ヴァトリ・ライト プロフィール|青春のつもりで従者に甘えている吸血鬼

VATRI LIGHT / OBSERVATION REPORT

ヴァトリ
ライト

青春のつもりで、
従者に甘えている吸血鬼。

エリザ・レフトの庇護を離れ、自立するために友愛会へ所属した吸血鬼。
本人は森井と小泉を連れて、外の世界で青春をしているつもりでいる。
ただし観測上、彼は二人を甘やかしていない。むしろ、完全に二人へ甘えている。

VOICE

「それはそれで、なんか青春っぽい!!!!」

Vampire / Fraternity / Bad Master
WORLD NOTE

友愛会(フラタニティ)は、『下僕系イケメンTRPG ダークデイズドライブ』 (著:齋藤高吉/冒険企画局、新紀元社)に登場する機関です。
本ページでは、同世界観を二次創作的に共有するキャラクター設定として扱っています。

OBSERVATION REPORT

観測報告:ヴァトリ・ライト

以下は、ヴァトリ・ライトと周辺従者二名の主従関係についての観測記録。 本人の認識と、従者側に発生している変化には差異がある。

BIOLOGICAL / SOCIAL RECORD

自立のために外へ出た吸血鬼は、
別の形で主従を作り始めている。

記録対象、ヴァトリ・ライト。 エリザ・レフトによって吸血鬼となった個体。 本人は元主人の庇護を離れ、自立するために友愛会へ所属したと認識している。

しかし、現在の行動にはエリザ・レフトとの類似が確認される。 ヴァトリは従者である森井と小泉に対し、無邪気な願望として「あれをしたい」「これをしたい」と要求する。

本人はそれを青春、旅、思い出作りとして処理している。 だが従者側にとって、それは移動であり、労働であり、無茶振りである。

特筆すべき点として、ヴァトリは二人を甘やかしていない。 むしろ、完全に二人へ甘えている。 森井と小泉は、それぞれ別方向の面倒見の良さと目的によって、主人に従っている。

個体名
ヴァトリ・ライト
種族
吸血鬼
所属
友愛会(フラタニティ)
元主人
エリザ・レフト
現在の従者
森井之々(ユキ)/小泉羊(ヒツジ)
本人の認識
自立中。青春中。楽しい。
観測上の傾向
従者に甘えながら、結果的に主従関係を深めている
危険性
本人が甘えを青春として処理している点
SUMMARY

