花札の遊び方・種類一覧
こいこい以外のゲームも紹介
花札の遊び方は、こいこいだけではありません。 花合わせ・八八・六百間・むし・奈良花合わせ・地方花など、花札にはさまざまなゲームがあります。
このページでは、 手札から1枚出し、場に同じ月の札があれば合わせて取るという流れを中心に、 花札ゲームの種類を一覧で整理します。 こいこい以外の遊び方を知りたい人向けの、花札ゲームの地図です。
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花札の遊び方を種類別に見る
花札ゲームの多くは、 同じ月の札を合わせて取るという骨格を共有しながら、 得点の見方、勝負の止め方、役の重さ、地方ルールによって枝分かれしています。 まずは大きな種類ごとに見ていきます。
基本の花合わせ系
最後まで札を取り、札点や役で精算する形。こいこいより素直に「札を集める」感覚が強い遊びです。
こいこい・Go/Stop系
役ができた時に、止めるか続けるかを選ぶ形。判断と心理戦が中心になります。
八八系
手役・出来役・場の倍率・降りなどが入る、競技寄りの濃い花札ゲームです。
目標点レース系
100点、300点、600点など、決められた点数への到達を目指します。短期決戦になりやすい形です。
蟲系・鬼札系
札を減らしたり、鬼札・ワイルドカードを使ったりする形。普通のこいこいとは違う緊張感があります。
地方花合わせ系
地域ごとに札点・役・白札・特殊処理が変化したもの。県名や旧国名も一緒に見ると整理しやすくなります。
同じ名前の遊びでも、地域・時代・商品・遊び場によって別の点数表や役構成で遊ばれている場合があります。 このページでは、確認できる資料をもとに、代表的な内容を整理しています。
※地方名は「現在の県名」と完全に一致しない場合があります。旧国名・地方名・資料上の呼称も併記しています。
花札ゲームの種類一覧
こいこい以外の花札ゲームも含めて、人数・特徴・資料状況を一覧で整理します。 「公式あり」は現代標準ルールを確認しやすいもの、 「複数資料あり」は個別ルールを追いやすいもの、 「資料差あり」は地域差・資料差に注意したいものです。
基本の花合わせ系
| 遊び | 地域 | 人数 | どんな遊び? | 資料 |
|---|---|---|---|---|
| 花合わせ | 標準形 | 2〜4人 3人が典型 |
札点と役で競う基本形。こいこいより「最後まで取り切る」感覚が強い。 | 複数資料 |
| 馬鹿っ花 | 簡略形 | 2〜4人 | 花合わせから手役をなくしたような簡略形。初心者向け・練習用として紹介しやすい。 | 資料あり |
| 本花/本花合わせ/ 尾張花/名古屋花/百花 |
愛知県・名古屋 中京地方 |
3人中心 | 名古屋地域の花合わせ変種として扱える。別名対応は資料ごとに確認したい。 | 資料あり |
こいこい・Go/Stop系
| 遊び | 地域 | 人数 | どんな遊び? | 資料 |
|---|---|---|---|---|
| こいこい | 標準形 | 2人 | 役ができたら「あがり」か「こいこい」。止める判断と継続リスクが中心。 | 公式あり |
| 仙台花 | 宮城県仙台市 | 3人 | 3人用こいこい系。札点を数えず、役だけで点を得る形。 | 資料あり |
| 新潟めくり | 新潟県 | 2人 | 手十二・場八でこいこいを遊ぶ変種とされる。詳細ルールは追加確認したい。 | 名称確認 |
| ゴーストップ | 韓国 | 2〜3人中心 | 韓国の代表的な花札系ゲーム。一定点に達したらGo/Stopを選ぶ。 | 資料あり |
八八系・競技寄り
| 遊び | 地域 | 人数 | どんな遊び? | 資料 |
|---|---|---|---|---|
| 八八 | 標準形 | 基本3人 | 手役、出来役、場の倍率、取り札点が絡む重めの花札ゲーム。 | 公式あり |
| 二人八八 | 現代実装枠 | 2人 | 八八を2人で遊べるようにした派生・実装ルール。アプリ収録例がある。 | 実装確認 |
| 横浜花 | 神奈川県横浜市周辺 | 3人 | 八八の簡略版に近いとされる。手役・出来役・特殊役あり。 | 資料差あり |
| すだおし/素倒/素倒し | 八八改良系 | 3人 | 八八を改良したルール。普通は軽く見られがちなカス札が最も強い点数になる、価値の逆転が面白い遊び。 | 資料あり |
