花札の月札一覧|1月から12月まで、札のつながりと使い方を読む
花札の札は、月ごとに見るとかなり表情が変わります。
光札が目を引く月もあれば、短冊やかすが静かに効いてくる月もあります。
ここでは1月から12月まで、各月の札4枚と役のつながり、こいこいでの立ち位置をまとめました。
12か月の札をひらく
主札だけでなく、短冊・たね・かすまで含めて。
月ごとの札4枚と、役のつながり、こいこいでの立ち位置をまとめて見られる一覧です。
気になる月から読んでも、1月から順にめくっても楽しめます。
1月「松」の札まとめ松に鶴・赤短・かすが月全体を引き締める
光札の格が強く、赤短とかすまで含めて月全体が締まっている月です。派手さだけでなく、細い札の扱いでも差がつきやすく、見た目以上に奥行きがあります。
松に赤短
松のかす
松に鶴
2月「梅」の札まとめ梅に鶯だけで終わらない、やわらかくも読み切れない月
春の入口らしい華やかさがありつつ、役としては素直すぎない月です。鶯だけでなく、短冊やかすの置き方でも形が変わりやすく、やわらかい見た目の中に読み合いが残ります。
梅に赤短
梅のかす
梅に鶯
3月「桜」の札まとめ花見の華やかさが、役と印象の両方を引っぱる月
花見の印象が強く、見た瞬間に役を連想しやすい月です。そのぶん目立つ札に視線が集まりやすく、赤短やかすまで含めて、どこに重心を置くかが大事になります。
桜に赤短
桜のかす
桜に幕
4月「藤」の札まとめ軽く見られやすいのに、放っておくと形が整う月
軽く見られやすい一方で、短冊やかすの扱いで読みを少しずつずらしやすい月です。派手ではないのに、進行の中でじわっと効いてくる、藤らしい奥行きがあります。
藤に短冊
藤のかす
藤に不如帰
5月「菖蒲」の札まとめ派手すぎないのに、立ち回りで表情が変わる月
八橋を軸にしつつ、短冊やかすの残し方でも空気が変わりやすい月です。強さを大声で主張しないぶん、読み合いの中でじわっと効く札が揃っています。
菖蒲に短冊
菖蒲のかす
菖蒲に八橋
6月「牡丹」の札まとめ蝶と青短が映える、華やかで打点の匂いがある月
蝶と青短の見た目が強く、華やかさと役の重さが両立している月です。目立つ札に視線が集まりやすいぶん、周辺の札をどう触るかでも差が出てきます。
牡丹に青短
牡丹のかす
牡丹に蝶
7月「萩」の札まとめ猪の印象が強いぶん、細い駆け引きも生きる月
猪の印象が強く、役の期待を背負いやすい月です。ただ、短冊やかすまで含めて見ていくと、見た目よりも細かい駆け引きがあり、読みの余白が残ります。
萩に短冊
萩のかす
萩に猪
8月「芒」の札まとめ高打点の気配をまといながら、読み合いも濃くなる月
月札としての存在感がとても強く、高打点の気配をまといやすい月です。月や雁に目が行きやすい一方で、そこだけで終わらないのが芒の面白さでもあります。
芒に雁
芒のかす
芒に月
9月「菊」の札まとめ盃が強く、取り方ひとつで空気が変わる月
盃の存在が特に大きく、役とのつながりを意識しやすい月です。見た目は華やかでも、取る順や残し方で流れがかなり変わりやすく、扱いに色気があります。
菊に青短
菊のかす
菊に盃
10月「紅葉」の札まとめ鹿と青短で印象が立ちやすい、秋らしい強さを持つ月
鹿と青短で印象が立ちやすく、秋らしい強さがまとまった月です。目立つ札が多いぶん、どこを優先して取るかが見えやすくもあり、そこが難しさにもなります。
紅葉に青短
紅葉のかす
紅葉に鹿
11月「柳」の札まとめ読みづらさそのものが強みになる、個性の濃い月
他の月とは少し違う形をしていて、読みづらさそのものが魅力になる月です。小野道風、燕、短冊、鬼札まで含めて、役以上に「柳らしさ」が強く残ります。
柳に燕
柳に短冊
柳のかす
12月「桐」の札まとめ鳳凰の格が際立つ、静かで存在感の強い月
鳳凰の格が際立つ、締めくくりにふさわしい月です。札の数は少なく見えても、月全体としての存在感がとても強く、最後に置かれるだけの重みがあります。
桐に鳳凰
桐のかす