甘やかす主人ではなく、甘えている主人。

ヴァトリは、森井と小泉を甘やかしているわけではない。 行きたい場所を言い、危険な場面を任せ、面倒を増やしている。

それでも本人に悪気は薄い。 ヴァトリにとって、それは外の世界で初めて得た「青春」の形である。

ヴァトリは「青春!!!楽しい!!!」と思っている。
森井と小泉は、文句を言いながら面倒を見る。

この主従の危うさは、ヴァトリが支配者として完成していることではない。 むしろ未完成で、無自覚で、二人の面倒見の良さに寄りかかっている点にある。

TRIO RELATION

ろくでなし主人と、文句を言える従者たち。

三人は、単なる仲良しではない。 主人と従者であり、文句を言う側と甘える側であり、それぞれの欠けた場所が少しずつ噛み合ってしまった関係である。

ヴァトリ・ライト

ヴァトリ・ライト

青春をしたい、ろくでなし主人。

エリザに甘やかされ尽くした吸血鬼。 自立したいと思って友愛会に入ったが、自立のやり方をまだよく分かっていない。

そのため、森井と小泉に「あれしたい」「これしたい」と素直に無茶を言う。 本人は青春をしているつもりだが、従者たちにとっては文句も愚痴も言うべき主人。

役割:願望を口にする。
問題点:実行負担をだいたい従者に渡す。

森井之々

森井 之々 / ユキ

誠実さを求められてきた、誇り高いバーテンダー。

周囲からやさしさや誠実さを求められ、それに応えるように振る舞っている。 柔らかく聞き上手だが、内面には高いプライドと矜持、自負心がある。

ヴァトリに対しては、気安く文句を言っても怒られないことに安心し始めている。 優しいだけの自分を求めてこない主人だからこそ、少しずつ依存が始まっている。

役割:段取り、現実化、場の維持。
依存傾向:文句を言っても壊れない関係への安心。

小泉羊

小泉 羊 / ヒツジ

過激さを求められてきた、退屈嫌いのバンドマン。

周囲から過激さや加虐性を求められ、それを提供している。 口が悪く、反発もするが、自分の見せ方と刺激の扱いをよく分かっている。

一方で、痛みやスリルを受け取ることへの好奇心も強い。 ヴァトリの吸血や無茶振りは腹立たしいが、退屈ではない。

役割:前線、反発、実行。
依存傾向:痛みとスリルをくれる主人への引力。

DEPENDENCY REPORT

依存は、甘やかしからではなく甘えから始まる。

ヴァトリは二人を保護者のように甘やかしているわけではない。 だが、二人が持つ面倒見の良さと目的に寄りかかることで、結果的に替えのききにくい主人になり始めている。

MORII / DEPENDENCY

文句を言っても、怒られない主人。

森井は、周囲からやさしさと誠実さを求められてきた。 だからこそ、ヴァトリに対して気安く文句を言えることが特別になる。

この主人は、綺麗な優しさだけを求めてこない。 少し嫌な顔をしても、釘を刺しても、関係を終わらせない。 森井はそこに、少しずつ安心し始めている。

KOIZUMI / DEPENDENCY

退屈を壊す、痛みとスリル。

小泉は、周囲から過激さと刺激を求められてきた。 その一方で、痛みや危険を受け取ることにも強い好奇心がある。

ヴァトリの命令は雑で、無茶で、腹が立つ。 けれど退屈ではない。 文句を言いながらも、小泉はその刺激に少しずつ引き寄せられている。

REPORT INTERRUPTION

観測記録への介入

以下の記録は、通常の観測報告中に発生した外部入力を含む。 介入ログは一部削除されているが、発生した事実のみ資料として保持する。

ヴァトリ・ライトは、従者二名を甘やかしているわけではない。 むしろ、二人の面倒見の良さに寄りかかっている。

森井は、それを段取りに変換する。 小泉は、それに文句を言いながら実行する。

EXTERNAL INPUT DETECTED

記録本文に未承認の入力を検知。発信元照合に失敗。

REPORT_LOG / ACCESS TRACE FAILED
[UNKNOWN USER_01]
勝手にまとめてんじゃねえ。
[UNKNOWN USER_01]
退屈は人を殺すだけだ。
馬鹿みたいにつまらねえ報告書を書いて、楽しいかよ。
[ACCESS TRACE]
failed / failed / failed
[UNKNOWN USER_02]
ヒツジ、クラッキング得意なんだよ。
お前らのこと、見てるからな。
[UNKNOWN USER_03]
はぁーーーー……監視は静かにやるんですよ。
全く。二人とも、足が付かないようにしてくださいね?
[LOG ERASED]
intervention text removed / restore denied / observer access restricted

[OBSERVER NOTE]
介入記録の大部分は削除された。 発言者は順に、小泉羊、ヴァトリ・ライト、森井之々と推定される。 削除済みログは復旧不能。ただし、三名が記録へ介入した事実のみ保存する。

EXPRESSIONS

表情差分

ヴァトリは、重い背景を持ちながらも、かなり素直に反応する。 表情差分では「甘える主人」「困る主人」「青春に少し浮かれる吸血鬼」としての温度を見せる。

ヴァトリ 通常顔

通常顔

素直に要求する時の顔。

ヴァトリ 口つむり顔

口つむり

少し考えている顔。

ヴァトリ 軽く口開け顔

軽く口開け

言いたいことがある顔。

ヴァトリ 緊張・不安顔

緊張・不安

思ったより大変だった時。

ヴァトリ 羞恥心・照れ顔

照れ

青春っぽさに負けている顔。

ONE PANEL

寄り道ひとこまっ!

ヴァトリ ヴァトリ

森井、小泉。次は修学旅行みたいなことがしたい。

森井 森井

修学旅行と言うと……パンダですね! パンダ見に行きましょう。

小泉 小泉

普通はネズミだろ?

ヴァトリ ヴァトリ

なら、どっちも見に行くか!

森井 森井

やっぱり修学旅行はネズミに限りますよね! ね!

ヴァトリ ヴァトリ

……どっちも。

小泉 小泉

言い出したのお前だろ。

森井 森井

うん。どっちかというと、お前だね?

相談と言いながら、行き先は増える。
それでも、森井は段取りを考え、小泉は文句を言いながら前に出る。

Character illustration:
ヴァトリ・ライト/翡翠いち様
森井 之々/青信号様
小泉 羊/きび様