目標点レース系
| 遊び | 地域 | 人数 | どんな遊び? | 資料 |
|---|---|---|---|---|
| 六百間/六百けん | 九州・中国地方など | 2〜3人 | 600点到達を目指す。小野道風が鬼札的、梅に鶯を疑似光札扱いする資料あり。 | 資料差あり |
| 三百間/ちゃんが | 関東地方 | 2〜3人 | 六百間系の短縮・近縁名として扱われることがある。個別ルールは追加確認したい。 | 名称確認 |
| 猪鹿蝶 | 北海道系 | 2〜3人 | 六百間の派生系として扱われる資料がある。こいこいの役名「猪鹿蝶」と混同注意。 | 同名注意 |
| 百落ち/百落し | 目標点系 | 2〜3人 | 役なし。札点差を得点にして100点到達を目指す。 | 資料あり |
| 山役 | 目標点系 | 2人 | 六百間に近い目標点レース系として扱えるが、詳細は追加確認したい。 | 名称確認 |
| 八十花 | 目標点系 | 2〜3人 | 80点基準・札点変化系として名前が確認できる。詳細は追加確認したい。 | 名称確認 |
蟲系・鬼札系
| 遊び | 地域 | 人数 | どんな遊び? | 資料 |
|---|---|---|---|---|
| 大阪蟲/むし/ むし花/むし引き/ おち/十落/藤桐三光 |
大阪府周辺 | 2人中心 | 牡丹・萩を抜いた40枚系。柳の雷札が鬼札になる。別名・近縁名が多い。 | 別名多い |
| 牡丹蝶/関東蟲 | 関東地方 | 2人 | 牡丹に蝶を鬼札として使う蟲系変種。普通の猪鹿蝶とは意味が変わる。 | 資料あり |
地方花合わせ系
| 遊び | 地域 | 人数 | どんな遊び? | 資料 |
|---|---|---|---|---|
| 奈良花合わせ/ 奈良大仏前 |
奈良県 | 4人 3人可説あり |
49枚使用。白札がワイルドカードになる。 | 資料あり |
| 加賀 | 北陸・加賀 石川県周辺 |
2人 | 同月4枚のシマ役が12か月分ある。 | 資料あり |
| 大役/越後花 | 新潟県・越後 | 2〜7人 4〜5人向き |
大量の出来役、越後花札、呑み役などが特徴。 | 資料あり |
| 遠州花/猪牡忠臣/ 與市兵衛 |
静岡県西部・遠州 | 2〜5人 | 猪・牡丹に蝶・小野道風系の役が強い。別名・役名の扱いに注意。 | 資料差あり |
| 菖蒲担ぎ | 静岡県沼津市周辺 | 3人 | 地方花合わせ系。札点や処理が特殊な資料があるため、個別確認したい。 | 資料あり |
| 武蔵野花 | 江戸期系 | 3人 4人2組 |
古い図柄文脈の出来役が特徴。 | 資料差あり |
| スベタめくり/千十 | 中京地方 愛知県周辺 |
3人 | 中京地方の3人用。馬鹿っ花系変種として説明される資料がある。 | 資料あり |
| 五文引 | 中京地方 愛知県周辺 |
3人 | 名称・地域は確認できるが、個別ルールは追加確認したい。 | 名称確認 |
| 讃岐花/讃岐めくり | 香川県・讃岐 | 2人 | 名称と一部情報は確認できるが、詳細ルールは追加確認したい。 | 名称確認 |
| 千本花/膳所花/ メクラ花 |
京都府・滋賀県大津市周辺 | 3人 | 京都・大津周辺の地方花。個別ルールは追加確認したい。 | 名称確認 |
| 須原花 | 長野県木曽郡大桑村須原地区 | 4〜5人参加 本戦3人 |
出落ち、通り札、小役・中役・本役、背負い札など独自要素が濃い。 | 現地資料 |
| 秋田花 | 秋田県 | 3人 | 秋田地方の花札遊び。八八に近い技法とされる資料がある。 | 資料あり |
| トッパ | 北海道 | 2人 | 北海道系のめくり・花合わせ系。釧路トッパ、石狩トッパなど周辺名も見える。 | 資料あり |
| 馬鹿 | 北海道 | 3人 | 北海道系の3人用。馬鹿っ花とは別枠として扱うと分かりやすい。 | 資料あり |
海外・韓国系
| 遊び | 地域 | 人数 | どんな遊び? | 資料 |
|---|---|---|---|---|
| さくら/ ハワイアン花札 |
ハワイ | 2〜7人 | 同じ月を取る花合わせ系。ハワイ移民文化と結びつく。 | 複数資料 |
| ミンファトゥ | 韓国 | 2〜7人 | 日本の花合わせに似た韓国系Hwatuゲーム。 | 資料あり |
