–
アルカナⅩ 運命の輪
運命の輪について
バースデータロットとしての人格について
(簡易的まとめ)
<カードの意味>
◇正位置◇
順調。進展。ツイている。風向きは味方。思い切った自己改革が功を奏する。新しいサイクルの始まり。意外な所からの手助け。飛行機の旅。上昇気流に乗る。チャンス到来。
◆逆位置◆
何かがかみ合わない。不一致感。間違った方向に進む。運命に翻弄される。悪循環から脱出できない。見込み違い。運の悪い出来事が重なる。乗物事故。気まぐれ。誤算。
良い面
・時代の流れを読む
・難をうまくやり過ごす
・変化に順応する
悪い面
・執着とこだわりが無さすぎる
・流されやすくいつの間にか本道ではないレールに乗ってしまう
運命の輪のカードについて
・車輪がある
・青いスフィンクス
・赤いアヌビス
・黄色い蛇(テュポン)
・人間の天使
・ワシの天使
・牡牛の天使
・獅子の天使
運命の輪を持つ女神フォルトゥーナについて
フォルトゥーナという運命の輪を持つ女神がいる
運命の輪で
思い出すのは
「フォルトゥーナ」だね
それは知らないが、
フォーチュンという言葉の
元になっている名前の
ローマの女神様だよ。
手に運命の輪を
持っている。
成程な。
ヨハネの黙示録四つの生き物について
獅子はヨハネ福音書、雄牛はルカ福音書、
人間はマタイ福音書、ワシはマルコ福音書のシンボル
角にいる4つの生き物は
ヨハネの黙示録、
四つの生き物を
示しているんだと思う。
ヨハネの黙示録
第四章
悪魔解説の時は、
かなり省略したけど、
獅子はヨハネ福音書、雄牛はルカ福音書、
人間はマタイ福音書、ワシはマルコ福音書
の
シンボルにされているよ
だからこそ、
堕天使として
マルコシアスみたいな
悪魔もいるんだろうけどね。
? もっと詳しく
あえて適当に話したから、
詳しくは此方から
マルコシアスの説明は
結構、軽くした記憶しか
ないけど。
出て来るエジプト神(+αなど)についての説明
・・・…
またエジプト神
出てきたようだね?
ウエイトさん曰く、
目的に沿っているから
正しいとのこと
これは
エリファス・レヴィという方の
「大いなる神秘の鍵」
という書物の挿絵と、
同じ作者の
『高等魔術の教理と儀式』の
書いていた内容に基づいている。
※情報元ソース バーチャル占い研究所ミステリーアート の再開発地 より
ヘルマニュビスについて
ヘルマニュビスが、
アヌビスのこと。
アヌビス(Anubis, エジプト語ラテン文字転写:inpu, 古代ギリシア語: Ἄνουβις (Ánūbis)、アヌービス)は、エジプト神話に登場する冥界の神で、リコポリスの守護神。「聖地の主人」(nb-ta-djsr)、「自らの山に居る者」(tpi-dju=f)、「ミイラを布で包む者」(imiut)などの異名を持つ。
Wikipediaより
……黒い犬のことだな
黒い犬は言い過ぎだと思うね
死神アヌビス、
生と死を司る神だよ。
ミイラ作りの神様で、
金狼犬ともいわれるから
一応、狼
詳しくは
此処で分かる。
恋できるんだ?
そうか?
理不尽に殺されるところは
まさに乙女ゲームだった。
乙女ゲーム?って
理不尽に殺されるんだ
エジコイとは違う
恋愛ゲームで、
ほぼ秒で死んだから
その印象が強い。
理不尽に
殺されたい欲求が
ある、とでも?
……
分からん
けど、
ヒロインは、
スペランカーより
か弱い命
※ゲームによりけりです。
スフィンクス
スフィンクスは
そのまま
スフィンクス
スフィンクス(Sphinx)は、エジプト神話やギリシア神話、メソポタミア神話などに登場する、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在あるいは怪物。古典ギリシア語ではスピンクス(Σφίγξ, Sphinx)といい、スフィンクスとはこの英語読み(または現代ギリシャ語読み)である。
Wikipediaより
…が、
剣持ってるバージョン
分からなくもないけど、
10憶満点中、0点だね
諸説あるけど、
時間を断ち切ることが
出来る剣って説が有力。
ウエイトの書で
と書いてあるから、
運命の輪に
巻き込まれてない
巻き込まれていたら、
それはそれで
面白いけどね
回るスフィンクス
テュポンについて
で、
黄色い蛇だ
ヒュドリアに描かれた有翼型のテューポーン/紀元前540年頃~紀元前530年頃のカルキディア黒絵式壺絵。ドイツはミュンヘンの州立古代美術博物館(英語版)所蔵。
Wikipediaより
テュポン。
ガイア(大地)と
タルタロス(奈落)から
生まれた怪物
…を
可愛いへびにした姿
テュポンを蛇にするのは、
思い切り過ぎるよね、良いと思う
かなり有名な神の
子どもだな…?
もっと言えば、
妻がエキドナ。
子供が、
ヒュドラ、オルトロス、
ケルベロス、キュマイラ、
ラドンだよ。
強さはギリシアの
主神ゼウスと
競ったこともあるレベル。
え、この蛇って
……相当強い…?
蛇が
世界で一番強くて
優秀で凄いことは
変えようがない事実だから
そんなに
蛇に固執してたか?
