花札の12月札とは?桐に鳳凰・カス3枚の役割をこいこい目線でやさしく解説

花札の12月札は、の札です。

12月札は、花札の中でもかなり特徴のはっきりした月です。

というのも、12月には

  • 光札の桐に鳳凰
  • カス札3枚

が入っています。

つまり12月は、
ほかの多くの月のように

  • たね札がある
  • 短冊札がある

という形ではなく、
光札1枚とカス3枚という、かなり極端な構成になっています。

この時点で、かなり特殊です。

でも、そのぶん12月札は見方がはっきりしています。

どこに強みがあるのか、
どこが少し使いにくいのかが分かると、
12月はかなり覚えやすい月です。

この記事では、花札の12月札について

  • どんな4枚でできているのか
  • こいこいでは強いのか
  • どの役に絡むのか
  • どういうふうに見ると分かりやすいのか

を、やさしく整理していきます。

目次

12月札はどんな札?

12月札は、次の4枚です。

  • 桐に鳳凰
  • 桐のカス
  • 桐のカス
  • 桐のカス

12月は、
光札が1枚、カス札が3枚
という構成です。

これは花札の中でもかなり珍しい形です。

たね札もありません。
短冊札もありません。

そのため12月札は、
月全体として見たときに役の広がりが大きい月ではありません。

でもその代わり、
何を見ればいいかがとても分かりやすい月でもあります。

12月の花は桐

12月の植物は、桐です。

桐は落ち着いた格式のある印象を持つ植物で、
12月札は一年の終わりらしい、どこか特別な雰囲気があります。

その中心になるのが、「桐に鳳凰」です。

鳳凰が描かれた札は、
花札の中でもかなり華やかで、
見た目にも特別感があります。

人物札の11月や、月の出る8月と並んで、
初めて見ても印象に残りやすい札のひとつです。

12月札は、全体の構成はかなり極端ですが、
そのぶん「桐に鳳凰」の存在感がとても際立っています。

12月札の構成をこいこい目線で見ると?

こいこいで12月札を見ると、
見るべきところがはっきりした月です。

12月には

  • 光札の「桐に鳳凰」
  • カス札3枚

があります。

つまり12月札を見た時点で、

  • 光役
  • かす役

の方向には触れられます。

逆に言うと、

  • たね役には触れない
  • たん役には触れない
  • 猪鹿蝶や赤短、青短にも触れない

ということでもあります。

そのため12月は、
いろいろな役に広がる月ではなく、
桐に鳳凰をどう見るかで印象が決まりやすい月
と言えます。

12月札が絡む役

12月札が主に絡むのは、次のような役です。

光役

「桐に鳳凰」は光札です。

そのため、三光・四光・五光の流れにしっかり関わります。

光札は枚数が少なく、
一枚あるだけでも価値が高い札です。

その中でも桐に鳳凰は、
11月の柳に小野道風のような特殊な数え方を気にしなくてよい、
かなり分かりやすい光札です。

つまり12月札は、
月全体としてはかなり偏っている一方で、
光札の見方そのものは素直です。

12月を覚えるときは、
まずここがいちばん分かりやすいポイントになります。

かす

12月にはカス札が3枚あります。

これはかなり珍しいです。

多くの月はカス2枚ですが、
12月はカスが3枚あるので、
かす役の足しとしてはかなり目立ちます。

もちろん、
光札があるからといってカスが不要になるわけではありません。

こいこいでは、
強い札を見ながら、地味な札も少しずつ役にしていくことが大事です。

12月札は、
その「光札とカス札が同居している感じ」がとても分かりやすい月です。

12月札はこいこいで強い?

