花札のルールを簡単に解説|こいこいの遊び方・流れ・役まとめ

花札こいこいの基本ルール

花札こいこいのルールを簡単にいうと?

花札の代表的な遊び方「こいこい」は、2人で48枚の札を使い、場札と同じ月の札を合わせて取り、集めた取り札で役を作って点を取るゲームです。

1回の手番では、手札を1枚出して場札と合わせ、そのあと山札を1枚めくって場札と合わせます。役ができたら、今の点で終わる「勝負」か、さらに高い点を狙って続ける「こいこい」を選びます。

人数
基本は2人
48枚。12か月に各4枚
配り方
手札8枚ずつ、場札8枚、残りは山札
目的
取り札で役を作り、点を取る
終了
勝負で点を確定、または手札がなくなる
  1. 手札を1枚出す。場に同じ月の札があれば取る。
  2. 山札を1枚めくる。場に同じ月の札があれば取る。
  3. 取った札で役ができたら「勝負」か「こいこい」を選ぶ。

サザノノでは、初めて遊ぶ人向けにこいこいを「合わせる・集める・決める」の3つで覚える形に整理しています。まず同じ月を合わせ、取り札を集め、役ができたら勝負するか続けるかを決めれば、こいこいの流れは理解できます。

花札こいこいのやり方を30秒でわかる図解画像
まず全体像だけ見たい人向けの、こいこいの流れ図です。

ここから下で、実際の流れを会話で追えます

次の見出し「「こいこいはいつ終わる?」から
チャットノベル形式の説明が始まります。

「役って何?」「獲得札ってどう集めるの?」という部分を、順番に追っていける作りです。図だけではピンと来なかったら、そのまま下へどうぞ。

目次

こいこいはいつ終わる?1回戦のゴールは「役を作る」こと

こいこいは
役を作る」ことがゴール

こいこいという
ゲームの終わりは
どちらかが
「役」を完成させること

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨
冬桐 素直
冬桐 素直

どちらか、ということは
2人用の遊びなのか?

そうだよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨
冬桐 素直
冬桐 素直

まず、役の元となる
「獲得札」が必要になるが
どうやって集めるんだ?

方法は2つあるよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

取り札(獲得札)はどうやって集める?

取り方①:手札を出して、場札と合わせる

同じ花が描かれている手札がある場合、
その札を場の札と合わせることで獲得札にできます。

※花札を場に出すことは「出す」「切る」ですが、すぐに合わせているので「合わせ」と呼んでいます。

1つ目は
「合わせ」

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

手札の中で
場札と合う札を合わせると
獲得札になるよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

自分の手札から1枚選んで場に出します。

  • 場に同じ月がある → 1枚取って自分の取り札へ(どれを取るかは後述)
  • 場に同じ月がない → その札は場に残る(置く)
冬桐 素直
冬桐 素直

手札は
獲得札ではないんだな?

うん。
手札は自分で選んで
場札に出せる札
、なだけ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

手札は
相手の獲得札になる
可能性もある
から
手札の出し方には戦略が必要だよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

合わせられる札は?同じ月・同じ植物の札です

冬桐 素直
冬桐 素直

合わせられる札が
分からないんだが…

同じ花が
映っていれば、かな

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

一覧にすると、
こんな感じ。

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨
冬桐 素直
冬桐 素直

松は松同士、
梅は梅同士で取れるんだな

そうだね。
光札で光札を取るのは
出来ないから注意

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

あくまで、
「植物」が一緒
なら取れる。

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

取り方②:山札をめくって、場札と合わせる

山札からめくった札と同じ花が描かれている場札がある場合、
めくった札を場の札と合わせることで獲得札にできます。

2つ目は
「めくり」

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

山札を1枚めくって
場札と合う札を合わせる
獲得札になるよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

山札の一番上を1枚めくります

  • 場に同じ月がある → 1枚取って自分の取り札へ
  • 場に同じ月がない → めくった札は場に残る(置く)

※持ち札=獲得札です。

冬桐 素直
冬桐 素直

これは
完全に運か

うん。

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

……運と
掛けたわけじゃない

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

こいこいの手番は「出す→取る→めくる→取る→役チェック」

冬桐 素直
冬桐 素直

こいこいの一連の
流れは?

