役一覧(点数表)を先に確認したい場合は、
別ページにまとめています。

※本記事のルール整理は、任天堂公式の「こいこい」説明にある「出来役の合計」「7点以上で2倍」「こいこい後に相手が役→こいこい側0点&相手2倍」などを基準にしています。
まず結論|計算手順(これだけ見ればOK)

① 得点が入るのは「勝負(やめ/上がり)」した側だけ
1回戦は、相手より先に役ができて「勝負(やめ)」した人が勝ちになり、点数が入ります。
負けた側は、役ができていても 0文 です。
※補足:「ホロの花札」の「ホロあわせ」は、こいこいとは別ルール(別の得点計算)です。本記事は任天堂ルール基準の「こいこい」を扱うため、ここでは“負けた側は一律0文”として説明します。
② まず「役の点数」を全部合計する(この時点では倍率を考えない)
同時に複数の役ができたら、全部足します。
光役(光札が3枚以上ある?)
※光役は、成立しているもののうち
いちばん上だけ を採用します(五光+四光…のように重ねて足さない)。
五光 10文/四光 8文/雨四光 7文/三光 5文

光役の点数をもっと詳しく見たい人はこちら

5文役(1つにつき5文)
猪鹿蝶/赤短/青短/花見で一杯/月見で一杯
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※花見・月見は流派やアプリによって採用が分かれることがあるので、遊ぶ前に合わせておくと安心です。



基本役(枚数で増える)
タネ/たん/かす
花札-1024x538.webp)
たね
5枚で1文
(以後1枚増えるごとに+1文)
たん
5枚で1文
(以後1枚増えるごとに+1文)
かす
10枚で1文
(以後1枚増えるごとに+1文)
式で書くなら
たね点=(たね枚数 − 4)※5枚以上のとき
たん点=(たん枚数 − 4)※5枚以上のとき
かす点=(かす枚数 − 9)※10枚以上のとき
短冊役についての説明

かす役について

たねについての説明
とは?一覧9枚・点数(5枚で1文)・猪鹿蝶花見で一杯の狙い方【こいこい】-300x158.webp)

③ 合計が7文以上なら「倍付」で×2
出来役の合計が 7点(7文)以上 なら、得点を 2倍 します。
倍付についてはこちら

④ 相手が「こいこい」中なら「こい被り」で×2(+相手は0点)
相手が「こいこい」した後に、こちらが役を作って上がると、
こいこいした側の点数は0点 になり、上がった側の点数は(出来役合計)×2 になります。
こい被りについてはこちら

⑤ ③と④は重複OKで×4になる
「7文以上の倍付(×2)」と「こい被り(×2)」は重複できるので、条件がそろうと ×4 になります。
こいこい得点計算の例
例1:猪鹿蝶(5)+たね5枚(1)=6文 → 倍率なし → 6文
例2:三光(5)+月見で一杯(5)=10文 → 7文以上で×2 → 20文
例3:赤短(5)+たん5枚(1)=6文、相手がこいこい中 → ×2 → 12文
例4:青短(5)+猪鹿蝶(5)=10文、7文以上&相手こいこい中 → ×4 → 40文
注意書き
こいこいは、役の種類・点数・倍率の有無がローカルルールで変わることがあります。
この記事では、任天堂の説明にある「出来役の合計」「合計7点以上で2倍」「こいこい後に相手が役→こいこい側0点&相手2倍」を基準に整理します。
Q&A(よくある疑問)
- 点が入るのは本当に勝った側だけ?負けた側は役ができてても0文?
-
基本は0文です。こいこいは「勝負(やめ/上がり)」した側だけが得点になり、相手側は得点になりません。
※ただし、遊ぶ環境によっては別ルール(別ゲーム扱い)の例外があるため、事前にルールを合わせておくと安心です。 - 役は同時に複数できたら足していい?
-
基本は足します。赤短+たん、猪鹿蝶+たね、など 同時に成立した役は合計してOKです。
ただし例外があります。「のみ」は、(花見で一杯/月見で一杯をまとめた役のため)成立しても花見+月見のように重ねて加算しません。
光役は、成立しているもののうち いちばん高いものを1つだけ採用します(重ねて足しません)。
- 「7文倍付」は“7文の役があるか”じゃなくて、合計が7文以上?
-
合計です。
「7文の役があるか?」ではなく、出来役の合計が7文以上かで判定します。 - 光役は「三光+四光」みたいに重ねて足す?
-
足しません。光役は成立しているもののうち 一番上(高いもの)だけを採用します。
- 花見で一杯/月見で一杯は、どこでも5文で使える?
-
採用するかどうかは、流派・アプリ設定で分かれることがあります。
遊ぶ前に「花見/月見を入れるルールか」を合わせておくと、計算で揉めません。 - 菊に盃は「かす」として数えていい?
-
ルールによります。
任天堂ルール基準では「菊に盃」は かすとして数える扱いですが、環境によっては別扱いもありえます。深掘りするなら:化け札の記事へ
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-
相手が「こいこい」した後に、こちらが役を作って上がると
こいこい側は0文/上がった側は(出来役合計)×2になります。こい被りについてはこちら
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-
かかります。両方の条件を満たすと ×4になります。
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花札早見一覧表で、一目で確認したい人向け

こいこいの流れ
(打つ→めくる→役→こいこい判断)を先に読むと迷いが減ります。









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