サザノノ 性分帖。 > 表と裏 > 嘘つき
嘘つきキャラとは、本当と違うことを、わざと相手に信じさせようとして口にするキャラクターのことです。見栄のため、誰かを守るため、退屈しのぎ、自分を保つためと、嘘の理由で人物の色が大きく変わります。
要点
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嘘つきの意味と語源
嘘つきは「うそつき」と読み、「嘘吐き」とも書きます。辞書(デジタル大辞泉)では「嘘を言うこと。嘘をつく人」です。「嘘」は、口笛を吹く、とぼける、大きなことを言うといった意味の古語「うそぶく」から来た言葉で、人をだます意味で広く使われるようになったのは中世の終わりごろとされます。
嘘と、ただの間違いは別のものです。思い違いで事実と違うことを言っても嘘にはならず、違うと分かったうえで相手に信じさせようとするのが嘘です。そして嘘には、人を救うための「方便」、相手を喜ばせるためのお世辞、笑いを取るための明らかな作り話、だまして得をする悪い嘘まで、いくつもの種類があります。
キャラクター属性としての嘘つきは、言葉と本当のことがずれている人です。表に出す言葉と、裏にある本当のことの間を描く属性なので、表と裏の群に入れています。何のために嘘をつくのかと、その嘘がいつ、誰の前でほどけるのか。この2つが魅力の中心です。
嘘つきキャラかどうかの見分け方
話が大げさ、怪しい雰囲気があるというだけでは、嘘つきキャラとは言えません。嘘つきと呼べるのは、次の3つがそろった時です。
- 本当と違うと分かって言う:思い違いや勘違いではなく、本人は本当のことを知っています。そのうえで、違うことを口にします
- 相手に信じさせようとする:冗談だとすぐ分かる言い方ではなく、相手が信じることを前提に話します。信じさせたあとで明かす人もいます
- それをくり返す:一度きりの嘘ではなく、その人の話し方や生き方の中に、嘘がいつも入っています
嘘つきと胡散臭いの違い・はぐらかし上手・見栄っ張りとの違い
嘘つきといちばん比べられるのは胡散臭い、混ざりやすいのははぐらかし上手と見栄っ張りです。嘘を自分を悪く見せることにだけ使う偽悪的も並べると、嘘つきの範囲がはっきりします。
| 嘘つき | 胡散臭い | はぐらかし上手 | 見栄っ張り | 偽悪的 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 何についての言葉か | わざと本当と違うことを言う行い | 周りからの見え方 | 答えを渡さない言葉の技 | よく見せたい気持ち | 自分を悪く見せる振る舞い |
| 嘘をつくか | つく。理由は人による | つくとは限らない | つかない。横へずらすだけ | 見栄のためならつくことがある | 悪く見せる嘘だけをつく |
| 相手が受け取るもの | 本当と違う答え | 落ち着かない疑い | 答えのない返事 | 実際より大きな姿 | 実際より冷たい姿 |
| ほどける瞬間 | 嘘の理由が明かされた時 | 本当のことを言っても怪しまれた時 | 一度だけまっすぐ答えた時 | 背伸びが追いつかなくなった時 | 隠していた優しさが見えた時 |
嘘つきと胡散臭いは、行いと見え方の違いです。本当のことしか言わないのに胡散臭い人もいれば、嘘が上手すぎて少しも怪しまれない人もいます。はぐらかし上手は答えを渡さないだけで、嘘の答えは渡しません。見栄っ張りと偽悪的は、嘘をつく理由の一つを取り出した言葉なので、嘘つきに重ねると、その人が何のために嘘をつくのかが決まります。
「ほら吹き」「二枚舌」「詐欺師」との違い
嘘つきのそばには、似た言葉がいくつかあります。違いは、嘘の大きさと、嘘で何を得ようとしているかです。
| ほら吹き | 二枚舌 | 詐欺師 | 口から出まかせ | |
|---|---|---|---|---|
| どんな言葉か | 大げさな作り話をする人 | 相手によって違うことを言う | だまして得をする人 | その場の思いつきで言う |
| 嘘の大きさ | 大きく、ばれやすい | 小さく、気づかれにくい | 計画的で、手が込んでいる | 軽く、すぐ忘れる |