「合わせ」→「めくり」が
1セット

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

先攻後攻で
1セットずつ行って
役が出来るか、
手札がなくなれば終了

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨
冬桐 素直
冬桐 素直

まず毎回、
これだけ
やればいいのか

STEP
手札から1枚出す(場に同じ月があれば取る/なければ場に置く)
STEP
山札を1枚めくる(場に同じ月があれば取る/なければ場に置く)

打つ・めくるについての記事はこちら

役が出来たら終了:役とは?

冬桐 素直
冬桐 素直

「役が出来たら」
と言っていたが…

冬桐 素直
冬桐 素直

役が頭に入っていない…。
参考資料が欲しい

そんな貴方にどうぞ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

※ここで「役ができたかどうか」を確認します。
ただ、こいこいの出来役(採用する役)や点数は、アプリや卓で少し違うことがあります。
最初に「役一覧(出来役)」だけ一度見ておくと安心です。

「自分の知っているルールと違う」
という人はこちら。

他の流派の点数表も作ったよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

「こいこい」「勝負」の目的:役を作って点を取る(勝負か、続けるかを選べる)

取った札(取り札)で役を作り、点数(文)を得ます。
役ができた瞬間に、その回を終えるのが「勝負」
もっと点を伸ばしたい時に続行するのが「こいこい」
です。

A. 勝負(上がり)
この場で勝負を終わらせます。
今できている役の点が、そのまま自分の得点になります。
「確実に点を取って逃げ切る」選択。

B. こいこい(延長)

「こいこい」の「こいこい」とは

冬桐 素直
冬桐 素直

こいこいの
「こいこい」とは?

こいこいは
「まだ役が作れそうなので、
自分の勝利を
先延ばしにさせてください

の意味だよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

「こいこい」の後に、相手が役を作ってしまった場合…

こいこいをした人…得点なし
こいこいをされた人…得点2倍(こい被りルール採用時)

冬桐 素直
冬桐 素直

こいこいをした後に
相手が役を作ってしまったら?

こいこいした人の点数はなし
役を作った人だけが
得点をもらえる

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

相手がこいこいをしている場合は
×2の得点になる
「こい被り」
を採用していたら、
得点は2倍だね

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨
冬桐 素直
冬桐 素直

そこから
入れる保険はないのか…

その人もこいこいをすれば
まだまだ舞えるね

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

「こいこい」の「勝負」とは

冬桐 素直
冬桐 素直

こいこいの
「勝負」とは?

勝負は
「今の役で、
自分の勝利を確定します」だね

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

基本は「勝負」の方が
安定はするね

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨
冬桐 素直
冬桐 素直

こいこいでは
あまり「こいこい」しないのか

確実に攻められる自信か、
博打したい時にどうぞ?

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

このボタンを押す瞬間が、こいこいの“華”。
(勝負=確定/こいこい=延長)

※画像引用:トランプスタジアム キャラクター:冬刀 しゅう イラスト:深緑 かふか様

ここまでで役ができたら、この局を終わらせるか/続けるかを選びます。
こいこいは、花札「こいこい」の面白さが一気に跳ね上がる瞬間です。


あえて勝負を続けます。
もう一度役を作れれば、点を上乗せできるチャンス。
ただし、次のリスクも背負います。

こいこいのリスク(緊張感ポイント)

リスク1:自分の得点が“保留”になる(相手が先に上がると0点)

こいこいをした時点で、今できている役の得点は確定しません。
自分がもう一度上がってはじめて得点になります。
相手に先に上がられると、保留中の得点はこの局では0点(没収)です。

リスク2:相手が上がると、相手の得点が2倍になる(こい被り)

自分がこいこいしたあと、相手が先に上がった場合、相手の得点が2倍になります。
つまり「点を伸ばすつもりが、逆に大きく差をつけられる」こともあります。

※こい被りの2倍の有無や倍率は、アプリや卓で違う場合があります。

冬桐 素直
冬桐 素直

こいこいのリスクって
何があるんだ?

