花札で強くなりたい人向け！花札道場、花札勉強、必勝法や定石、花札戦略指南書。第１話「場札と手札、読める？」「光札の優先順位」など！花札のコツや勝てる札打ちになる為の特訓記事。配られた瞬間の場札や手札の読み方を一つずつ丁寧に読み解いていく。

さて、
勝手に始まった
「花札道場」の時間だよ

そんなときもある。

さて、今回は

――場を読む。

花札で
これを
やってみよう

そう、
他の言い方もあるとは
思うけどね。

この理解度を上げる特訓から
始めて行こうね

てことで、
例題①

３分あげるから、
下の手札から

３分経った。
答えを
聞こうじゃないか

あー…まあ、ね

まず、
この場札と手札で
重要なことを確認しよう

そうだね。
なら、まず。

１．
場札に
光札か、
菊に盃はある？

菊に盃は
問答無用で取れるなら
取れって札。

戦略によっては
あえて泳がせるけど、
それは追々

なら、次。

２．その札は、
合わせられる札？
（光札と菊に盃）

場札と手札で
同じ花がないと
合わせられないんだ

そうそう。

うん、そうだね

次は応用編

３．光札と菊に盃で
合わせられる手札は
１枚だけ？

その条件まで
行けば、
取った方が良い札だね

そうだね。
例えば、

５.
場札に取れる光札が
複数枚ある？

もし、
これで「ある」となった場合は
どうする？

光札にも
優先順位があるよ。

うん。
具体的には、

他の役と
結びついているかどうか、によって
狙われやすさが違う、と覚えて
おけばいいよ。

そうそう

光札の中で
唯一”三光”の役の
対象ではないからね

とは言っても、
雨四光という役は「7文」

いわゆる
倍付の対象役だから、
軽く見ていると
足元を掬われるよ

あるにはある。

でも、相手に
「高得点どうぞ」と
言っている状態だよそれ。

光札取らずに
勝つのって、
格好いいのは分かるけどね

やはり短冊しか勝たん
赤で勝ちたい

え、分からない？

まあ、
君は光札と相性が良い
札打ちだから、
やめた方が良いと思うよ。

毎回手札に光札いるのは
相性良い方だね

どうしたの？

うーん、お手本。

生徒のお手本だね

それは

――絶対に悪手。

ということで、
次回予告

だって……
こんなに
綺麗に間違ってくれたから、
嬉しくてね。

素直…

あの打ち方したら、
劣勢スタート、
間違いなし！

次回、宜しくね