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花札の大場・絶場を1分で理解|場札で倍率が変わるルール(×2/×3/×4)図解

目次

花札の大場・絶場とは?(倍率・対象札・計算例を図解)

「大場・絶場」は“役”ではなく、その回の得点計算を何倍にするか(得点レート)を決める仕組み。
最初の場札にある20点札で決まります。

結論:大場・絶場の倍率早見表

八八(88)の得点レート

絶場×3/大場×2/小場×1
(持ち越し・絶場優先あり)

基本は採用されているルール。

花合わせの得点レート

絶場×3/大場×2

※あまり見かけないが、採用することもある

いつ決まる?判定タイミングは「最初の場札」

花合わせも88も、最初に場に出た場札で得点レートを決める流れです。

どの札が出たら大場・絶場?

88(八八)の条件

絶場4倍:柳に小野道風、桐に鳳凰

柳・桐の光札が場にあるとき
※場札に1枚あれば、得点レート上昇※
20点札は光札のことです。

11月:柳に小野道風
(柳に男、柳に蛙、柳に小野定九朗、柳に狸)

12月:桐に鳳凰

大場2倍:松に鶴、桜に幕、芒に月

松・桜・月の光札が場にあるとき
※場札に1枚あれば、得点レート上昇※

20点札は光札のことです。

1月:松に鶴
3月:桜に幕
8月:芒(すすき)に月

花合わせの条件

絶場3倍:柳に小野道風、桐に鳳凰

柳・桐の光札が場にあるとき
※場札に1枚あれば、得点レート上昇※
20点札は光札のことです。

11月:柳に小野道風
(柳に男、柳に蛙、柳に小野定九朗、柳に狸)

12月:桐に鳳凰

大場2倍:松に鶴、桜に幕、芒に月

松・桜・月の光札が場にあるとき
※場札に1枚あれば、得点レート上昇※

20点札は光札のことです。

1月:松に鶴
3月:桜に幕
8月:芒(すすき)に月

計算例

例:この回の合計が「10点」だった場合
花合わせ・大場:10×2=20点/花合わせ・絶場:10×3=30点
八八(88)・大場:10×2=20点/88・絶場:10×4=40点

注意:花合わせはローカル差が出やすい

※本記事の大場・絶場は「任天堂準拠で紹介」しています。
花合わせは地域やアプリでローカル差が出やすく、同じ名称でも倍率や扱いが違う場合があります。
遊ぶ前に「両方出たときの優先」「複数枚出たときの処理」「倍率をどこにかけるか」を卓(アプリ設定)で合わせてください。

迷いポイントの具体例(特に花合わせ)

①大場と絶場が同時に出たら「高い方だけ」「合算」「どちらか優先」など卓差が出やすい
②対象札が2枚以上出たら「その回だけ強化」「次回も同条件(持ち越し)」などの卓差が出やすい
③倍率を「役点だけ」にかけるか「その回の得点(札点+役点など合計)」にかけるか
で結果が変わるので、事前確認が安全。

八八(88)の得点レートのルール

88(八八)は「優先順位」「持ち越し」は一般的なルールとして浸透しています。

優先順位:絶場が先。
持ち越し:場札に複数の光札がある場合、絶場、大場関係なく持ち越し確定

よくある質問(FAQ)

花合わせはローカル差が出やすいので、遊ぶ前に「優先(どっちを採用するか)」を決めるのが安全です。88(八八)の説明に合わせるなら「絶場が優先」で、状況によって大場は次回へ持ち越し、のように処理します。

対象札が2枚以上出たら?

花合わせは卓差が出やすいので「その回だけ」「次回も継続(持ち越し)」を事前に決めてください。88は“複数枚なら持ち越し”のように、扱いを含めて説明されていることが一般的です。

倍率は“役点”だけ?それとも“札点数”も?

当サイトでは“その回の得点(合計)”に倍率をかけるとしています。花合わせは卓差が出るので、自分の遊び方に合わせてください。

対象札を確認したい人向け(20点札・光札)

大場・絶場の判定に使うのは“20点札(光札)”です。
札の名前や月があやふやなら、先に一覧を見ながら読むと早いです。

花札の札一覧(1月〜12月)

札の種類

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この記事を書いた人

今はゲームシナリオを書いている者です。
アナログゲームを嗜む脚本家、小説家、人狼もマダミスも好き。

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