12月札は、強いところと偏りがはっきりしている月です。

強いのは、もちろん桐に鳳凰です。

光札を持っている時点で、
12月札はかなり気になる月です。

しかも桐に鳳凰は、
光札としてかなり素直で分かりやすい存在です。

ただし、12月札はそれ以外がほぼカスです。

つまり、

  • 光役にはしっかり絡める
  • かす役にも足せる

一方で、

  • たね役には進みにくい
  • たん役には進みにくい
  • 固定役の広がりもない

ということになります。

そのため12月は、
桐に鳳凰が取れるかどうかで印象がかなり変わる月
として見ると分かりやすいです。

12月札の強みは「桐に鳳凰の分かりやすさ」

12月札のいちばん大きな特徴は、
やはり桐に鳳凰の分かりやすさです。

この札は光札です。

しかも、
月見で一杯や花見で一杯のような別の専用役に絡むわけではないぶん、
役割がかなりはっきりしています。

「これは光札として強い」

そういう見方がしやすい札です。

12月札は、
月全体としての広がりは控えめですが、
そのぶん桐に鳳凰の価値がとても見えやすいです。

初心者が光札の強さを覚えるうえでも、
かなり分かりやすい月だと言えます。

12月札を見たら何を意識するといい?

初心者向けに言うなら、
12月札を見たらまずはこの2つを意識すると分かりやすいです。

まずは桐に鳳凰を見る

12月札で最優先に意識したいのは、
やはり桐に鳳凰です。

この札は光札なので、
取れるならかなり大事にしたい札です。

12月はたねや短冊での広がりがないぶん、
この光札の存在感がとても大きくなります。

「12月=まず桐に鳳凰を見る」
くらいで覚えておくと整理しやすいです。

カス3枚も意外と無駄にならない

12月札は、
桐に鳳凰ばかりに目が行きやすい月です。

でも、残り3枚はカス札です。

これだけ見ると少し極端ですが、
かす役の足しとしてはしっかり意味があります。

特に、
たねやたんに伸びにくい場では、
カスの積み重ねがそのまま大事になることもあります。

12月札は、
「光札1枚だけの月」ではなく、
光札とカス役がはっきり同居している月
として見ると分かりやすいです。

12月札は相手に持たれると嫌?

はい、嫌です。

特に嫌なのは、もちろん桐に鳳凰です。

光札を相手に持たれるのは、
やはりかなり気になります。

三光・四光・五光の流れに関わる以上、
取られると光役の道が細くなります。

一方で、カス3枚は
一枚ずつ見るとそこまで大きな圧ではありません。

でも、相手にまとまって集められると
かす役の進行ではちゃんと効いてきます。

そのため12月札は、
桐に鳳凰を取られるのが特に嫌で、カスも地味に足されると困る月
として考えると分かりやすいです。

12月札はこんな人に覚えやすい月

12月札は、

  • 光札の強さを覚えたい人
  • 月ごとの構成の違いを知りたい人
  • かす役の積み重ねも大事だと知りたい人
  • 特殊な月の見方を覚えたい人

に向いています。

12月は、
いろいろな役に広がる月ではありません。

でもそのぶん、
「この月はここを見る」という見方がとても分かりやすいです。

花札の月ごとの個性を覚えるとき、
12月はかなり印象に残りやすい月だと思います。

12月札をひとことで言うと

12月札をひとことで言うなら、

桐に鳳凰が主役で、構成がかなり極端な月

です。

12月には、

  • 桐に鳳凰で光役に絡める
  • カス3枚でかす役の足しになる

という、かなりはっきりした役割があります。

その一方で、

  • たね役には触れない
  • たん役には触れない
  • 固定役の広がりもほとんどない

という偏りもあります。

そのため12月は、
役の広さで勝負する月というより、
強い光札と分かりやすい構成で覚える月
と言えます。

まとめ

12月札は、桐の月です。

入っている4枚は

  • 桐に鳳凰
  • 桐のカス
  • 桐のカス
  • 桐のカス

で、構成は
光札1・カス札3
です。

こいこいでは、

  • 桐に鳳凰で光役に絡める
  • カス3枚でかす役の足しにもなる

という形で、かなり特徴のはっきりした月です。

一方で、

  • たね役には触れない
  • たん役には触れない
  • 固定役の広がりも少ない

ため、月全体の役の幅は控えめです。

そのため12月札は、
桐に鳳凰が主役の、かなり極端で覚えやすい月
として覚えておくと整理しやすいです。

花札を覚え始めたばかりなら、
まずは

12月は「桐に鳳凰」が強い月

として覚えておくと分かりやすいです。

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この記事を書いた人

今はゲームシナリオを書いている者です。最近社内DXアプリ開発も楽しい。
花札がとても好き。アナログゲームを嗜む脚本家、小説家、人狼もマダミスも好き。

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