| 嘘つきとの関係 | 盛って楽しませる型に近い | 人づきあいで嘘をつく形 | 悪い嘘を仕事にした形 | 嘘つきの癖の一つ |
嘘つきキャラの型
嘘つきキャラは、何のために嘘をつくかと、その嘘を誰に向けるかで型が分かれます。人を楽しませる大ぼらから、誰かを守る嘘、自分に向けた嘘まで、よく描かれる型を並べました。
自信のなさや怖さを、大きな話でふさいでいる型です。言ってしまった嘘に追いつこうとして、本当に踏ん張る場面が見せ場になります。たとえば、ウソップ(『ONE PIECE』)がこの型です。
誰も本気にしないほどの大ぼらで、聞き手を楽しませる型です。だますことより、驚かせて笑わせることが目当てで、嘘というより芸に近くなります。たとえば、ミュンヒハウゼン男爵(『ほら吹き男爵の冒険』)がこの型です。
その場を逃れるための小さな嘘を重ね、かえって大ごとにしてしまう型です。悪気より弱さから出る嘘なので、憎めない人物になります。たとえば、ピノッキオ(『ピノッキオの冒険』)がこの型です。
人が慌てたり驚いたりするのが面白くて、嘘をつく型です。いたずらの延長ですが、続けるうちに、本当のことを言っても信じてもらえなくなります。たとえば、羊飼いの少年(イソップ寓話「嘘をつく子供」)がこの型です。
相手を傷つけないため、危ない目から遠ざけるために、本当のことを伏せて別のことを言う型です。嘘がばれた時に、相手が怒るか泣くかで、二人の関係が見えます。たとえば、燃える家から子どもたちを救う長者(『法華経』)がこの型です。
人前で完璧な姿を演じ、その嘘で人に夢や愛を届ける型です。嘘をつくことが、その人なりの誠実さになっています。たとえば、星野アイ(『【推しの子】』)がこの型です。
一度ついた嘘で立場ができてしまい、それを守るために嘘を重ね続ける型です。ばれたら終わる緊張感が、そのまま物語の推進力になります。たとえば、篠原緋呂斗(『ライアー・ライアー』)がこの型です。
嘘をつこうとすると目が泳ぎ、口がかたく閉じ、誰もだませない型です。正直すぎる人が、事情があって嘘をつかなければならない場面で生きます。
本当とも嘘ともつかないことを言ったあとで、自分で「嘘だけど」とつけ足す型です。どこまでが本心か、相手にも読者にも分からず、嘘が人とのあいだに置いた薄い膜のようになっています。たとえば、みーくん(『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』)がこの型です。
「平気」「別に好きじゃない」を、人より自分に向けてくり返している型です。周りは気づいていて、本人だけがその嘘を信じようとしています。
嘘つきキャラの作り方と台詞例
嘘つきキャラは、何のために嘘をつき、誰にだけは嘘をつけないのかを決めると作りやすくなります。嘘が一つほどける場面が、いちばんの見せ場です。
台詞は「心の距離」の順に4段階で並べています。表の顔 → ほころび(素が一瞬見える)→ 信頼した相手だけ → 独りの時。嘘つきキャラは、表の顔では軽やかに嘘をつき、ほころびで嘘の効き目が外れた瞬間を見せ、信頼した相手には嘘をつく理由を話し、独りの時には嘘の下にある本当のことと向き合っています。話し方は口振カルテで調整できます。
下に行くほど心の距離が近づきます。同じ人物の4つの顔として読んでください。
自分のキャラクターの顔を置くと、下の台詞をその子が話しているように読めます。
性分帖の台詞は、自分で作ったキャラクターにどんな口調や性格が合うかを確かめるためのものです。画像と名前はこの端末にだけ保存され、ほかの属性のページでも同じ子が出ます。
ドラッグで位置を動かせます
女性の嘘つきキャラ
女性の嘘つきキャラは、真顔で作り話をして友達をからかう子、噂話を一つ盛って広める子、強がりの嘘で弱さを隠す子として描かれます。楽しい嘘の奥に、本当のことを言えなくなった理由を持たせる形が好まれています。
- よくある形
- 真顔で七不思議を一つ増やす子/占いの結果を勝手に書きかえる子/「全然勉強してない」と言う子/家族の前でだけ明るい声を作る子
- 外すなら
- 誰にでも嘘をつく子が、ある一人にだけは一度も嘘をつかない形にする。または、嘘ばかりの子が、本当のことを言った時だけ誰にも信じてもらえない形にする
- 気をつけたいこと
