世界を脅かす魔王を討伐する勇者の助けとなること、それがあなたに課せられた使命だ。

勇者以外の職業表
参考までにご覧ください。
番号はダイス等のランダム決定用です。

1: 魔術師
2: 僧侶
3: 賢者
4: 盗賊
5: 旅芸人
6: 武闘家
7: 戦士
8: 暗殺者
9: 聖騎士
10:召喚士
———–

ウラリスト

崇拝系ヤンデレ
あなたは標的のことを神のように崇めており、この世で最も尊いと考えている。
正直魔王などどうでもいいし、世界なんて壊れても構わない。
あなたにとって大切なのは標的が汚されないこと、清いままであり続けること、そんな標的を神のように愛することだけなのだから。

目的:標的を汚させない
あなただけのキーワード:その必要はないよ
———–

洗脳系ヤンデレ
あなたは標的のことを愛しているが、今のままでは少し物足りなく感じている。
すべてをあなたに委ね、凭れ掛かり、自分一人では生きていけない程に自分を愛してくれればいいのに。
正直魔王とか世界はどうでもいい、標的が自分しか見えなくなるように洗脳してしまおう。

目的:標的に自分を愛させる
あなただけのキーワード:大丈夫、任せて
———–

依存系ヤンデレ
あなたは標的に依存している。
旅の中で出会った標的は世界で一番輝いて見えた、標的がいたからこそあなたはここまで来れたのだ。
もし、そんな標的が旅の途中で死んだり、魔王に敗れたりしたら、あなたは壊れてしまう。
そうならないためには、標的が使命以上に自分を愛してくれるようにするほかないだろう。

目的:標的に愛される
あなただけのキーワード:ずっと傍に居て
———–

妄想系ヤンデレ
あなたは実は標的の恋人である、それも出会ったその日からの関係だ。
標的とこのことを確認するときはいつもはぐらかされてしまうのだが、きっと照れくさいだけに違いないだろう。
だから、あなたの恋人に横恋慕する不届き者には現実を突きつけなければ。

目的:邪魔者に現実を見せる
あなただけのキーワード:はっきり言ってやれ
———–

他者排除系ヤンデレ
あなたにとって標的と自分以外は邪魔な羽虫でしかない。
勿論普段はそれが露見しないように振舞ってはいるが、我慢も限界というものだ。
それに魔王討伐の旅はあらゆる艱難辛苦が降り注ぐもの。
であれば、脱落者が出てしまうのも仕方のない話ではないか。

目的:邪魔者を全員始末する
あなただけのキーワード:別にいいでしょ?
———–

心中系ヤンデレ
あなたは標的のことを愛している。
愛して愛されてずっとそばにありたいが、同時にあなたはそれができない立場でもあった。
嫌だ、大好きな人を奪われたくない、永遠に寄り添うにはどうすればいいだろう。
……そうだ、標的と共に自分も死ねば、それはきっと永遠になる。

目的:標的と共に死ぬ
あなただけのキーワード:一緒に行こう
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カニバリズム系ヤンデレ
あなたは人肉食に興味を持っており、かつ最初に食べるなら最も愛する人がいいと望んでいる。
解体場所などの準備は整った、あとは標的を言葉巧みに誘い出すだけだ。
そのためにも良き仲間の仮面は被り続け、上手に利用する必要があるだろう。

目的:標的を食べる
あなただけのキーワード:食べて良い?
———–

ヤンデレの標的
あなたはヤンデレの標的である……らしい。
というのも、あなたは『ヤンデレ』が何のことだかさっぱり分からないのだ。
モンスターや呪詛の類ではないとのことなので一安心はしている、
そんなことより自身に課せられた使命をまっとうせねば。

目的:自分の役目をまっとうする
あなただけのキーワード:うん、そうだな!
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綺縁再逢 ~ 見習い司祭とお尋ね冒険者