| ゴーストップ | 韓国 | 2〜3人中心 | 韓国で広く遊ばれるGo/Stop判断型の花札ゲーム。 | 資料あり |
こいこい以外の花札ゲームメモ
こいこい以外にも、花札にはさまざまな遊び方があります。 ここでは、まず主要な花合わせ・こいこい・八八・六百間を上に置き、そのあとに二人八八・素倒しなどの派生や地方ルールを整理します。
花合わせ 基本の花合わせ系
花合わせは、この地図の中心に置きたい遊びです。 こいこいのように途中で止める判断を強調するより、 最後まで札を取り、札点や役を見て精算する形です。
特徴
- 同じ月を合わせて取る流れが分かりやすい。
- 3人で遊ばれることが多い。
- こいこいより「札を集める」感覚が強い。
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資料
こいこい こいこい・Go/Stop系
こいこいは、現代で最も知られている花札ゲームのひとつです。 手札から出す、山札をめくる、同じ月があれば取る、という基本は花合わせ系と同じです。 ただし、役ができた時に「あがり」か「こいこい」を選べるため、ゲームの中心が判断に寄ります。
特徴
- 2人用。
- 役ができた瞬間に止めるか続けるかを選ぶ。
- 続けた後に相手があがると危険。
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資料
八八 八八系・競技寄り
八八は、花札の中でもかなり重い遊びです。 手役、出来役、取り札点、場のレート、得点精算が絡みます。 こいこいが「役ができた瞬間の判断」を楽しむ遊びだとすれば、 八八は「配られた手札、場の状況、降りるか勝負するか、最後の精算」まで含めて読む遊びです。
特徴
- 基本は3人用。
- 手役・出来役・取り札点・場の倍率がある。
- こいこいよりも、精算や場の読みが重い。
- 最初の手札だけで勝負に出るか、降りるかの判断も重要になる。
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資料
六百間/六百けん 目標点レース系
六百間は、600点到達を目指す目標点レース系です。 こいこいに似て見えますが、点数設計がかなり違い、四光や七短などの大きな役が勝負を一気に動かします。
特徴
- 2〜3人用として紹介されることがある。
- 600点到達を目指す。
- 柳に小野道風が鬼札・ワイルド的に働く資料がある。
- 梅に鶯を疑似光札のように扱う資料がある。
- 短冊札を10点とする資料と5点とする資料があるため、札点差に注意。
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資料
二人八八 八八系・2人用派生
二人八八は、八八を2人で遊べるようにした派生・実装ルールとして整理しておきたい遊びです。 八八は基本的に3人で遊ぶ印象が強いですが、 現代のアプリやゲーム実装では、2人用に調整された形が見られます。
特徴
- 2人で遊べる八八系ルール。
- 八八の考え方を、少人数向けに扱いやすくした派生として見られる。
- 標準的な八八とは、札の配り方や精算感が変わる可能性がある。
- 現代実装枠として、通常の八八とは分けて紹介すると分かりやすい。
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資料
すだおし/素倒/素倒し 八八改良系
すだおしは、八八を改良したルールとして扱われる花札ゲームです。 最大の面白さは、普通の花札では軽く見られがちな カス札が一番強い点数になるところです。
光札や種札を集めるほど強そうに見える花札の価値観が、 すだおしではひっくり返ります。 「強そうな札を取る」だけではなく、 普段なら脇役に見えるカス札をどう集めるかが勝負になる、 ちょっと可笑しくて、かなり独特な八八系の遊びです。
特徴
- 八八改良系として整理できる。
- 基本は3人用。
- 八八と同じ手役を持つが、点数の価値観が大きく変わる。
- カス札が一番強いため、普通の花札とは狙う札の感覚が変わる。
- 高そうな札より、地味な札が主役になるところが面白い。
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資料
三百間/ちゃんが/猪鹿蝶 目標点レース系