- 嘘つきを、ずるい子、信用できない子という見せ方だけにしないこと。嘘をつき始めたきっかけを一つ決めておくと、軽い嘘にも重さが出ます
1表の顔人前・ふだん
「駅前の時計台、昔は動いてたんだって。夜中に一回だけ鳴るらしいよ」
下校中、友達の顔をのぞきこんで
2ほころび素が一瞬見える
「ごめん、今のは本当に作り話。泣かないで、ほんとにごめんね」
冗談を真に受けた友達が涙ぐみ、慌てて肩に手を置いて
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「みんな私の話は半分しか信じないでしょ。だから本当のことも混ぜられるの。あなたは、どっちだと思った?」
放課後の屋上で、フェンスにもたれて
4独りの時誰にも見せない本音
「本当のことを言って、誰にも信じてもらえなかった日を覚えてる。だから最初から、作り話にしておくの」
明かりを消した部屋で、布団を頭までかぶって
男性の嘘つきキャラ
男性の嘘つきキャラは、武勇伝を大きく盛る人、頼られると「任せとけ」と言ってしまう人、真顔でほらを吹いて場を沸かせる人として描かれます。ついた嘘に追いつこうとして本当に努力する形も愛されます。
- よくある形
- 昔の喧嘩の話がいつも大きくなる人/知らないことでも「知ってる」と言う人/作り話で後輩を笑わせる人/「怖くない」と言いながら足が震えている人
- 外すなら
- 大きな話ばかりする人が、本当にすごいことをした時だけ黙っている形にする。または、嘘で人を笑わせる人が、自分の話になると急に口が重くなる形にする
- 気をつけたいこと
- 嘘を、ただの格好悪さや情けなさとして笑うだけにしないこと。嘘をつく理由に自信のなさや守りたいものを置くと、見栄の嘘が人柄に変わります
1表の顔人前・ふだん
「ああ、それなら知り合いが詳しい。明日には答えを持ってくるよ」
後輩に頼られ、胸を張って
2ほころび素が一瞬見える
「知り合いって、実は俺。昨日、夜中の三時まで調べた」
後輩に礼を言われ、目をそらして
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「すごい奴のふりをしてると、少しだけ本物に追いつける気がするんだ。お前は笑わないだろ」
二人だけの帰り道で、缶コーヒーを渡しながら
4独りの時誰にも見せない本音
「ついた嘘の分だけ、強くならなきゃいけない。明日の分が、まだ足りない」
誰もいない部室で、すり切れたノートを閉じて
女性向け作品の嘘つきキャラ
女性向け作品の嘘つきキャラは、さらりと甘い嘘をつく人、主人公をからかう作り話が得意な人、主人公を守るために平気なふりをする人として描かれます。嘘の多い人が、主人公にだけ本当のことを言う瞬間が見せ場になります。
- よくある形
- 「偶然だね」と言って待っていた人/怪我を隠して笑う人/作り話で主人公を照れさせる人/本心を聞かれると冗談で返す人
- 外すなら
- 嘘の上手な人が、主人公の前でだけ嘘が下手になる形にする。または、主人公を守る嘘をつく人が、その嘘を主人公に見抜かれていると知っている形にする
- 気をつけたいこと
- 守るための嘘でも、主人公から選ぶ機会を奪い続ける形にしないこと。嘘がばれたあとに、主人公が怒ってよい場面を置くと、二人が対等に見えます
1表の顔人前・ふだん
「怪我? してないよ。ほら、ちゃんと動くでしょ」
袖で手首を隠しながら、主人公に笑って
2ほころび素が一瞬見える
「痛くないって言ったのに、なんで君のほうが泣きそうなの」
包帯に気づかれ、言葉に詰まって
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「君を怖がらせないためなら、俺は何回でも笑ってみせる。それだけは、見逃して」
夜の廊下で、主人公の手を握って
4独りの時誰にも見せない本音
「本当は怖かった。言える相手がいるのに、言わないと決めたのは俺だ」
一人の部屋で、包帯を巻き直しながら
男性向け作品の嘘つきキャラ
男性向け作品の嘘つきキャラは、主人公をからかう小さな嘘が得意な後輩、完璧な自分を嘘で演じるヒロイン、「一人が好き」と言い張る同級生として描かれます。嘘の下にある寂しさや不安に、主人公だけが気づく形が好まれます。
