花札こいこい8月「芒」の戦い方|芒に月・芒に雁・かすの優先順位と勝ち筋

目次

まず何を見る?8月札の優先順位

8月札を見る時は、まず
どの札が強いか より、
どの勝ち筋に一番つながりやすいか を見ます。

8月の優先順位は、基本的にはこうです。

芒に月 > >芒に雁 > 芒のかす

もちろん毎回これで固定ではありません。
ただ、8月は芒に月の価値がとても高いので、まずはそこを基準に考えるとぶれにくいです。

月見で一杯は、一般的なルールでは「芒に月」と「菊に盃」の2枚で成立します。
しかも芒に月は光札でもあるので、月見だけでなく三光・四光・五光の流れにも関わります。
8月の読みがまず芒に月から始まりやすいのは、この一枚で見える役の幅がとても広いからです。

これから出てくる図解の説明

芒に月を最優先したい場面

月見で一杯が見える時

場や手札に菊に盃が見えているなら、芒に月の価値はさらに上がります。

月見で一杯は2枚役です。
必要枚数が少なく、しかも使う札そのものが強いので、見えたらかなり有力な上がり筋になります。

特に、

自分の手札に芒に月がある
場に菊に盃がある
まだどちらも相手に取られていない

という形なら、かなり意識していい場面です。
8月でまず拾いたい札が芒に月になりやすいのは、この早さがあるからです。

光役にも伸びる時

芒に月の強さは、月見だけで終わらないところにもあります。

この札は光札なので、三光・四光・五光にも伸びます。
つまり、盃役の入口でありながら、光役の入口でもある札です。

こういう札は、自分で持っていてうれしいだけでなく、相手に持たれるとかなり困ります。
だから8月は、「取れるならまず芒に月を押さえる」が基本になりやすいです。

芒に雁はいつ取る?8月でたねを見る場面

芒に雁は、8月のたね札です。

8月は芒に月の印象がとても強い月ですが、だからといって芒に雁がいらない札になるわけではありません。
たね札は全部で9枚しかないので、たね役を見たい時や、相手のたねを伸ばしたくない時は、どの札がたねかをちゃんと意識しておくことが大切です。

こいこいでは、役の伸ばしやすさから
短冊>たね
の順で見られやすいことがあります。
でも、たねは枚数そのものが少ないぶん、意識しないまま流すと後で効いてきます。

芒のかすはどう使う?

芒のかすは、ただのかす札ではありません

芒のかすは、ただのかす札として見るだけでは少しもったいない札です。

8月は、芒に月の強さがとても大きい月です。
そのため、場にある芒札を残すか消すかが、そのまま芒に月の取り合いに関わることがあります。
8月全体としての評価はかなり高くなります。

場の芒を残すかどうかで、取り合いが変わります

たとえば、場に芒が残っている時、相手が山札から芒に月をめくれば、そのまま取られてしまいます。
逆に、自分の手札に芒に月があっても、先に場の芒を取られてしまえば、こちらは合わせて取れません。

このように8月では、場の芒を残すか消すかが、そのまま読み合いになることがあります。

かす役だけでなく、芒に月を動かす札として見ます

つまり芒のかすは、
かす役のための札 であると同時に、
芒に月を取らせるか、取らせないかを動かす札
として見ておく必要があります。

8月は芒に月の存在感が大きいので、かす札の扱いも他の月より意味を持ちやすいです。
ただ枚数を増やすためではなく、場をどう整えるかまで考えて使いたい札です。

子なら決まり札まで見える場面もあります

特に、芒のかすを2枚持っている時は、場の芒札をどう扱うかで後の形がかなり変わります。
子の時は、芒に雁を先に取れれば、決まり札まで見えやすくなる場面もあります。

桜では赤短の存在があるぶん、同じ月札をまとめて扱う動きに警戒が入りやすいです。
でも8月は、強さの中心がかなり芒に月へ寄っているので、場の芒をどう残すかという読みが、そのまま実戦で効きやすい月です。

8月のかすは、場を整える札です

8月のかすは、ただ増やすための札ではありません。
場を整えるための札 として使えると、8月の読みがぐっと深くなります。

8月「芒」の戦い方まとめ

8月の芒札は、見た目の印象以上に、役の広がりが大きい月です。

中心になるのは、やはり芒に月です。
月見で一杯に早くつながり、さらに光札として三光や四光まで見えるので、8月ではまず最優先で見たい札になります。

一方で、芒に雁があることで、8月は光札だけの月では終わりません。
芒に月が取りにくい時でも、たね札の芒に雁を押さえておけば、8月札を無駄にせず次の形につなげやすくなります。

そして、芒のかすもただのかす札ではありません。
8月では、場の芒を残すか消すかが、そのまま芒に月の取り合いに関わることがあります。
そのため、かす役のために集めるだけでなく、場を整える札として見ることが大切です。

つまり8月は、
芒に月を軸にしながら、芒に雁と芒のかすで形を整えていく月
だと考えると分かりやすいです。

華やかな札は芒に月ですが、実際の読み合いでは、芒に雁や芒のかすまで含めて見た方が、8月の強さをしっかり使いやすくなります。

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