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タロットカード説明 大アルカナⅩⅩ「審判」 ウエイト版とマルセイユ版の比較や、モチーフの紹介について。タロットカード大アルカナの意味や由来記事。ウエイト図解や、エジプト神話知識や聖書知識を参考にした絵柄の由来などを紹介

目次

アルカナⅩⅩ 審判

「It is the card which registers the accomplishment of
the great work of transformation in answer to
the summons of the Supernal
–which summons is heard and answered from within.
このカードは、超自然の召喚に応えて変容の偉大な仕事を達成したことを記録するカードです
–その召喚は、内面から聞き、答えるものです。」

タロットカード Ideal soulmale tarot アイデアル ソウルメイル

It is the card which registers the accomplishment of the great work of transformation in answer to the summons of the Supernal–which summons is heard and answered from within.
このカードは、超自然の召喚に応えて変容の偉大な仕事を達成したことを記録するカードです–その召喚は内面から聞こえ、答えられます。

バースデータロットとしての人格について
(簡易的まとめ)

<カードの意味>

◇正位置◇

一進一退の問題が解決する。別れた相手と再び歩み寄る。過ちを埋め合わせる。復活。奇跡の瞬間。実を結ぶ。償いの気持ちが報われる。重大な決断を迫られる。真心が相手に伝わる。

◆逆位置◆

希望が潰える。完全に終わる。罪の意識。後悔する。犠牲になる。不本意な決断を強制される。相手の心が離れる。決断力が鈍る。過去のことに捕われて未来に希望が持てない。

良い面
・歴史的な発見をする
・再チャンスに恵まれる
・良きカルマを積む

悪い面
・傍観者のように振る舞い、関心を持たないところがある
・周りの人の希望や要求に合わせがち

審判の絵柄比較

・羽の生えた天使がいる
・ラッパを吹いている
・人が上を見上げている
・マルセイユ…三人
・ウエイト…大勢(灰色)
・天使の旗には正十字

ラッパを持つ天使=黙示録のラッパ吹き

桐

見て、見た目がラッパな時点で
少し複雑な気持ちになるよ

かなりラッパ嫌いだな

銅
桐

魔術師や悪魔関係者は
皆ラッパ嫌いだよ
猫も嫌い、うるさいから。

主語がでかい

銅

マルセイユ版と
ウエイト版でも
あんまり
変わらない印象だな。

銅
桐

ぱっと見で、
「最後の審判だ、
ヨハネの黙示録だー」と
すぐに分かるからねぇ

桐

ついでに、
ヨハネの黙示録は
此処が分かり易かったよ


黙示録のラッパ吹き

黙示録のラッパ吹きは
七人いて、
なんかえぐい。

銅

第1のラッパ吹き
血の混じった雹(ひょう)と火を降らす
草木の1/3は死ぬ


第2のラッパ吹き
固いマグマを海の中に落とす。
海と船の1/3は死ぬ


第3のラッパ吹き
ニガヨモギ“という大きな星を川に落とす。
水の1/3が苦くなる。

第4のラッパ吹き
1/3の太陽、星、月が打たれる。

第5のラッパ吹き
怪物アバドンとその下僕のイナゴが、現れる。
額に神の印の無い人を襲う。
サソリに刺される時のような苦痛を五カ月間与える。

第6のラッパ吹き
4人の御使が人間を殺す。
1/3の人間は死ぬ。

第7のラッパ吹き
キリスト教徒以外の異教徒を滅ぼす。

(※※かなり簡略化しています)

第一のラッパ吹きは、
血の混じった雹と火を降らす。

銅

第二のラッパ吹きは、
マグマを海の中に落とす。

銅

第三のラッパ吹きは、
ニガヨモギという星を川に落とす。

銅

第四のラッパ吹きは、
太陽、星、月を打つ

銅

第五のラッパ吹きは、
大量のイナゴを使う悪魔を出す

銅

第六のラッパ吹きは、
御使を呼び出して、人間を殺す

銅

第七のラッパ吹きは、
キリスト教徒以外を滅ぼす

銅

桐

ラッパ持っている存在が
えぐくないわけがない。

偏見刷り込ませるな。

銅

…にしても、
天使ってより悪魔だろ

銅
桐

トカゲのしっぽ切りで
トカゲにされた存在達が
悪魔だからねぇ

天使について

桐

それと
ヨハネの黙示録で
「神のことばを告げる
天使もガブリエル」と
伝わっている様だから、
この天使も
「ガブリエル」だと思われる。

桐

とはいえ、
聖書自体に
「ガブリエル」と
明言していないから

桐

人によっては
ミカエルと
言っている人もいる
色々。

周囲にいる灰色の人達

で。
周りにいる人に
ついてだな

銅

「The dead are rising from their tombs
–a woman on the right, a man on the left hand,
and between them their child, whose back is turned.
右手に女、左手に男、その間に背を向けた子供がいる。」