 きょうだい × 生き別れ × 冒険者 × 司祭

 幼いころにわかれた兄妹が再開するも、お互いの正体がわからず――

 ミッションを通して、すこしずつ相手の正体に気づいていくシチュエーションです。



オモテリスト
・お尋ね冒険者
・榮光教会の司祭見習い

ウラリスト
・みずからの振る舞いに負い目がある兄
・冒険者への憧れを捨てきれない妹

ストリテラ「勇者と魔王が仲良くなったら。」

・シナリオ概要
「勇者と魔王が仲良くなったら。」は魔王と勇者そしてその仲間だった者達がふとした世界のバグによって地獄の日々から理想の楽園を手に入れるお話です。
剣と魔法を舞台にした儚く選択を迫られる世界を舞台に、現実に進むかそれとも夢の世界でたゆたうかを決めていただきます。
勇者も魔王もこの世の理不尽と身勝手、全ての責任を押し付けられた存在でありお互いは宿敵としてある種の敬意を抱くような間柄です。
現実に戻り全てを身勝手を身に受けるか、それとも楽園でたゆたうか。
それはあなた達次第です。
――――――――――――――――――
剣と魔法×夢の世界×歪んだ友情
最大参加人数・5人(GM含む
モード・エチュードモード
採用ルール・途中で全員集合/シーンの追加/聖剣と魔剣の名前
その他・内容変更OK/続編作成OK/配信OK


————————–

オモテ、ウラ

・オモテ1「冒険者の剣士」
あなたはこの街で魔物を倒したり宝箱を見つけたり様々な冒険をして日銭を稼ぐ剣士だ。

・オモテ2「冒険者の魔法使い」
あなたはこの街で魔物を倒したり宝箱を見つけたり様々な冒険をして日銭を稼ぐ魔法使いだ。

・オモテ3「冒険者の盗賊」
あなたはこの街で魔物を倒したり宝箱を見つけたり様々な冒険をして日銭を稼ぐ盗賊だ。

・オモテ4「冒険者の聖職者」
あなたはこの街で魔物を倒したり宝箱を見つけたり様々な冒険をして日銭を稼ぐ聖職者だ。

――――――――――――――――――

・ウラ1「あなたは人間の勇者だ。」
あなたは自身が勇者であるということを忘れている。
魔王との対決、共に歩んだ仲間達が死に絶えた後、魔王の魔剣と勇者の聖剣がぶつかりあったと
き、気づくとあなたは全ての記憶を無くし、自分を自由気ままな冒険者だと思いこの街にいた。
だが、あなたはちょっとしたきっかけがあれば勇者としての全ての記憶を取り戻すだろう。
沢山の誰とも知らない人間の救いになり、どんな傷を負ったとしても関係のない、人間の世界を必ず救わなければならない。
あなたは勇者なのだから。

■目的
あなたはこの世界を出て魔王を倒し勝利する。

■あなただけのキーワード
私は勇者だから
————————–

・ウラ2「あなたは魔族の魔王だ。」
あなたは自身が魔王であるということを忘れている。
勇者との対決、全ての家臣が倒れ、
勇者の聖剣と魔王の魔剣がぶつかりあったとき、
気づくとあなたは全ての記憶を無くし、自分を自由気ままな冒険者だと思いこの街にいた。
だが、あなたはちょっとしたきっかけがあれば魔王としての全ての記憶を取り戻すだろう。
沢山の魔族の狂気を背負い、忌々しくそして全ての魔族が憎悪する人間を倒さなくてはならない、
魔王に生きる意味など見いだせていないが人間の勇者と戦うのは楽しかった。
だから、あなたは勇者と戦ったのだ。

■目的
あなたはこの世界を出て勇者と戦い勝利する。

■あなただけのキーワード
満足気に微笑む
————————–

・ウラ3「あなたは勇者の仲間だ。」
あなたは自身がもうすでに死んだ勇者の仲間であることを覚えている。
死の間際、勇者の聖剣と魔王の魔剣がぶつかり合い、気づくとこの夢の世界にいた。
そこには勇者と魔王がいて、2人楽しそうに笑い合っており、
ここが2人の望んだ楽園だと記憶のあるもう1人と認識した。
勇者が幸せなら、もうそれでいいのだろうかと思えた。
現実で全ての理不尽を背負わされている勇者を知っているあなたにはここが楽園に見えたのだ。
■目的 この楽園を守るor勇者の説得に応じる
■あなただけのキーワード
 楽園を守る場合→あなたは救われるべきだ。
 勇者の説得に応じる→あなたは勇者なんだな。
————————–

・ウラ4「あなたは魔王の家臣だ。」
あなたは自身がもうすでに死んだ魔王の家臣であることを覚えている。
死の間際、魔王の魔剣と勇者の聖剣がぶつかり合い、気づくとこの夢の世界にいた。
そこには魔王と勇者がいて、2人楽しそうに笑い合っており、
ここが2人の望んだ楽園だと記憶のあるもう1人と認識した。
魔王が幸せなら、もうそれでいいのだろうかと思えた。
現実で全てのワガママを背負ってしまった魔王を知っているあなたには、ここが楽園に見えたのだ。
■目的 この楽園を守るor魔王の説得に応じる。
■あなただけのキーワード
 楽園を守る場合→あなたは自由であるべき。
 魔王の説得に応じる→あなたは魔王なのですね。
————————–

