序列第六十三位 アンドラス
序列63位。
30の軍団を指揮する侯爵。
天使の身体に黒い鳥の頭を持った姿で現れる。
凶暴な性格で召喚者を仲間ともども皆殺しにしようとするため、召喚には細心の注意が求められる。
周囲に不和の種を撒き散らしていがみ合わせる能力を持つ他、召喚者に敵を皆殺しにする方法を教えるとされる。
ソロモン72柱
……厄介だから、
説明しなくていいほどだけど
鏖殺の悪魔だよ
おうさつ？
皆殺しと言えば良い？
ハルファスと
どっちが危険？
ハルファスは
大量の血が見たいから、
ちゃんと戦争するよ。
それもそれで
大問題だな
アンドラスは
純粋な殺戮者だから
危険の方向性が違う。
そ、うなのか…
アンドラスの姿
召喚される姿は
夜のように黒い鴉のような頭を、
天使のような翼を持つ
人間の身体に乗せた姿かな。
鋭く輝く剣を振り翳しながら、
黒く巨大な狼に騎乗して現れるよ。
……シュールだな
そんなこと思っていると
殺されるよ
思ってても駄目なのか
パワハラだな
さあ
アンドラスは
存在が犯罪者だから
アンドラスの権能
その権能は、
トラブルや悪い噂を広めたり、
誇張して不和を広めること。
それ能力なのか？
魔導書に能力と
書いてあるから能力
それと、
少しでも油断すると
魔術師とその仲間を虐殺する
本当に軽く手元狂えば
レベルで殺す奴だった…
今の台詞、
アンドラスが聞いたら
どう思うでしょうか
「殺す」って思うだろ
良く出来ました
理解してるなら、
口を慎もうか
あとは
敵を皆殺しにする能力も
教えてくれるよ
全てにおいて
やばいな
アンドラスの由来と『変身物語』について
由来としては鴉という存在自体、
観察役、密告者みたいな
意味があるからね。
何かと不吉な象徴と
されるよな
これはギリシア神話
『変身物語』という書物に
出てくる鴉がいる。
人物として登場するのは、
アポロン神
愛人で妊婦のコロニス
それと白い鴉
と赤の他人
アポロン神に
仕えていた白い鴉は、
コロニスが
「若い男性と話した」ことを見た
それを烏は
「デート」したと言った
それにアポロンが怒って
コロニスは殺される。
その後に
鴉が誇張したことをことを知り、
鴉は真っ黒に焼かれて、
声が枯れたと言われているよ。
あっさり…
そういえば、
コロニスは妊婦と
言っていたけど
続きがあるのか？
その後、その子供が
ケイローンに預けられて
医術の神
アスクレピオスになるから
伝えておこうかと
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参考書籍クレジット
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いちばん詳しい「堕天使」がわかる事典 サタン、ルキフェルからソロモン七二柱まで (「いちばん詳しい事典」シリーズ)
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