花札こいこい12月「桐」の戦い方|桐に鳳凰・カス3枚の優先順位と勝ち筋

目次

まず何を見る?12月札の優先順位

12月札を見る時に大事なのは、
「桐に鳳凰が強い」で終わらせないことです。

12月には、ざっくり言うと次の3つの見方があります。

  • 桐に鳳凰を押さえて光役を見る
  • 桐のカスで枚数を稼ぎ、かすで早上がりを狙う
  • 光を見せながら、実際はかすで逃げる

12月は枝分かれが多い月ではありません。
そのぶん、押すか、逃げるか、途中で切り替えるかが見えやすい月です。

だからこそ、
「どの札が強いか」より、
「今の場でどの勝ち筋がいちばん通りやすいか」を見た方が、12月はうまく使えます。

これから出てくる図解の説明

桐に鳳凰を優先したい場面

桐に鳳凰は、12月を代表する光札です。

12月はかす札が3枚あるので、相手の意識がどうしても軽い役へ寄りやすくなります。
そのぶん、桐に鳳凰が通った時の重みが大きいです。

すでに光札が見えている時

すでに光札を持っている時や、場にほかの光札が見えている時は、桐に鳳凰の価値がかなり上がります。

三光、四光、五光はどれも点のまとまりが大きく、途中で崩れにくい勝ち筋です。

だから、光が見えている場面では、桐に鳳凰を早めに押さえる判断がかなり安定します。

相手に光を渡したくない時

自分が光役を強く見ていない時でも、相手に光を増やされたくない場面はあります。

そういう時も、桐に鳳凰は取り得です。

光札は、自分の役を伸ばす札であると同時に、相手の大役を止める札でもあります。
特に12月は「軽い月だな」と思われやすいぶん、逆に光札の警戒が遅れやすいです。

軽い月だと思われている時

ここが12月らしいところです。

12月は、ぱっと見ると
「かすが多い月」
「逃げる月」
に見えます。

でも、その軽さに意識が寄った相手が油断すると、桐に鳳凰が三光側の最後の1枚として刺さることがあります。

12月の光札は、最初から大きく構える札というより、
軽く見せた流れの中で急に重くなる札です。

桐のカス3枚は、早上がりと逃げ切りに向いた強い札

ここはかなり大事です。

桐のカス3枚は、
「余った札」
「ついでの札」
ではありません。

最初からかすを主軸にする

手札や場札を見て、光が遠い時はあります。

そういう時、12月は無理に夢を見なくて大丈夫です。
最初からかすを主軸にした方が強いことがあります。

12月はもともとかす札を3枚持っている月なので、他の月よりもかす役の入口が近いです。
危なくなったらさっと上がれる形を、最初から作りやすい月でもあります。

相手が勝ちそうな時のUターン先にする

最初は光を見ていても、途中で厳しくなることがあります。

そんな時に強いのが、かすへの寄り直しです。

12月は、自然にかすが増えやすい月です。
だから
「もう光は厳しい」
となった時でも、かすへUターンしやすいです。

この切り替えの速さは、12月のかなり大きな武器です。

桐のカスで合わせるスピード戦略もある

少し地味ですが、かなり実戦的なのがこれです。

相手の目線が桐に鳳凰へ向いている場では、桐のカスが通りやすいことがあります。

その時に、あえてカスで合わせて枚数を一気に増やし、かすで先に上がる形へ寄せる。
これは、12月らしいスピード戦略です。

桐に鳳凰が目立つ月だからこそ、その裏で桐のカスが仕事をすることがあります。

12月の勝ち筋は、大きく3つあります

12月の桐札は、ざっくり言うと次の3本に分かれます。

光で刺す

桐に鳳凰を起点にして、三光、四光、五光を見ていく形です。

大きい役を狙いやすく、相手への圧も強くなります。
特に、すでに光が見えている場面ではいちばん分かりやすい勝ち筋です。

かすで早く上がる

桐のカス3枚も含めて枚数を素早く増やし、先に上がりを取りに行く形です。

相手より先に終わらせたい時や、大役勝負を避けたい時に強いです。
12月は最初からかすの入口が近いので、この形がかなり現実的です。

光を見せて、かすで逃げる

これが12月らしい勝ち方です。

相手からすると、桐に鳳凰があるぶん光役を警戒したくなります。
でも実際には、そこでかすを伸ばして先に上がることもできます。

重い札を見せながら、軽い札で締める。
この読みづらさが、12月のずるい所であり、強さです。

12月でよくあるミス

桐に鳳凰だけ見てしまう

桐に鳳凰は目立つ札です。
だからこそ、ついそこだけを見てしまいがちです。

でも、12月の本当の強さは、光1枚とかす3枚が同居していることにあります。
光だけを見ると、いちばん近い上がり筋を見落としやすくなります。

かす3枚を後回しにしすぎる

かすは自然にたまりやすい役ですが、だからといって完全に放置していいわけではありません。

特に12月は、桐のカスで合わせることで流れが一気に変わる場面があります。
「あとで拾えるだろう」と思っているうちに、逃げ道そのものを失うことがあります。

最初に決めた勝ち筋にこだわりすぎる

12月は、最初から最後まで同じ役だけを見る月ではありません。

光からかすへ、
かすから光のけん制へ、
という切り替えが強い月です。

最初に決めた方針にこだわりすぎると、12月のいちばんおいしい部分を使えなくなります。

12月「桐」の強みをひとことで言うと

桐に鳳凰は、大きい役の入口

桐のカス3枚は、早上がりと逃げ切りの土台

12月全体では、軽く見せて最後に刺せる月

12月の桐は、どれかひとつだけが強い月ではありません。

華やかな光札があり、
速度を支えるかす札が3枚あり、
その両方を同じ月の中で持っています。

だからこそ12月は、
「最初から答えを決める月」ではなく、
「途中で押しと逃げを切り替えられる月」
として見ると、とても面白いです。

まとめ

12月の「桐」は、
桐に鳳凰で光を見られて、
桐のカス3枚でかすの早上がりや逃げ切りまで残せる月です。

大きく刺したい時も。
手堅く先に上がりたい時も。
いったん光を見せて、途中で逃げたい時も。
12月は、その全部にちゃんと手が届きます。

だから12月札を見た時は、
「桐に鳳凰がある月」だけで終わらせず、
桐のカス3枚まで含めて、12月全体をどう使うかを考えてみてください。

それだけで、12月の見え方はかなり変わります。

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