リッチの大墳墓

人智の及ばない遠く離れた魔境。
そこには難攻不落のリッチの墳墓がある。
挑むのは勇敢なる冒険者のパーティ―――

一人は、武練の極みに至った戦士(ファイター)
一人は、神の奇跡を顕現せし神官(クレリック)
一人は、鍛え抜かれた技で相手を翻弄する盗賊(ローグ)
一人は、時すら意のまま操る魔法使い(ウィザード)

その心の内に宿る思いはーーー

(まずい。冒険者じゃないとバレたらパーティを追放されてしまう!)

その実態は右往左往しながらもここにたどり着いてしまった一般人
冒険の心得なんて知らないし、魔法も武器もまともに使えない。

リッチは墳墓の最奥にて待つ、
理不尽な罠をすべて突破し、
彼の元にたどり着く勇敢なる者を……
こみ上げる笑いを抑えながら。

「リッチの大墳墓~冒険者じゃないってバレたらパーティを追放されてしまう~」
いざ開演!

ローグライク

【迷宮攻略×恋愛×裏切り】
参加人数:3〜4人(専任GMがいる場合5人)
所用時間:2時間程度
モード:エチュードモード
採用ルール:オモテが全員同じ
フレーズ:迷宮探索、モンスター、罠
その他:内容の変更OK、続編作成OK、配信OK
このシナリオには以下の要素が含まれています:罠にかかる冒険者、モンスター、山椒魚

〜あらすじ〜
 とある王国の付近に迷宮がありました。かつての偉大な魔術師イェンダー。彼の墓に収められた魔除けの魔力が、迷宮を生成しているのでした。迷宮は魔力に溢れ、モンスターや、時には財宝を生み出しています。迷宮に眠る宝を求めて、多くの人がローグ(盗掘家)となりました。また、王国としても迷宮を驚異と考えて、ローグに迷宮の攻略を依頼しています。
 あなたはそんなローグの一人となります。

——————

オモテとウラ
オモテ(全員共通)
・ローグ
 あなたは宝を求めて、あるいは王の命令に従って迷宮に挑むローグだ。
——————
ウラ
・恋するローグ
 あなたには好きな人がいる。
数年前、一攫千金を求めてローグとなり迷宮に挑み始めた彼(彼女)。
日常からは遠い世界に行ってしまいそうで、少しでも近づきたくて、彼(彼女)と同じローグとなった。
でも未だ、思いを伝えられずにいる……
目的:好きな人に告白する
あなただけのキーワード:一緒にいたい、伝えたいことがある

・魔法生物のローグ
 あなたは魔術によって造られた生命だ。
かつての大魔術師が、自らの墓を荒らす者たちをこらしめるために作った魔法生物。
あなたはそのうちの一体である。
迷宮で捕われたローグは新たな魔法生物の材料となる。
あぁ、今日もまた、材料たちがやってきたぞ。
騙して罠にかける時間だ。
目的:ローグたちを捕える
あなただけのキーワード:主の命令により

・サンショウウオ型ローグ
 あなたは迷宮の最深部手前まで進んだことがある。
だがもう一歩というところで、変化の罠が発動し、サンショウウオの姿となってしまった。
なじんだ武器を扱う手指は、赤ん坊のような形に。
あえなく撤退したが、なんとか元の姿に戻りたい。
再び迷宮に挑むこととなる。
目的:元の姿に戻る
あなただけのキーワード:知っている罠

・魔術師見習いのローグ
 あなたは魔術師見習いだ。
実はイェンダーはまだ生きている。
直接会って魔術を学んで来なさい、と言われてローグとして迷宮へ送り出された。
目的:イェンダーに会う
あなただけのキーワード:実は生きている
——————

なんで魔王軍四天王!?

 魔王城攻略を目指す勇者一行が、ある日突然、魔王軍の新四天王である魔物の姿に変えられてしまうという特殊なシナリオです。
 慣れない魔物の身体に四苦八苦しながらも、
他の魔物に正体がバレないように、四天王のフリをしてやりすごす勇者一行。
 そんな勇者たちの様子を見て、影でほくそ笑む魔王。
 
 実は、この魔王城は夢魔が作り出した夢の中。
 四天王・夢魔が化けている魔王の正体を見抜き、悪夢から脱出できるのか!?
 それとも、悪夢に屈して身も心も魔王軍四天王になってしまうのか!?

