紙のしんどさを減らして、仕事をアプリ化できる道具です
紙が多い。探せない。運ばなきゃいけない。
それ、Power Appsが活きる場面かもしれません
紙の業務がどうして面倒なのか?

紙が多い!
ファイルも多い!
この前の記録、
どこに入れたか分からない!
それと
持っていってみせるのと、
別の表にまとめるのお願い
紙って、
書くだけなら早いのに……
増えると急に強くなるよね……

な なんと スライムたちが・・・!
スライムたちが どんどん がったいしていく!
なんと キングスライムに なってしまった!
さしずめ、
キングスライム
そういう時に
出てくる選択肢のひとつが、
Power Appsなんだ
紙って、その場で書くだけなら便利です。
でも実際は、書いたあとにしまう、探す、持っていく、まとめ直す……と、少しずつ仕事が増えていきます。
Power Appsは、そんな
“紙だから増えやすい手間”
を減らしたい時に考えやすい道具です。
Power Appsとは?

Power Appsって、
何をする道具?
ひとことで言うと、
紙の代わりに
使いやすい仕事画面を
作る道具だよ
Power Appsは、紙に書いていたことを、ただ画面に置き換えるだけのものではありません。
書く、残す、探す、見返す、共有する。
そういう紙の仕事の流れごと、画面で扱いやすくしていける仕組みです。
だからPower Appsは、アプリを作る道具というより、
紙で回していた仕事を、画面で回しやすくするための道具
と考えると分かりやすいです。
Power Appsで代替しやすいこと

じゃあ、どんな仕事が
Power Appsに
置き換えやすいの?
毎回同じように書いて、
あとで見返したり
探したりする仕事だね
紙だと、書いたあとに
しまう、探す、持っていく、まとめ直す
が増えやすいです。
Power Appsで仕事画面を作ると、
入力しやすくなって、
あとで見返したり探したりもしやすくなります。
※少しずれても良いのならタイム計測・ストップウォッチも出来なくはないですが、オマケ程度です※
Before / After

Before
紙に書く。
提出する。
ファイルにしまう。
必要な時に探す。
あとで別の表にまとめる。
After
画面で入力する。
そのまま記録を残す。
一覧で見返す。
必要な情報を探しやすい。
まとめ直しの手間が減る。
実際、どのくらい時間が減るのか(効果時間の目安)

Power Apps の効果時間は、
「アプリだから一気に劇的に変わる」というより、
毎日くり返している小さな手間が積み重なって大きくなる
と考えると分かりやすいです。Microsoft Learn でも、Power Platform の価値は、業務の改善・自動化・最適化をどう測るかという観点で、定量・定性の両面から評価する考え方をMicrosoftは伝えています。
特に効きやすいのは、
紙に書く → しまう → 探す → 持っていく → まとめ直す
のように、入力のあとに仕事が増える業務です。
Power Apps と保存先を組み合わせると、この“書いたあとの仕事”を削りやすくなります。
効果時間の事例(真面目なお話)

Microsoftのサイトに
実例がたくさんあります。
数字ないと
導入許可おりないもんね!
真面目なの必要!
Forrester の Microsoft 委託調査
Microsoft が案内している Forrester Consulting の委託調査では、Power Apps Premium を導入した組織をもとにした複合組織モデルで、高インパクトなユースケースでは1人あたり250時間の削減、導入3年目には累計100万時間超の効率化、アプリ開発時間50%削減、ROI 206% という結果が示されています。これは個別企業の実測値ではなく、複数組織のヒアリングをもとにしたモデル値ですが、投資対効果を説明する時にはかなり使いやすい数字です。
ただし、この種の数字はそのまま自社に当てはめるものではないです。
Microsoft Learn でも、Power Platform の価値は、対象業務を決めて、関係者にヒアリングし、実際の利用状況や業務時間をもとに測ることが大事だと案内されています
花王の事例
Power Platform 活用で、月480時間の効率化が出た事例です。
記事中では、長年の紙運用があり、検査記録や原材料管理などで300種類以上の紙カードを扱っていたこと、紙を探すのが大変で時間がかかっていたことも書かれています。
その他の効果時間と事例一覧(タップすると開きます)
HSBC
Power Apps の1つのアプリで、香港の事業で年間117,000時間削減というかなり大きな事例があります。
あわせて、別の Power Apps 活用では11市場に90日でエンドツーエンドの仕組みを展開し、約50%のコスト削減と紹介されています。
大規模事例ですが、「低コードでもここまで行く」という根拠には強いです。
Hawkary Pharmaceuticals
営業報告の Power Apps 化で、営業担当1人あたり月約8時間削減と紹介されています。
あわせて、メールを探さなくてよくなったことによる管理側の時間削減も触れられています。
T-Mobile
Power Platform を使って大きな業務改善につながったことが紹介されています。
記事全体としては、ローコードでも本格的な業務要件にしっかり対応でき、現場の複雑な仕事にも使えるというニュアンスで語られています。実際に、Orbit というアプリで 97,000時間の削減と 400万ドル超のコスト削減、さらに別の統合作業では 12倍の処理効率 も紹介されています。
Evergy
Power Apps を使ったソリューションで、配電チームだけで年間15,000時間超の削減が出た事例です。
さらに会社全体の Power Platform 活用では、年間120,000時間超を高付加価値業務へ振り向けられていると紹介されています。
画面側では、データ検証つきのシンプルなUIで、履歴検索や承認もしやすくなったと書かれています。
素人でも、Power Appsを使って仕事画面って作れる?