- よくある形
- 「別に待ってない」と言いながら校門にいる子/嘘の告白で主人公を試す子/何でもできるふりをする子/「平気です」が口ぐせの子
- 外すなら
- 主人公をからかう嘘の上手な子が、本気の場面でだけ嘘が出てこない形にする。または、嘘で完璧を演じる子が、主人公の前でだけ下手な嘘しかつけない形にする
- 気をつけたいこと
- 嘘を、主人公を振り回すための仕掛けだけにしないこと。その子が自分に向けてついている嘘を一つ置くと、ヒロインとして奥行きが出ます
1表の顔人前・ふだん
「平気です。私、一人のほうが好きなので」
打ち上げの誘いを断り、鞄を肩にかけて
2ほころび素が一瞬見える
「あれ、なんで私、先輩の分のジュースまで買ってるんだろ」
自販機の前で、缶を二本持って立ち止まって
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「一人が好きって、最初に言ったのは私なんです。言った以上、本当にしなきゃいけない気がして」
文化祭の後片づけで、主人公と二人きりになって
4独りの時誰にも見せない本音
「平気、平気。……声に出さないと、平気じゃなくなるから」
誰もいない部屋で、膝を抱えて
嘘つきキャラを書く時のコツと避けたいこと
コツ
- 嘘の理由を一つ決める:見栄、守るため、退屈しのぎ、自分を保つため。理由が決まると、同じ嘘でも、笑える嘘か切ない嘘かが決まります
- 嘘をつけない相手を一人置く:誰にでも嘘をつく人が、その人の前でだけ嘘が出てこない。その相手が、人物の本当の顔を引き出す役になります
- 嘘がどこでほどけるかを決める:ばれる、自分で明かす、ばれていたと知る。ほどけ方で、物語の山場の形が変わります
- 嘘の癖を体に出す:目をそらす、早口になる、逆に落ち着きすぎる。嘘をつく時の小さな癖を一つ決めると、読者だけが嘘に気づけます
嘘を誰に向けるかで変わる見え方
| 嘘を向ける相手 | どう見えるか | 揺らす出来事 |
|---|---|---|
| 周りのみんな | 軽やか、楽しい | 本当のことを信じてもらえない |
| 大切な一人 | 優しい、危うい | その人に嘘を見抜かれる |
| 敵や競争相手 | 頼もしい、したたか | 嘘が味方まで傷つける |
| 自分自身 | 強い、もろい | 自分の嘘を人に言い当てられる |
避けたいこと
- 嘘つきを、ずるい人、信用できない人という見せ方だけにすること。嘘の理由を一つ持たせると、人物として読めるようになります
- 守るための嘘を、いつも正しいものとして描くこと。嘘をつかれた側が怒ったり傷ついたりしてよい場面を置きます
- 相手を思い通りに動かすための嘘を、魅力や愛情として描くこと。相手を縛る嘘は、関係を壊すものとして扱います
- 嘘をつく癖を、病名や特定の人たちと結びつけて描くこと。嘘をつく理由は、その人の事情として書きます
嘘つきに合う口調・組み合わせやすい属性
合う口振(口振カルテへ)
嘘つきは、表と裏の属性なので、口振は「嘘をつく時の声の出方」で選びます。さらりと流すのか、笑顔のまま言うのか、冗談の形にするのか。嘘の時だけ口調が変わる、という作り方もできます。
組み合わせやすい属性
嘘つきに見栄っ張りを重ねると、話がいつも少し大きくなる人になり、強がりを重ねると、「平気」の嘘を自分にもつき続ける人になります。トリックスターを重ねれば、嘘で場をかき回して楽しむ人に、お人好しを重ねれば、人のためにしか嘘をつけない人に。ポーカーフェイスを重ねると、嘘を顔からは誰にも読ませない人になり、寂しがりを重ねれば、構ってほしくて嘘をつく人になります。
ぶつかりやすい属性(あえて使うと面白い)
裏表がないや素直のような、思ったことをそのまま言う属性は、嘘つきとぶつかりやすい属性です。一人に重ねると「人には嘘をつけるのに、ある人の前でだけ素直になってしまう人」というねじれになり、相棒として並べると、嘘をつく人と見抜く人の対比で、どちらも引き立ちます。
嘘つきキャラの歴史
嘘をつく人物は、物語の最初からいる役です。嘘がいましめとして語られるか、人を救う方便や楽しい作り話として語られるかは、作品ごとに違ってきました。ここでは、主な出来事をまとめます。
年表を開く