====================
ファンタジー×魔物化×正体隠蔽
参加人数:3~5人 所要時間:1時間~
モード:エチュードモード
採用ルール:これまで倒してきた四天王との激闘を振り返る
その他:内容の変更OK、続編作成OK、配信OK
このシナリオには以下の要素が含まれています:

(展開次第で)異形化&催眠&悪堕ち

【オモテ】
・ドラゴン
・ハーピー
・マーメイド
・スライム
・ヘルハウンド
・ラミア
・アルラウネ
・ケンタウロス
・アラクネ
・サキュバス/インキュバス

【ウラ】
・元勇者
・元王女
・元魔法使い
・元僧侶
・黒幕の夢魔

学生:ファンタジー舞台

銀は月夜に嘲笑う

あらすじ
19世紀イギリスロンドン郊外。
そこに存在する全寮制学校「イースタンカレッジ」に通うあなた達。
友人同士でありながら、様々な立場に立つあなた達は学校生活の中で各々の目的を達成しようと動いていた。

シナリオ概要
信仰×学園×19世紀イギリス
参加人数:5人
所要時間:1時間~
モード:エチュードモード
採用:共通オモテ、途中全員参加、ダイスを使う
その他:内容変更、続編作成、配信OK

▲このシナリオには以下の要素が含まれています
友達との敵対、展開次第でキャラクターの死

配役リスト
【オモテ共通】
・全寮制学校の生徒

【ウラ】
・悪魔
・魔女
・聖職者
・天使
・殺人鬼

—————–
悪魔
あなたは悪魔だ。
人と契約し、堕落させ、魂を奪うために、人間界へやってきた。
あなたはこの学園に邪悪な気配があることを察知して、生徒のふりをしてもぐりこんでいる。
そうして学園の中で、契約を交わせそうな者を探している。
あなたの目的
誰かと契約を交わすこと
あなただけのキーワード
堕落
—————–

魔女
あなたは魔女の末裔だ。
先の魔女狩りによって仲間のほとんどが奪われてしまった。
魔女というだけで何の罪もない仲間たちが殺されたことで、あなたは人間を憎んでいる。
学園に隠されているという魔導書を見つけて人間に復讐しようと、この学園にもぐりこんだ。
あなたの目的
人間へ復讐すること
あなただけのキーワード
魔法
—————–

聖職者
あなたは熱心な信仰者だ。
神を信じ、神の掟に背くことは悪だと考えている。
そんな風に幼いころから信仰を捧げていたあなたのもとに神からの啓示を得た。
この学園に悪しきものがいるという。
あなたは神の名のもとに悪しきものを排除しなければならないと考えている。
あなたの目的
悪しきものの排除
あなただけのキーワード
神のお告げ
—————–
天使
あなたは天使である。
あなたは神に使わされて人間界に降りてきた。
心が美しく、信仰が厚いものを天使として天国に迎え入れるためだ。
それはそれとして下界が楽しいので人間として楽しんでいたら、神から催促が来たので誰か天使にできる人を探している。
あなたの目的
誰か一人を天使にする
あなただけのキーワード
天国
—————–
殺人鬼
あなたは殺人鬼である。
子供ながらにこれまで多くの人を殺してきた快楽殺人者だ。
しかし、最初は楽しかった殺しも最近はマンネリ化してきて、あまり面白みがない。
そんな時、この学園に悪魔を呼ぶ本があると噂を聞いたあなたは、悪魔の力があれば、もっと派手で楽しい殺しができるとその魔導書を探している。
あなたの目的
派手で楽しい殺しをする
あなただけのキーワード
悪魔
—————–

キャンペーン関係

丘の上の約束

このシナリオは、人間と任意の動物の子の離別と再会を描くキャンペーンシナリオです。

人外人間×種族対立×離別と再会

参加人数:2人
所要時間:2時間~
モード:シネマティックモード
採用ルール:キャンペーン、人外の種族を決める
一話目ルール:【ウラ】が共通
二話目ルール:【オモテ】と【ウラ】がセット、独白チャプター、上から順番チャプター
その他:内容の変更OK、続編制作OK、配信OK
このシナリオには以下の要素が含まれています:
 人外人間、種族間の深刻な対立
このシナリオには以下の要素を含ませられます:
 死別、心中、自己犠牲