でも、こういうのって
詳しい人じゃないと
作れないんじゃない?
最初から完璧なものを
作ろうとしなければ、
かなり触りやすい方だよ
じゃあ、いきなり
大作を作るんじゃなくて、
小さいものからでいいんだね
そうそう!
ボタン作って、
動いたー!から
始めるべき!
余談
持論ですが、ツールって自分の物になるタイミングというものがあって、それを越すたびに、少しずつ使いこなせるようになります。
PowerAppsに関しては「Formを使っての作成をやらなくなったこと(※Formコントロールは成長したいなら非推奨です。応用が利かない)」「画像の挿入」「SharePointとの連携」「コレクションの使い方」「変数の使い方」「ギャラリーの仕組み」「PowerAppsの基本は、出し入れするもの」「Square(5)等の活用」などがターニングポイントだった気がします。
初めは何を作るべき?

最初は、
複雑なものをいきなり作るより、
まずは見せることが中心の画面から始めると分かりやすいです。
最初は、
どんなものから
作るといいの?
まずは、
“表示するだけ”に
近いものだね
入力した内容を残したいなら、
SharePoint などの保存先も
一緒に考えるとつかみやすいですよ。
まとめ|Power Apps は紙の仕事を画面で回しやすくする道具
Power Apps は、
紙で回していた仕事を、画面で進めやすくするための道具です。
紙は便利ですが、
しまう、探す、持っていく、まとめ直す、といった手間が増えやすくなります。
Power Apps を使うと、
そうした仕事を少しずつ軽くできます。
最初から大きな仕組みは必要ありません。
連絡事項の表示や座席表のような、小さな画面からでも始められます。
入力内容を残したい時は、
SharePoint などの保存先と組み合わせて考えると分かりやすいです。
Power Apps は、
今の仕事を少しずつ整えていくための入口です。
Power AppsのQ&A
- Power Apps とは何ですか?
-
Power Apps は、Microsoft が提供する、
業務に合わせたアプリを作りやすくする仕組みです。
公式でも、アプリ・サービス・コネクタ・データプラットフォームを含む、
カスタム業務アプリの迅速な開発環境として案内されています。 - Power Apps で何ができますか?
-
たとえば、
連絡事項の表示。
表だけの座席表。
申請の入口画面。
持ち出し記録。
日報や報告フォーム。のような、
毎回似た流れで入力したり、あとで見返したりする仕事と相性がいいです。 - Power Apps だけで使えますか?
-
画面を作って、
表示だけに近い使い方をすることはできます。
ただ、入力した内容を残したい、あとで一覧で見たい、という場合は、
SharePoint などの保存先もいっしょに考えると分かりやすいです。
Power Apps の公式ドキュメントでも、キャンバスアプリから SharePoint に接続する方法が案内されています。 - Power Apps は無料ですか?
-
Power Apps には有償プランがあります。
一方で、契約内容によっては Microsoft 365 とあわせて利用できる範囲もあります。
ただし、使える範囲や必要なライセンスは環境によって変わるので、
最終的には価格ページや契約内容の確認が必要です。
日本語の価格ページも公式にあります。 - 初心者でも Power Apps を使えますか?
-
最初から完璧なものを作ろうとしなければ、
かなり入りやすい方です。
特に、表示中心の小さな画面から始めると感覚をつかみやすいです。