リスクはかなり大きいね
だから、初心者のうちは
「勝負」で確定する方が
安定しやすいよ。

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

こい被りについては
「倍付・こい被り」にまとめたよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

こいこいの役の得点計算について

役の合計=その回の得点(7点以上は2倍)

1回戦の点数は、できた役の合計点です
(同時に複数役ができることもあります)。

そして(任天堂ルールなどの代表例では)、
合計7点以上で得点が2倍になります。

ただし「7点2倍」や倍率の採用有無は、
アプリや遊ぶ場で違うことがあるので、最初に確認しておくと安心です。

点数計算の手順・7点以上2倍の扱い・
よくあるつまずきまでまとめた記事はこちら。

冬桐 素直
冬桐 素直

得点計算が……分からない…

大丈夫。
もうSTEP表を作ってあるよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

※ここでは「計算の流れだけ」かんたんに整理します。
細かい例外(ローカルルール/倍付の扱い/同点時など)も含めた完全版は、別記事にまとめています。

まず結論|計算手順(これだけ見ればOK)
STEP1 勝者だけ得点(敗者は0点)
STEP2 成立した役点を全部足す(同時に複数役は合計してOK)
STEP3 合計7点以上なら×2(「7点の役」ではなく“合計”が7点以上)
STEP4 相手が「こいこい」中に勝ったら×2(こいこい側は0点)
STEP5 STEP3とSTEP4の両方なら×4

「今の合計が何点で、
倍率が何倍になるか」を
図で確認したい場合は、

「得点計算」のログで
手順ごとにまとめているよ。

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

場に同じ月が2枚あるとき、どれが取れる?どれを取る?

同じ月が場に2枚あるとき、
基本はどちらか1枚だけ取ります(もう1枚は場に残る)

冬桐 素直
冬桐 素直

場に同じ月が2枚あるとき、
どれを取ればいいんだ?
2枚とも取っていいのか?

残念ながら、
1枚だけだね…

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨
冬桐 素直
冬桐 素直

どんな札を
選んだらいいんだ

状況を確認しないと
どうしようもないけど
菊に盃が最優先かな

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

はじめはシンプルに菊に盃が強い!

あとの取る順番のヒントは
「こいこいのコツ」に
まとめてあるよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

こいこいで取るべき札が分かる記事

同じ月が3枚あるとき(まとめて取れる?)

同じ花が場に3枚ある時は
その3枚を取ることが出来るよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

ローカル差はあるから、
最初に遊ぶ場所のルールを
確認した方が良いかな

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

とはいえ、
総取にしているルールが多いね。

詳しくは
「場三・彦札」のログに
まとめたよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

場三・彦札の呼び方や、実戦での考え方は別記事にまとめています。

手札がなくなったらどうなる?

冬桐 素直
冬桐 素直

手札がなくなったら
終了か?

基本は終了だね

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

任天堂ルールでは、どちらのプレイヤーも手札がなくなった時点で1回戦終了です。

  • その時点で誰も役ができていない → ノーゲーム(親を交代して次へ)

ローカルルール例:親権(おやけん)

ローカルルールとして、
引き分け(流れ)の時に
「親権」として親に得点(5〜6文など)を与える流派もあります。

大石天狗堂花札の場合、
手札がなくなって流れたら
「親権」があるよ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨
冬桐 素直
冬桐 素直

親権?

役が出来ずに流れたら
親は子から6文もらえる

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

大石天狗堂のルール項目から見る!