***

 20XX年、人類を脅かす知的生命体が現れた。
 かつて猿が人間へと進化したように、■■は人間と同等か、それ以上の知恵をつけた。
 やがて二つの種族は対立し、争いへと向かっていく。

 これはそんな世界の中で生まれた、一人と一匹の絆の物語。

***

【オモテ】リスト
・人間の子ども
あなたは人間の子どもで、現在七歳だ。
人間と■■の住む場所を隔てている丘の上で、■■の子どもと出会い、友達になった。

・■■の子ども
あなたは■■の子どもで、現在七歳だ。
人間と■■の住む場所を隔てている丘の上で、人間の子どもと出会い、友達になった。

ハロウィン

ハロウィンのやくそく

ハロウィンの夜。
お化けの仮装をした人間と、人間のふりをしたお化け。
別々の世界に暮らす二人が出会い、友達になった。
「来年もまた会おう」と約束して別れた二人。
会えない日々はあまりにさみしく、二人はそれぞれ一生懸命探したのです。
『ずっと一緒にいる方法』を……そして、見つけた。
一年後。
お化けと人間はそれぞれ決意を秘めて再会します。
手をとりあって帰るのは、お化けの世界と人間の世界、果たしてどちらでしょう?
———————

配役リスト【オモテ】
俳優1:お化けの仮装をした人間
あなたは人間だ。
ハロウィンなのでお化けの仮装をしている。
一年前に俳優2と出会い、楽しい時間をすごした。
「来年も会おう」と約束した。
俳優2が好き。ずっと一緒にいたい。
約束通り、俳優2に会いにきた。
俳優2がまったく変わっていないのを見て驚いている
あなたは俳優2に見せるために一冊の絵本を持ってきた。
★あなたは絵本「顔の森」を持っている。

俳優2:人間のふりをしたお化け
あなたはお化けだ。
年に一度、ハロウィンの夜だけ人間の世界に来られる。
まぎれこむため、「お化けに仮装した人間」に化けている。
一年前に俳優1と出会い、楽しい時間をすごした。
「来年も会おう」と約束した。
俳優1が好き。好き。大好き。ずっと一緒にいたい。離れたくない。
約束通り俳優1に会いにきた。
俳優1がこの一年で変化したのを見て驚いている。
★あなたはカボチャのランタンを持っている。これが消えたら、帰る時間

———————

配役リスト【ウラ】と目的
俳優1
会えない間、あなたは俳優2を探した。しかし、見つけることができなかった。
かわりに見つけたのは絵本「顔の森」。
あなたは気付いた。これは俳優2の物語だ。
絵本に書かれたことをヒントに、俳優2をつれ戻そう。
★目的:俳優2と一緒に『こっち側』に帰る

俳優2
あなたは元は人間だった。本当の顔を無くしてお化けになった。
 だから決して人前では仮面を外さない。
仮面の下には、ぽっかりと黒い穴が開いている。
お化けは成長しない。変化もしない。だけど人間はちがう。
このままでは俳優1はどんどん先に行ってしまう。
置いてゆかれるのは絶対にイヤだ。
★目的:俳優1を『こっち側』につれてゆく
———————

ハロウィンナイトにTrick or Treat!

 今日はハロウィン。
 あなたたちこどもが楽しみにしているのは、
 家々を回ってトリックオアトリートと叫んでお菓子をもらうことだ。

 大人たちも気合いを入れて不気味な装飾をしたり、お菓子を用意したり、
 仮装をしてこどもたちを待っている。
 さぁ、お菓子をもらいに街を歩こう。

 ーーところで、ねぇ、知ってる?
ハロウィンの夜は、こどもたちの中にこの世ならざる者が紛れ込むことがあるんだって。
 

 このシナリオでは、
 俳優は仮装をしたこどもやそこに紛れる妖怪やゴーストになってハロウィンの街を楽しみます。
 仮装で普段の姿がわからない状態でウラを上手く隠しながら、
 お菓子をもらったり悪戯をしたり、一夜限りのお祭りを心ゆくまで楽しみましょう。