三百間・ちゃんがは、六百間系の短縮・近縁名として扱われることがあります。 猪鹿蝶は北海道系の六百間派生として触れられる資料があるため、役名の猪鹿蝶とは分けてメモしておくと安全です。
特徴
- 三百間/ちゃんがは関東地方の呼称として扱うと整理しやすい。
- ゲーム名としての猪鹿蝶は、こいこいの役名「猪鹿蝶」と混同しやすい。
- 六百間本文とは分けておくと、読者が「600点ルール本体」と「派生名」を追いやすい。
資料
馬鹿っ花 簡略花合わせ系
馬鹿っ花は、花合わせから手役をなくしたような簡略形として扱いやすい遊びです。 役をたくさん覚える前に、同じ月を合わせて取る流れや札点の見方に慣れたい時に向いています。
特徴
- 2〜4人用として紹介される。
- 役なし・札点中心の簡略花合わせとして整理できる。
- 北海道系の「馬鹿」とは別枠で扱うと混同しにくい。
資料
百落ち/百落し 目標点レース系
百落ちは、かなり分かりやすい目標点レースです。 役を基本的に使わず、取った札点を比べて差分を得点にし、先に100点へ到達した人が勝ちます。
特徴
- 2〜3人用。
- 100点到達を目指す。
- 役を覚えなくても遊びやすい。
- 大阪蟲系の別名群に出る「おち」「十落」との関係は、資料ごとに確認したい。
資料
大阪蟲/むし/むし花/むし引き/おち/十落/藤桐三光 蟲系・鬼札系
大阪蟲は、通常の48枚ではなく、牡丹と萩を抜いた40枚系で遊ぶのが特徴です。 さらに、柳の雷札が鬼札として働くため、こいこいとはかなり違う取り合いになります。 「むし花」「むし引き」「おち」「十落」「藤桐三光」など、近い名称が多い点もメモしておきたいところです。
特徴
- 2人中心。
- 牡丹・萩を抜いた40枚系。
- 柳の雷札が鬼札になる。
- 別名・近縁名が多いため、個別記事では資料ごとに分けて確認したい。
資料
牡丹蝶/関東蟲 蟲系・鬼札系
牡丹蝶は、関東蟲とも呼ばれる蟲系の変種です。 大阪蟲では柳の雷札が鬼札になりますが、牡丹蝶では「牡丹に蝶」が鬼札になります。
特徴
- 2人用。
- 牡丹に蝶が鬼札になる。
- 普通のこいこいでは猪鹿蝶の一部になる札の意味が変わる。
資料
奈良花合わせ/奈良大仏前 地方花合わせ系
奈良花合わせは、白札を含む49枚を使う4人用の花合わせ変種です。 白札がワイルドカードとして働き、任意の1枚を取れる点が大きな特徴です。
特徴
- 49枚使用。
- 白札が入る。
- 白札で任意の札を取れる。
- 普通の花合わせとはかなり違う駆け引きになる。
資料
加賀 地方花合わせ系
加賀は2人用の地方花合わせです。 12か月それぞれに同月4枚の出来役があり、札点を持つ札が少ないため、シマ役を作ることが大きな特徴になります。
特徴
- 2人用。
- 同月4枚のシマ役が目立つ。
- 札点を持つ札が少なく、役作りの印象が強い。
資料
大役/越後花/新潟めくり 地方花合わせ系
大役は、新潟・越後系の地方花合わせです。 越後花という地方札を使って遊ばれたとされ、役の数が非常に多いことも特徴です。 新潟めくりは、同じ新潟系として名称を拾っておきたい遊びです。
特徴
- 大役は2〜7人対応とされる。
- 4〜5人が遊びやすいとされる。
- 大量の出来役がある。
- 新潟めくりは、手十二・場八でこいこいを遊ぶ変種として整理できる。
資料
遠州花/猪牡忠臣/與市兵衛/菖蒲担ぎ 地方花合わせ系
遠州花は、静岡県西部・遠州地方の花合わせ変種として扱えます。 猪牡忠臣や與市兵衛などの呼称・役名が関係するため、個別記事では名称の扱いを分けると安全です。 菖蒲担ぎは、静岡県沼津市周辺の地方花として別に拾っておきたい遊びです。
特徴
- 遠州花は2〜5人用として紹介される。
- 猪・牡丹に蝶・小野道風系の役が強い。
- 與市兵衛は遠州花/猪牡忠臣まわりの別名枠としてメモしておく。
- 菖蒲担ぎは3人用の地方花として追加調査候補。
資料
須原花 地方花合わせ系
須原花は、長野県木曽郡大桑村須原地区に伝わる花札遊戯です。 現地では「花合わせ」と呼ばれ、江戸末期頃から遊び継がれているとされます。
特徴
- 4〜5人で参加し、本戦は3人勝負。
- 通り札、場の表示札、ホーセン、背負い札など独自要素がある。
- 地域に残った花合わせ文化として重要。
資料
中京系:本花/名古屋花/スベタめくり/五文引 地方花合わせ系
