男子C
帰ってきた顔で、
今日も軽く笑っている。
軽い調子で話して、すぐ人を茶化す。
けれど、放っておくのはあまり得意じゃない。
水と海が好きで、少し危ない場所にも引かれがち。
ただし、虫と汚れにはかなり弱い。
水は好き。 泥は無理。 斑猫は、特に嫌い。
気楽にやれば、 案外どうにかなるって!
「気楽にやれば、
案外どうにかなるって!」
表情差分
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一目で分かる男子C
軽く笑って、危ないものには少し近づく。
でも、触っていいものと駄目なものの線引きはかなりはっきりしている。
よく笑って、よく茶化す。
けれど、放っておくのはあまり得意じゃない男子高校生。
身だしなみにうるさく、面倒見も良い。
軽く見える言葉の奥に、ちゃんと距離の取り方を知っている。
よく笑う、よく茶化す
軽い調子で話して、相手の言葉にもすぐ乗る。 冗談を言うし、ツッコミも入れる。ただし、相手の様子はよく見ている。
面倒見が良い
危ないものには「触るな」と言う。 一人で行こうとする相手には「行くなら呼べ」と言う。 茶化すけど、放っておくのは苦手。
かなりの潔癖症
身だしなみにはうるさい。自分の髪に触るのも苦手。 虫・泥・ぬめり・外を歩いた生き物には慎重。
水と海が好き
水辺や海を見るのが好き。 怖がりではなく、少し危ない場所にも引かれる。 ただし、濁った水や泥は別。
プロフィールと性格
普通に笑っているように見える。
けれど、たまに少しだけ、帰ってきた場所の気配が残る。
水は好き。泥は無理。
男子Cの潔癖症は、分かりやすいネタでもあり、少しだけ奥が見える癖でもある。
身だしなみには、かなりうるさい。
服装や髪型の乱れに気づきやすく、何が触れたか分からないものを苦手にしている。 自分の髪に触るのもあまり好きではない。
斑猫は、特に嫌い。
虫の中でも、斑猫は特に嫌い。 綺麗な色をしていても、近づきたくないものはある。 水や海は好きでも、泥やぬめりは別。
男子Dとの関係
表では、すぐ茶化すCと、淡々と抗議するD。
怒るところまで含めて、だいたいプロレス。
男子Dの格好つけた言い方をよく茶化す。
ただし、悪意はない。
怒らせた後の戻し方も、わりと分かっている。
男子Dは淡々と話す。
機械っぽく振る舞う理由は、その方が格好いいから。
男子Cはそこをすぐ茶化す。
怒られることもあるけれど、だいたいプロレスで終わる。
自分を一般人だと思っている。
特別扱いは少し嬉しい。
ただし、男子Cに茶化されるとわりと怒る。
寄り道ひとこまっ!
男子Cと男子Dの、だいたいこんな感じの会話。
深く知る!|帰ってきた顔のこと
ここから先は、男子Cの由来に触れる話。
普段の彼はあまり自分から話さないけれど、軽く笑っている顔の奥には、少しだけ帰り道の話が残っている。
表側では、よく笑って、よく茶化す男子高校生。
けれど、興味が出たら、もう少しだけ奥の話も見ることができます。
もう少しだけ、俺のことを知る
SCENE 01
千里、って名前がある。
まあ、自分から名乗ることはあんまりない。
面倒だし、今は男子Cでだいたい通るから。
SCENE 02
昔、燃えるような赤の、躑躅の森に入った。
綺麗な色をした斑猫を見た。
見てはいけないものを見たのか、触れてはいけないものに触れたのか。
そこは、今でもよく分からない。
帰ってきた時、目が赤くなっていた。
顔も、前とは違うって言われた。
綺麗になった、なんて言うやつもいた。
でもさ。
それ、普通に喜べる話じゃないだろ。
SCENE 03
帰ってきたはずなのに、前と同じ場所には戻れなかった。
話しても信じてもらえない。
笑っても、前と同じ笑い方には見てもらえない。
それでも、神様には願った。
社へ行けなくても、手を合わせる場所がなくても。
願うことだけは、やめなかった。
周りには、酔狂だって笑われた。
殴られたこともあった。
でも、祈るしかなかったんだよ。
SCENE 04
ある時、みんないなくなっていた。
親も、姉も、近所の子も。
俺を傷つけた人たちも。
名前を呼ぶ人も、疑う人も、叩く人も。
もう、どこにもいなかった。
代わりにあったのは、鉄の塔がいくつも立つ知らない景色。
それから、真っ白な空間で笑っている、桃色の髪をした誰か。
「……暇だったから、連れ出してみた」
そう言われた気がする。
誰だったのかは、うまく思い出せない。
そこだけ、妙に白い。
SCENE 05
それが救いだったのか、置き去りだったのか。
今でも、たぶん決めきれてない。
だから、今の時代に馴染むことにした。
名前を聞かれたら、男子C。
それで通らなければ、佐藤。
それでも駄目なら、太郎でもいい。
嘘もつく。
話も合わせる。
分からないことは調べる。
知っているふりも、知らないふりもする。
普通に見えるように。
普通に笑えるように。
今ここにいる男子高校生として、ちゃんと生きていけるように。
帰ってきた顔で、今日も軽く笑っている。
出典・着想元:泉鏡花『竜潭譚(りゅうたんだん)』
男子Cは、原典の千里そのものではなく、千里をもとにしたパラレルの姿です。
