技能ロールと成功度
キーパーは、技能ロールをいつ試みてよいのか、
その課題 がどのくらい難しいのかを教えてくれるだろう。
普通の成功
まず、普通の技能の成功は
パーセントダイスで行います
10面ダイスを2個使う奴だな?
そうです。
–
ダイスを振って
自分の持っている技能値より、
低ければ成功です。
ハードの成功
難しい課題は、1D100で技能値の2分の1以下のロール結果が必要(ハードの成功)
技能のロールに関してなのですが、
PLの提案に答えたいけど
「ちょっと難しい状況下」という時が
あります。
そうだな?
その場合は、
ハードの成功を
求める事があります。
画像を作ってはいたのですが、
ちょっと目に痛いですね…?
気が向いたら作り直します。
イクストリームの成功
人間の能力の限界に近づくような課題には、
1D100で技能値の5分の1以下のロールが必要。(イクストリームの成功)。
結構無理難題だけど、
やってみないと分からない!という時に
イクストリーム成功を
お願いする時があります
そんなことあるのか…?
完全に鍵の壊された扉を開けたいときに
「鍵開け」でなく
「機械修理」でどうにかする、と言われたら
イクストリーム成功を求めますね
個人の采配によるので何とも
再挑戦(プッシュ)
「プッシュ」とは、技能ロールの失敗後に再挑戦すること。
プッシュのロールでまた失敗すると、
状況はさらに悪化するリスクがある。
キーパーは、プッシュのロールで何が起きるかを事前に伝えてくれるので、
プレイヤーはリスクを考慮して再チャレンジするか決められる。
もし、技能を失敗しても
「プッシュ」と言えば
振り直しが出来ます。
助かるな。
とはいえ、2回目失敗すると
悪いことが起こることを
KPに言われます。
リスクを取るか、
安全に別の方法を試すか、
ということか。
そういうことです。
例の要約
例の要約:
探索者が地下室の石のドアを開ける際、STRのロールで失敗。
再挑戦を求めると、キーパーはもし失敗すれば大きな危険が待っていると警告する。
対抗ロールについて
次に対抗ロールの説明をします。
–
これは近接格闘でも
似た説明があるので、
さらっと流しますね
対抗技能ロールはどういう時に発生するか
これは二人が
別の行動をしたいときに
発生します。
2人の探索者や、探索者とNPCが対立するときに、
キーパーは「対抗ロール」を要求することがある。
人を引っぱる時とかもか?
はい、
引っ張られる相手が
抵抗する場合はそうです。
成功度によって勝利が決まる
対抗技能ロールが発生した場合は、
ダイスを振り、
成功度を比較します。
両者はサイコロを振って、誰の結果が上手くいったかを比べる。
「レギュラーの成功」は失敗よりも良い。
「ハードの成功」はレギュラーよりも良い。
「イクストリームの成功」はハードよりも良い。
成功度が高い方が勝つんだな?
※失敗はそもそも技能失敗です
そうなります。
もし、成功度が同じ場合
もし、成功度が同じ場合は、
ダイスの出目に関わらず
「技能値」が高い方が勝ちます。
同じ成功度の場合、技能値が高い方が勝つ。
ダイスが悪くても
勝てるのは良いな
本当にそうです
成功度も一緒で技能値も同じ場合
技能値も成功度も同じ場合は、
1D100を振って
低い出目の人が勝ちです
技能値も同じなら、1D100を振って低い数字を出した方が勝つ。
全部「低い方が強い」で
固定されているのは
分かりやすくて助かる
ボーナスダイス・ペナルティダイス
次にボーナスダイスと
ペナルティダイスについて、ですね
とは何だ?
それを今から説明するんです。
–
とはいえ、
10の位のダイスが
もう一つ配られると思ってもらえると
分かりやすいかなと
ペナルティでもか?
はい、
ペナルティだと悪い方の出目を
強制的に選ばされます。
ボーナスダイス
ボーナス・ダイスの使い方:
普通に2つのダイス(2D10)でロールするとき、
さらに「10の位」のダイスを1つ追加して、合計3つのダイスでロールすることになる。
その中で一番良い結果(小さい数字)の「10の位」のダイスを選ぶ。
まず、
ボーナスダイスですね。
先ほど言った様に
10の位が増えるんだな?
そうです。
これに関しては、
数の小さい方を選べます
実質振り直しみたいなものだな
そうなります。
ボーナスダイスの例の要約
例での説明:
マルコムとヒューという2人の男性がレディ・グリーンの心を勝ち取ろうとしている。
ゲームのストーリー上で、マルコムがもっと努力しているので、
彼には特別なボーナス・ダイスが与えられる。
ヒューは自分の技能(魅惑)を使って「45」という数字を出した。これは成功。
マルコムは〈魅惑〉をボーナス・ダイスを使ってロールし、
「24」と「44」の2つの結果が出た。彼は良い結果の「24」を選ぶ。これは大成功。
結果、マルコムが勝ち、
レディ・グリーンは彼と結婚することに決めた。
ペナルティダイス
ペナルティー・ダイスの使い方:
2つの「10の位」のダイスの中で、悪い結果(大きい数字)のものを使わなければならない。
ペナルティダイスも
10の位のダイスを
1つもらえます。
もらえるという響きは良いな?
呪いのダイスです、
おめでとうございます。
そして、出た目の悪い方に
強制的に変えられるんだな?
そうです。
結構邪悪ですよね
ペナルティダイス
楽しそうだな?
ペナルティダイス、
楽しいですから
ペナルティダイスの例の要約
例での説明:
フェリクスとハリソンという2人の探索者が、狂ったカルティストたちに捕えられる。
彼らは2人の中で1人だけを生かす「痛みの試練」という試験をさせることに決めた。
この試験は、どちらがより長く重い岩を持ち上げていられるかを競うもの。
ハリソンは前に傷を負ったので、彼にはペナルティー・ダイスが与えられる。
フェリクスは「51」という結果を出した。これは成功。
ハリソンは「21」と「41」の2つの結果を出したが、
ペナルティー・ダイスのため「41」の結果を使わなければならない。
これも成功。
しかし、2人とも成功したので、
もともとの力(STR)が大きいフェリクスが勝利する。
結果、ハリソンはカルティストたちによって祭壇へと連れて行かれる。
関連記事
–
–