中京地方には、本花・名古屋花・尾張花・百花、スベタめくり/千十、五文引など、 似た地域名で整理したい遊びがあります。 ただし、同じ遊びの別名なのか、近縁の別ルールなのかは資料ごとに確認した方が安全です。
特徴
- 本花/名古屋花/尾張花/百花は、愛知県・名古屋周辺の地方花として整理。
- スベタめくり/千十は、中京地方の3人用として資料あり。
- 五文引は、中京地方の3人用として名称を確認。
- 別名対応は断定しすぎず、追加調査枠にしておく。
資料
北海道系:トッパ/馬鹿/猪鹿蝶 地方花合わせ系
北海道系では、トッパ、馬鹿、猪鹿蝶を分けて拾っておくと整理しやすくなります。 ただし、馬鹿っ花とは別の「馬鹿」、役名とは別の「猪鹿蝶」が出てくるため、読者向けには混同注意の注釈があると親切です。
特徴
- トッパは北海道系の2人用として整理。
- 馬鹿は北海道系の3人用として扱う。
- 猪鹿蝶は北海道の六百間派生として触れられる資料がある。
- 「馬鹿っ花」と「馬鹿」、「役名の猪鹿蝶」と「遊び名の猪鹿蝶」は分けて書く。
資料
秋田花 八八近縁・地方花
秋田花は、秋田県・秋田地方の花札遊びとして拾っておきたい名称です。 辞典類では「秋田地方に行われる花骨牌の一種」「遊法は八八に同じ」という説明が確認できるため、 まずは八八近縁の地方花として置くと分かりやすいです。
特徴
- 秋田県・秋田地方の花札遊び。
- 3人用として整理しやすい。
- 八八に近い技法とされる資料がある。
- 個別の役・点数は追加確認したい。
資料
花合わせ系から外した方がいい遊び
花札を使っていても、すべてが花合わせ系とは限りません。 「同じ月を合わせて取る」遊びではないものは、別の地図に分けると整理しやすくなります。
| 遊び | 分けた方がいい理由 |
|---|---|
| おいちょかぶ | 数字・カブ系の勝負。場の同じ月を合わせて取る遊びではない。 |
| きんご | 数字合計・バースト系の遊び。花合わせ系とは別軸。 |
| 手本引き系 | 花札そのものというより、張り・予想系に近い。 |
| 読み系・並べ系 | 札を順に出す、並べるなど、取る構造が中心ではない。 |
花札の遊び方はひとつではない
こいこいだけでなく、花札には土地や時代ごとに枝分かれした遊び方があります。
八八のように、手役・場・精算まで含めて重く遊ぶもの。
六百間のように、600点を目指して一撃の大きさを楽しむもの。
素倒しのように、カス札が主役になる価値の逆転を楽しむもの。
蟲や牡丹蝶のように、鬼札でまったく違う取り合いになるもの。
須原花や奈良花合わせのように、地域の暮らしや道具まで含めて残っているもの。
どれも根っこには、手札を出して、場の同じ月と合わせて取るという花合わせの動きがあります。 花札はひとつの遊びではなく、土地や時代ごとに枝分かれしてきた、大きな遊びの森です。
参考資料
役名・点数・人数は資料によって差があります。 詳細な個別記事を作る場合は、各ゲームごとに資料を分けて確認すると安全です。 このページでは、公式ルール、FudaWiki、書籍・PDF資料、アーカイブ資料、配信資料、現代アプリ実装などをあわせて参照しています。
公式・標準ルール確認
個別ルール・地方ルール
- FudaWiki「List of Hanafuda Games」
- FudaWiki「Hana-Awase」
- FudaWiki「Bakappana」
- FudaWiki「Hachi-Hachi」
- FudaWiki「Sudaoshi」
- FudaWiki「Yokohama-Bana」
- FudaWiki「Roppyakken」
- FudaWiki「Hyaku-Ochi」
- FudaWiki「Mushi」
- FudaWiki「Botan-Cho」
- FudaWiki「Nara Hana-Awase」
- FudaWiki「Kaga」
- FudaWiki「Taiyaku」
- FudaWiki「Suhara-Bana」
- FudaWiki「Enshu-Bana」
- FudaWiki「Ayame Katsugi」
- FudaWiki「Hon-Bana」
- FudaWiki「Subeta Mekuri」
- FudaWiki「Sendai-Hana」
- FudaWiki「Akita-Bana」
- FudaWiki「Toppa」
- FudaWiki「Musashino-Bana」
- FudaWiki「Minhwatu」

