丹鶯梅雨プロフィール|花札、どこから見てみる?

HANAFUDA / SCHOOL NOTE

丹鶯 梅雨

におう・つゆ

花札、どこから見てみる?

丹鶯 梅雨。
丹鶯堂という店の子で、花札やカードゲームの話をよくしている高校生。
ルールからでも、絵柄からでも、役からでも大丈夫。分からないところから、少しずつ聞いていけばいい。

「運が悪い」って言う前に、
どの運が来ているか見た方がいいよ。

丹鶯 梅雨 通常顔 丹鶯 梅雨 余裕笑顔 丹鶯 梅雨 不満顔 丹鶯 梅雨 呆れジト目顔
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illustrator:糸電話さま

FIRST TALK

まずは、花札ちょっと見てみる?

花札は、綺麗な札を眺めるだけでも楽しい。 でも、実際に一局やってみると、思っていたより理不尽だ。

手札は選べない。場札も思い通りにはならない。 山から何がめくれるかも分からない。

でも、だから面白い。 強い札が来なかったら、早く逃げればいい。 派手な役が見えなかったら、相手を止めればいい。 光が来ないなら、たねの運が来ているかもしれない。

「難しく考えすぎなくていいよ。
まずは、今どの札が気になるかでいいんじゃない?」

FACE MEMO

表情メモ

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こっちは表情の意味ごと見たい時用です。

PROFILE

丹鶯堂の子。花札の話をよくしている。

丹鶯 梅雨は、丹鶯堂の子。

丹鶯堂は、カードゲームやボードゲームを扱っていた店だ。 梅雨自身も、子どものころからカードを買い、遊び、強くなった。

店の子であり、広告塔のような存在でもあった梅雨は、当時の子どもたちの中ではかなり強かった。 けれど、その強さは、少しずつ周りとの距離になっていく。

「お金を持っていないとカードゲームは遊べない」
「お金がある方が有利だ」

そう言われて、煙たがられて、遊ぶ人は減っていった。

「売ることが悪いとは思ってないよ。
ただ、勝ち筋まで買えると、少しつまらないかなって」

名前 丹鶯 梅雨(におう・つゆ)
丹鶯堂。カードゲームやボードゲームを扱っていた店。
一人称
好き 花札、こいこい、八八、花合わせ、理不尽な一局。
苦手 運を、考えなくていい理由にすること。
得意 地味な札の強さを見ること。油断を刺すこと。
illustrator 糸電話さま