—————-

・【オモテ】リスト
▼魔女/魔法使い
 あなたは魔女または魔法使いの仮装をしている。
 とんがり帽子に箒または杖を持って、ハロウィンの魔法を楽しむつもりだ。

▼ヴァンパイア
 あなたはヴァンパイアの仮装をしている。
 尖った牙は喋りづらいが、きっと迫力は満点だ。

▼ゾンビ
 あなたはゾンビの仮装をしている。
 肌に描いたつぎはぎや傷痕にはあなたなりの物語がある。

▼狼人間
 あなたは狼人間の仮装をしている。
 毛むくじゃらの手足に鋭い爪で大人だって脅かしてみせる。

▼ゴースト
 あなたはゴーストの仮装をしている。
 ひらひらのシーツに見えるが、そのかわいらしさが一周回って怖いかもしれない。
—————-

・【ウラ】リスト
▼泣き虫
 あなたは実は怖がりで泣き虫だ。
 誰かがいてくれないとハロウィンの街並みも怖くて泣いてしまいそうになる。
 でも、お菓子はたくさん欲しい。

目的:一度も泣かずにお菓子をたくさんもらう
キーワード:やめてよ

▼退魔師見習い
 あなたは妖の類を退治する修行をしている。
 ハロウィンを楽しみつつも、あの世から彷徨い出てくる霊や妖を見つけ出しては追い返すという任務を課せられている。それはそれとして、お菓子はたくさん欲しい。

目的:妖を見つけて追い返す
キーワード:さては本物か?

▼吸血種
 仮装はなんであれ、あなたの正体は吸血衝動のある妖だ。
 けれど人間とは仲良くしたいと思っているから、正体を隠して暮らしている。
 吸血衝動は赤いお菓子を食べればきっと抑えられるに違いない。
目的:吸血衝動を抑えながらハロウィンを満喫する
キーワード:赤いのがいい

▼よみがえり
 あなたは死者の世界からハロウィンの夜に蘇ってきた死者だ。
 この世に恨みはないが、生前からハロウィンが大好きだったあなたはハロウィンを楽しみたくてわくわくしながら蘇ってきた。
 よみがえったからには、お菓子をたくさんもらって悪戯もしたい。

目的:死者と気づかれずに一日限りのこの世を満喫する
キーワード:お菓子をくれても悪戯するけど

▼精霊
 あなたはハロウィンの夜に街に遊びに来た精霊のこどもだ。
 あなたは良くしてくれた人には祝福を、そうでなかった人には呪いをもたらすことができる。
 だから、人間はあなたにたくさんお菓子をくれるべきだし、そうではない相手への悪戯はシャレにならないことになるだろう。

目的:誰よりもお菓子をたくさんもらう
キーワード:呪っちゃうぞ
—————-

転生系シナリオ

転生したら処刑不可避の悪役令嬢だったので、太く短く悪逆非道に生きます!

 「転生したら乙女ゲームの処刑不可避悪役令嬢だったので、いっそ太く短く悪逆非道に生きて死んでやる!」
 ……なんて覚悟決めて好き放題していたけれど、なんだか知っているストーリーと変わってきてる?
 それもそのはず、転生したのは悪役令嬢だけではない。このゲームの主人公も転生者だったのだ!
 前世はやりこみゲーマーだった主人公はまだ見ぬルートを目指して邁進中、主人公に攻略されない王子は悪役令嬢を一途に想っているし、攻略対象外だった世話係は逆に主人公を攻略しようと狙ってる!
 4人の思惑がすれ違うなか、悪役令嬢の処刑イベントはもうすぐだ!


 乙女ゲーム×転生×逆攻略
 シナリオ名
 「転生したら処刑不可避の悪役令嬢だったので、太く短く悪逆非道に生きます!」
 人数:4人
 時間:1-2時間(ボイセ)
 モード:エチュードモード
 採用ルール:オモテとウラがセット
 このシナリオには以下の要素が含まれています:
  乙女ゲーム、転生、悪役令嬢、メタ視点、男性キャラによる女性キャラの攻略

 その他:内容の変更OK、続編作成OK、配信OK

【オモテ】
①悪役令嬢
②主人公
③王子
④世話係

【ウラ】
①悪のカリスマ
②やりこみゲーマー
③攻略対象
④お助けNPC

※ 本作は「著:瀧里フユ/どらこにあん、KADOKAWA」が権利を有する『ストリテラ オモテとウラのRPG』の二次創作作品です。 © 瀧里フユ/どらこにあん ©KADOKAWA

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この記事を書いた人

今はゲームシナリオを書いている者です。
アナログゲームを嗜む脚本家、小説家、人狼もマダミスも好き。

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