しない方が可笑しいし、
言うタイミングがなかっただけ
エゼキエルの車輪について
エゼキエルの車輪はこれ。
ブエルの天使版
みたいなものだね。
ブエルは
ライオンだけの車輪だろ
大丈夫、ブエルも頑張れば
人の顔も、牛の顔も、
ワシの顔も生やせる。
根拠はないけど
ブエルなんだと
思ってるんだ
……で。
確かに顔の記述も、
人、ライオン、牛、ワシだから、
その要素がある…とは思う。
https://en.wikipedia.org/wiki/Merkabah_mysticismより
車輪の文字について
運命の輪の文字は、
と書いてある。
TAROはタロットカード、
ROTAはラテン語の車輪。
こういう言葉遊びは、
とても好き。
それと、
TORAで教典という意味とも
かけているんだろうね
TORAは女教皇の時に
教えた書の名前だな
–
それで神の名は
ヤから始まる奴な
車輪の錬金術記号について
運命の輪に
描かれているマークは
錬金術の記号だね
OK,
Wikipediaと
照合してみる
–
上から時計回りで、
車輪の軸があるから
水銀
–
硫黄
みずがめ座のマーク
塩のマーク
車輪の軸を入れて
比較するとこんな感じ
「水」という解釈もあるけど、
水はになるから、
水瓶座にしておいた。
みずがめを銅で、
錬金術の統合を
意味すると
説明している人がいる
けど
俺の資料不足で、
理由が分からなかった。
–
銅の錬金術マークは、
金星のマークと一緒。
うん、錬金術記号になる。
世界は
水銀、硫黄、塩。
この3つで
作られている、ってやつ?
知っていて
えらいね先生
でも、
その意味で考えるなら、
一番下は
「火での分離」と
考えたいけど
……水瓶なのが分からない。
実験記号だと考えても、
溶解のマークならだね。
Twitterでも
引用文献出して
伝えている人がいたから、
参考までに載せておくよ
その代表的なものとは図表の如きものである。ウェイト版X「運命の輪」の錬金術記号を赤丸で囲んでおいた。
件の訳者が、宝瓶宮(水瓶座)の記号は「溶剤」を表すというのは(間違いではないが)正確でもない。十二宮の記号は、錬金術では作業行程を表す(右図)のが普通だ。 pic.twitter.com/JuIBl5HAfi— TOMITA_Akio (@Prokoptas) October 3, 2020
とはいっても、
僕らは飽くまでも
趣味の範疇。
これは知の娯楽であって
証明ではないからね。
分かることは、
「錬金術の記号では、
これは水でも銅でもない」
「みずがめ座のマークである
という解釈」は
色んな方が言っている。
なんでこんなに
錬金術の記号
の話してるの?
「運命は決まっている」
みたいな考えなのに
銅を金に換えるような
錬金術のマークが
使われているのは
最高に面白くって好きだから
つい色々
改めて、運命ってどんなカード?
「生と死」のアヌビスや、
「錬金術のマーク」がある時点で、
色々なものが目まぐるしく変化することの暗喩でもある
でも、それを支えるように
車輪の回りには神の名や、教典の名が記されているから、
何があっても加護は消えないって意味でもある。
自分ではなく、神の手によって
色々なことが急速に起こる
占い方で出てきた時にどんな意味か? 感覚的な読み方。
「巡り合わせ」、「運命」、「流れ」
恋愛に関して
いいタイミングか、恋のチャンスを掴んでいるなら正位置
悪いタイミング、チャンスはまだな場合は逆位置
正位置
運が向いている、勢いのある恋愛、運命の出会い、一目惚れ、ドラマティックな出来事
逆位置
波乱万丈な恋、間が悪い、片想いを諦める、デートのキャンセル、トラブル
仕事に関して
仕事運が良いかどうか、抜擢などは正位置
悪い人事異動や仕事運が悪いときは逆位置
正位置
好転、抜擢される予感、チャンスを掴み易い時期、良い人事異動、奇跡
逆位置
企画が上手くいかない時期、悪い人事異動の予感、不向きな仕事、
対人トラブルに関して
正位置の場合、運が良いから進んで解決が出来る
逆位置の場合、今は少し堪える時期
正位置
良き友人に相談する、良い偶然が重なる、来るチャンスを逃さずに
逆位置
会話が合わない、すれ違い、間が悪い、疎遠、違和感
未来、最終結果はどうなる
これからの運がいいか悪いか
正位置
ツキに恵まれる、会いたい人に会える、上手くいく
逆位置
自分で自分を追い込む、災難に遭う、不利な状態になる
アドバイス、どうすれば良いか?
正位置→とにかくやってみる!
逆位置→周りの力に頼ってみる
正位置
流れに乗った方が良い、無駄な経験はない、直感を信じる、チャンスは掴む
逆位置
今は周りに身を任せる時期、周りの力に頼ってみる、ダメなときはダメと思い切る
参考書籍やURLクレジット
書籍
The Key To The Tarot: What Tarot Is – And How To Consult It (English Edition)
ウェイト版タロット図解と記載の原文
–
–
論文やホームページ
クール・ド・ジェブラン「タロット・ゲームについて」…伊藤博明著
–
–
…その他については各ページに別途記載
大アルカナ資料ページ一覧
タロットカード大アルカナ目次記事。タロットカードの小アルカナと大アルカナについても紹介。
–
–
関連記事
ソロモン72柱の悪魔カタログ、パッと見で推し悪魔が見つかる!堕天使の説明チャットノベル
クトゥルフ神話の旧支配者の初心者用解説。旧支配者、グレートオールドワンとは。外なる神とは。ルルイエって何?クトゥルフ、アザトース、 ニャルラトテップ 、ニャルラトホテプ、ナイアルラトホテップ。旧支配者にインタビューをしてみた結果。分かる様で分からないような解説。
セイレムの魔女裁判とダンウィッチの怪について。史実に基づくアビゲイル・ウィリアムズの話。
–
–