花札をアナログでやるときの準備:最初に決めることは3つ(何回戦/親/配る)

任天堂の基準では12回戦ですが、まず遊ぶなら回数は短くしてOKです(ここは好みで)

役を作ったら終わりだから
何月戦…
つまり、何回戦までやるか、を
自由に決められるよ。

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

何回戦にするか
(例:3回戦など)

親(先攻)を決める
(月が早い札の人が親、など)

配る
場札8枚+手札8枚ずつ(残りは山札)

冬桐 素直
冬桐 素直

それが決まったら、
場札と手札を配るんだな。

うん、それに関しては
花札の配り方をどうぞ

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨

何回勝負にするかのおすすめ/
配り方や置き場の作り方(取り札が混ざらない工夫)は、
準備記事に画像つきでまとめています。

よくあるミス(ここだけ避ければ快適)

冬桐 素直
冬桐 素直

これで一通り聞き終わったが、
注意しないと
いけないところはあるか?

この辺りは
注意が必要だね

丹鶯 梅雨
丹鶯 梅雨
  • 「同じ月がある」の見落としで、取れるのに置いてしまう
  • 手札→山札の順番が逆になる(必ず“出す→めくる”)
  • 取り札が混ざって、誰が何を取ったか分からなくなる(置き場3つを固定)
  • 場三/彦札の扱いを決めずに始めて、途中で揉める(最初に確認)
  • 倍付け(7点2倍など)をあとで知って驚く(採用ルールを最初に確認)

ここまで読んだら、次に見るところ

花札こいこいのルールは、まず「配る」「合わせる」「役を作る」「勝負かこいこいを選ぶ」ところまで分かれば遊び始められます。

あとは、今知りたい内容に合わせて、下の記事へ進むのがおすすめです。

よくある質問FAQ

花札は何人で遊ぶ?
代表的な遊び方のこいこいは、基本的に2人で遊びます。2人に手札を配り、場札を取り合いながら役を作ります。
花札は何枚使う?
花札は48枚です。1月から12月まで、それぞれ4枚ずつあります。こいこいでは、この48枚を使って遊びます。
こいこいのルールで手札はどのようにしますか?
2人なら、各自に手札8枚を配り、相手から見えないように持ちます。場には場札8枚を表向きに置き、残りは山札にします。
配り方の説明はこちら
花札の簡単なルールは?
「手札から1枚出す → 同じ月があれば取る → 山札を1枚めくる → 同じ月があれば取る → 役ができたら勝負かこいこい」を繰り返す遊びです。
打つ・めくるの基本動作はこちら
花札で「同じ月の札を合わせる」とは?
松は松、梅は梅、桜は桜のように、同じ月・同じ植物の札同士を合わせることです。光札同士、短冊札同士という種類ではなく、月や植物で見ます。
合わせる基本はこちら
こいこいとは何?
こいこいとは、役ができたあとにすぐ勝負せず、さらに高い点を狙って続ける宣言です。成功すれば点を伸ばせますが、相手に先に上がられると自分の点は入りません。
勝負とは何?
勝負とは、今できている役でその回を終わらせ、得点を確定することです。初心者のうちは、無理にこいこいをせず、まずは勝負で点を取る方が安定しやすいです。
こいこいのルールで2倍になるのは?
代表的なルールでは、合計点が7点以上で勝負したときに得点が2倍になります。また、相手がこいこい宣言中に自分が上がる「こい被り」で2倍になるルールもあります。採用されるかどうかは、アプリや遊ぶ場によって違います。
倍付・こい被りの説明はこちら
花札のこいこいで手札がなくなったらどうなる?
手札がなくなった時点で1回戦が終わります。誰も役ができていなければノーゲームになり、親を交代して次の回に進みます。流れた時の扱いは、遊ぶルールによって変わることがあります。

この記事のまとめ

花札こいこいは、2人で48枚の札を使い、同じ月の札を合わせて取り札を集め、役を作るゲームです。

  • 手札を1枚出して、場に同じ月があれば取る
  • 山札を1枚めくって、場に同じ月があれば取る
  • 取った札で役ができたら「勝負」か「こいこい」を選ぶ
  • 初心者は、まず配り方・合わせ方・基本役・勝負とこいこいの違いを覚えると遊びやすい

ルールだけならシンプルですが、どの札を取るか、いつ勝負するか、どこでこいこいするかで一気に面白くなります。まずはこのページで基本の流れを押さえて、役一覧や配り方、こいこい判断の記事へ進んでみてください。

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