マルセイユ版では
普通の肌の人が三人。

銅
桐

ウェイト版では
肌の色が
少しくすんでいる人が
いっぱいだね

桐

しかも、棺桶のような
箱の中にいるよ

実際に
ウェイトも
「復活した人」と
言っている。

銅

「But in this card there are more than three who are restored,
and it has been thought worth while to make this variation
as illustrating the insufficiency of current explanations.
しかし、このカードには復活される人が3人以上おり、
現在の説明では不十分であることを示すために、
このバリエーションを作る価値があると考えられた。」

「It should be noted that all the figures are as one
in the wonder, adoration and ecstacy expressed by their attitudes.
特筆すべきは、すべての人物が、
その姿勢によって表現される驚き、崇拝、熱狂において
一体となっていることである。」

最後の審判の意味

最後の審判って言うのが
簡単に言えば
努力した人は報われるし、
怠けていた人は容赦なく地獄送り、
みたいな内容

銅


「It is the card which registers the accomplishment of
the great work of transformation in answer to
the summons of the Supernal
–which summons is heard and answered from within.
このカードは、超自然の召喚に応えて変容の偉大な仕事を達成したことを記録するカードです
–その召喚は、内面から聞き、答えるものです。」

感覚的な読み方。

解放、振り返り、応報、過去が現在に反映される

恋愛に関して

正位置→アプローチの成果、過去の整理、結婚の決意
逆位置→努力が報われない、未練がある

正位置

決意、相手のことを振り返る、昔の恋がよみがえる、再婚、過去の整理、アプローチの成果

逆位置

今はタイミングではない、やり残したことがある、心残りや未練がある、ケリがつかない

仕事に関して

正位置→解放、逆転、汚名返上
逆位置→挫折、報われない

正位置


努力が報われる、秘密が見つかる、区切りの時、解放、逆転、決断が◎、汚名返上

逆位置

努力が報われない、まだその時ではない、チャンスを取り逃す可能性、挫折

対人トラブルに関して

正位置→関係の修復、離れられる、良い方向へ
逆位置→難しい、面倒になっていく、疎遠

正位置

関係の修復、再会、離れられる、トラブルの解放、正しい方向へ進む、関係に決着、思い出

逆位置

関係修復は難しい、罪悪感、互いに距離を置いて考える時期、面倒な人、疎遠になる

未来、最終結果はどうなる

正位置→復活、再始動、迷わなくなる
逆位置→堂々巡り、迷ってしまう

正位置

努力が報われる、復活、迷わなくなる、再始動、過去の意味を見出す、大事なものを選べる

逆位置

結論が出せない、迷ってしまう、堂々巡り、忘れ去られる、精神的な成長が止まっている

アドバイス、どうすれば良いか?

正位置→的確な判断が出来る、今がチャンス
逆位置→見つめ直す時、向き合う時

正位置

答えは出ている、勇気をもって解決を、今を大切に、今が実行の時、ベストを尽くせば大丈夫

逆位置

問題に向き合って解決して、決断、見定める時、チャンスに期待せず自分の力でどうにかする、過ちを振り返る時

参考書籍やURLクレジット

書籍

The Key To The Tarot: What Tarot Is – And How To Consult It (English Edition)
ウェイト版タロット図解と記載の原文

78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット

カードの意味が一瞬でわかる! タロットキャラ図鑑

論文やホームページ

クール・ド・ジェブラン「タロット・ゲームについて」…伊藤博明著

バーチャル占い研究所 ミステリーアート の再開発地

西洋魔術博物館

…その他については各ページに別途記載

大アルカナ資料ページ一覧

タロットカード大アルカナ目次記事。タロットカードの小アルカナと大アルカナについても紹介。

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この記事を書いた人

今はゲームシナリオを書いている者です。
アナログゲームを嗜む脚本家、小説家、人狼もマダミスも好き。

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