ASK TSUYU

梅雨に聞くと、少し分かること

花札を覚える時、最初から全部分からなくて大丈夫。 梅雨は、気になる入口から少しずつ見ればいいと思っています。

01

入口は、ひとつじゃない

花札は、ルールから入ってもいい。絵柄から入ってもいい。 四季から入っても、戦略から入ってもいい。 梅雨は、最初から正しい順番を押しつけない。

「今日はどこから見たい?」

02

強い札だけを見ない

光の札が来ないなら、たねの運が来ているかもしれない。 短冊が来ないなら、光の運が来ているかもしれない。 弱い札も、逃げる理由になるなら便利な札だ。

「強い札が来ないなら、
別の遊び方を見ればいいんじゃない?」

03

地味な札ほど、使い方が出る

梅雨が惹かれるのは、派手に強いものだけではない。 弱そうに見えるもの。地味そうに見えるもの。 目立たないのに、実用的で強いもの。

「弱そう、地味そう、って思われる札ほど、
使い方が出るんだよ」

WHY HANAFUDA

花札を好きになった理由

梅雨が探したのは、お金をかけなくても遊べるゲームだった。 そして、誰もが勝つ可能性を残せるゲームだった。

その先で、花札に辿り着いた。

花札は理不尽だ。 手札も、場札も、山札も、全部が思い通りにはならない。

でも、その理不尽は片方だけに来るものではない。 自分にも来るし、相手にも来る。

だから、まだ読める。 まだ返せる。 まだ勝てる。

「不平等だから、終わりじゃないよ。
不平等だから、まだ勝てるんだ」

MOTIF CARDS

モチーフの札|梅に鶯、梅に赤短

梅に鶯
梅に鶯
梅に赤短
梅に赤短

地味そうに見えて、ちゃんと強い。

梅雨のモチーフは、「梅に鶯」と「梅に赤短」。

梅に鶯は、こいこいでは光札ではない。 種札ではあるけれど、派手な札として目立つわけではない。 けれど、花合わせでは強い札になる。

梅に赤短は、高得点につながる札だ。 ただ、松に赤短冊や桜に赤短冊と比べると、どこか控えめに見える。

地味そうに見えて、ちゃんと強い。 目立たないのに、実用的に刺さる。 梅雨は、そういう札や打ち方に惹かれる。

目立たない強さを、見落とさない。

PLAY STYLE

ちょっとだけ、梅雨の打ち方

梅雨は、先の見えない戦いが好きだ。

勝てる道を選ぶのも好きだが、それだけでは少し物足りない。 高打点が見えている。 最大火力の気配がある。 ここで引けば安全だと分かっている。

それでも、その先を見たくなることがある。

勝ってもいい。負けてもいい。 ただ、その盤面がどこまで続くのかを見たい。

梅雨は、負けることもわりと好きだ。 投げやりに負けたいわけではない。 手を抜きたいわけでもない。

本気で打って、本気で読み合って、その結果として逃げ道を失っていく感じ。 相手の一撃に焼かれる感じ。 深追いしたせいで、ひどい盤面になる感じ。

そういうところまで、花札の面白さだと思っている。

「勝っても負けてもさ、
最大火力の先って見たくならない?」

山からめくれた一枚で、花見で一杯が決まる。 そんな一撃を、梅雨はただの事故とは呼ばない。

「花見で一杯、山から引いたんだ。いいね。
君が運命に愛されて、僕が嫌われた。
……そういう理不尽に酔うのも、楽しいよね」

けれど、運を理由に考えることをやめる人は嫌いだ。 運が悪かったから仕方ない。 運のせいだから考えても無駄。 そうやって終わらせる相手には、少し冷めた目をする。

「もうちょっと頭使おうよ。
せっかく理不尽なのに、もったいない」

HANAFUDA GUIDE

梅雨の花札案内帖

ルールを知りたい日。札の種類を見たい日。役を探したい日。 四季やモチーフから入りたい日。戦略を考えたい日。 どこから入ってもいいように、入口を分けて待っています。

AFTER SCHOOL TALK

寄り道ひとこまっ!

放課後の机に、花札が少しだけ広がっている。 素直が聞いて、梅雨が答える。 それくらいの距離感で、梅雨のことが少し分かる。

桐島 素直 通常顔

素直

負けても、そんなに楽しそうなんだな。

丹鶯 梅雨 余裕笑顔

梅雨

うん。お互いギリギリまで攻めて、最大火力まで浴びられたし。
悔しいっていうより、いい勝負だったなって感じ。

梅雨メモ

勝っても負けても、すごい一局の熱を浴びるのが好き。
梅雨は、そういうところがある。

TSUYU MEMO

梅雨メモ

「この遊びってさ、自分が絶対的に主人公になれる瞬間があるんだよ。
打ち方によっては、悪役にばっかりなる瞬間もあるけどさ。
それもそれで、面白いよね」

「こんなに理不尽なゲームないって、こいこいのことを言うけどさ。
お互いに理不尽を強いられているんだから、一緒に地獄を楽しもうよ」

「強い札ばっかり見てると、速度で抜かれるよ。
守りで止められるよ。
……そういう勝ち方されると、悔しいけど嬉しくならない?」

「地獄って、結局見てて楽しいから地獄なんだよ」

今日は、どの運が来ているかな。

強い札が来る日もある。 すぐ逃げた方がいい日もある。 相手の一枚に笑うしかない日もある。

梅雨は、そういう偏りごと花札を楽しんでいる。 分からないところからでいい。 札の絵を眺めるところからでもいい。 役をひとつ覚えるところからでもいい。

まずは一局、札をめくってみればいい。

「じゃあ、まずは1月戦からやってみる?」