「花合わせ」の
準備パートの話だよ。
(※点数計算・役一覧は別記事に分けます。準備だけをスッとできるようにする記事です)
まずは結論:準備はこの3ステップ(花合わせ)
1番手を「親」、2番手を「胴二(どうじ)」、3番手を「尾季(ビキ)」と呼びます。
最初に決める:何月戦(何回勝負にする?)

花合わせは「何回戦やるか」は、
「6月か12月」が一般的です。
こいこいと違い、最後まで札を出し切るので
こいこいと比較すると1戦が長いです。
その為、はじめは3月などからでもよいかもしれません。
・1月戦(1回勝負)=短時間で終わる・触りを知りたい人向け
・3月戦(3回勝負)=ほどよい・初心者におすすめ
・6月戦(6回勝負)=練習にも対戦にも良い。慣れてきたら6月がおすすめ
・12月戦(12回勝負)=長丁場、初心者には非推奨。本格勝負向き
こいこいが特攻戦なら
花合わせは防衛戦。
準備するもの(これだけ)
花札 1組(48枚)
点数をメモするもの(紙・スマホでOK)
机の上に「置き場」を4つ作る
1.1番手の取り札(獲得札)置き場
2.2番手の取り札置き場
3.3番手の置き場
4.山札(残り札)置き場
参考図
こんなに大きくなくてもいいです。

取り札置き場は、混ざらなければOK。
一番上から、光札、種札、短冊札、かす札と並べると分かりやすい。
適当でも自分が管理できればOK。
適当に、紙に線引いて作っておくと便利
花合わせの場合、点数も書いておくと◎!


「自分の取り札置き場」と「相手の取り札置き場」が混ざって、
誰がどの札を取ったか、が分からなくなることだけは避ければ
どんな形でもOK!
親(おや)・胴二(どうじ)・ビキの決め方(おすすめ2つ)

方法A:じゃんけん(最短)
勝った人が親。
親の右隣が2番手(胴二)、左隣が3番手(ビキ)(※席順は固定)
次のゲームは、基本は「前のゲームの勝者が親」でOK
方法B:札を1枚引く(花札らしくて分かりやすい)
よく切って、お互いに1枚ずつ引く
裏向きで1枚ずつめくり、月が一番早い人が親
(同月ならやり直し)
例:8月(芒)より10月(紅葉)のほうが大きい
引いた札は戻してシャッフルし直す
親の2番手(胴二)、左隣が3番手(ビキ)(※席順は固定)
手札7枚ずつ+場札8枚を配る

花合わせ(3人)の基本配りはこれです。
自分:手札7枚
他2人:手札7枚
場:表向き8枚(場札)
残り:山札(裏向き)
配る順番(迷わない配り方)
ブラウザゲームやアプリだと、配り方は勝手にやってくれるので、
あまり覚えなくても良い部分かもしれないです。
よくシャッフルする
親が札を持って、
4枚ずつ配って場札3枚 → 3枚ずつ配って場札3枚
同じ月4枚が場札に出たら配り直し
残りは山札(裏向きで重ねる)
※「自分→相手→場」の順にすると、毎回同じ手順になって初心者が迷いません。

配り直し(やり直し)が起きるケース(ローカル差あり)
配り直し:場に同じ月が4枚(場四)
場札8枚の中に、同じ月が4枚全部出ている状態
一般的には「やり直し(流す)」扱いが多い

花合わせの手役
手役(六カス・七カス)は「配った時点で成立する特別枠」です。
七カス:自分の手札全てがカスだった場合、その手札を公開すると成立。
六カス:自分の手札の6枚がカスだった場合、その手札を公開すると成立。
公開した札は、他の2人にとっては場札と同じ扱いのルールが一般的。
お互いに公開した後の扱いは事前相談必須。
図解はこちらから

ここまでできたら準備完了(スタート確認)
親・胴二・ビキが決まっている
手札7枚ずつ配られている
場札6枚が表で出ている
山札がある
親から1手番目スタート
この状態になっていればOKです。次は「1ターンの流れ(打つ→めくる)」に進めます。
打つ→めくるについて

よくある質問(FAQ)
- 何人用?
-
基本3人。応用で2人/4人以上の配り方もある
- 点数計算はどこ?
-
こちらの記事に乗っています。
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