イソップ寓話「嘘をつく子供」で、羊飼いの少年が退屈しのぎに「狼が来た」と嘘をつき、本当に狼が来た時に信じてもらえなくなります。
法華経の「三車火宅」の例えで、長者が燃える家から子どもたちを嘘で呼び出して救います。この話が「嘘も方便」の出どころとされます。
古語の「うそぶく」から来た「嘘」が、人をだます意味で広く使われるようになったとされます。
ラスペ『ほら吹き男爵の冒険』がイギリスで刊行されます。砲弾に乗り、月へ行く男爵の大ぼらは、人を楽しませる嘘の代名詞になりました。
コッローディ『ピノッキオの冒険』が本になります。嘘をつくと鼻が伸びる人形は、嘘が体に出る人物として広く知られています。
『ONE PIECE』にウソップが登場します。臆病で嘘ばかりの少年が、ついた嘘に追いつこうと踏ん張る姿が描かれました。
『【推しの子】』の連載が始まります。嘘で完璧なアイドルを演じ、「嘘は愛」と考える人物が、嘘つきの見方を広げました。
今の嘘つきキャラのイメージ
- 何のための嘘かが読まれる:嘘つきは、ただの悪い人ではなく、嘘の理由で読まれるようになっています。理由が明かされる場面が、人物の見せ場になります
- 守る嘘、愛のための嘘:誰かを守るための嘘や、嘘で愛を伝える人物は、切なさの源として好まれます。嘘がほどけた時に、相手が何を知るかまで含めて描かれます
- 嘘が下手なかわいげ:嘘をつこうとしてすぐ顔に出る人物も、正直さの裏返しとして愛されています。嘘の下手さが、そのまま人柄になります
- 2025〜2026年に人気の作品では:嘘で夢を見せるアイドルや、臆病な嘘つきが仲間のために踏ん張る姿が、アニメや実写の新作で改めて描かれています
よくある質問
嘘つきキャラとはどういう意味ですか?
本当と違うことを、わざと相手に信じさせようとして口にするキャラクターのことです。思い違いで違うことを言うのは嘘ではありません。見栄、守るため、楽しませるためなど、嘘の理由で人物の色が変わります。
嘘つきと胡散臭いの違いは何ですか?
胡散臭いは、周りから怪しく見えることです。本当のことしか言っていなくても、胡散臭く見える人はいます。嘘つきは、実際に本当と違うことを言う人で、嘘が上手な人ほど胡散臭くは見えません。
嘘つきとはぐらかし上手の違いは何ですか?
はぐらかし上手は、問いを横へずらして、答えを渡さない人です。嘘の答えは渡しません。嘘つきは、本当と違う答えを渡します。聞かれたことに「違うこと」を返すか、「何も」返さないかで見分けます。
嘘つきと見栄っ張りの違いは何ですか?
見栄っ張りは、よく見せたいという気持ちの言葉で、服や態度で張る見栄は嘘ではありません。嘘つきは行いの言葉で、見栄はその理由の一つです。見栄のためだけに嘘をつくなら、二つを重ねた人物になります。
嘘つきと偽悪的の違いは何ですか?
偽悪的は、自分を実際より悪く見せる人です。そのためにつく嘘は、嘘つきの中の一つの形にあたります。偽悪的な人は、ほかのことでは嘘をつかないことも多く、悪く見せる嘘の下に優しさを隠しています。
嘘つきキャラを嫌われにくくするコツは?
嘘がばれた時の振る舞いを決めることです。言い訳を重ねるのか、黙って謝るのか、笑ってごまかすのか。ばれたあとに相手と向き合う場面があると、嘘が人柄として読めるようになります。
物語の大きな嘘も、嘘つきキャラに入りますか?
正体や過去を偽っていた、という物語の仕掛けとしての嘘は、ふだんの性格とは別に考えます。嘘つきキャラは、日ごろの会話の中で嘘をつくことが、その人らしさになっている人物です。
次に読む
参考にした資料
- Weblio辞書「嘘つき」(デジタル大辞泉:嘘を言うこと。嘘をつく人)
- Wikipedia(日本語版)「嘘」(語源は「うそぶく」。嘘の定義と種類)
- Wikipedia(日本語版)「嘘も方便」(法華経「譬喩品」の三車火宅の例え)
- Wikipedia(日本語版)「嘘をつく子供」(イソップ寓話。退屈しのぎの嘘)
- Wikipedia(英語版)「Baron Munchausen」(1785年、ラスペが刊行)
- Wikipedia(英語版)「Pinocchio」(嘘をつくと鼻が伸びる)
- Wikipedia(英語版)「Usopp」(1998年初登場。嘘が癖で、怖がりな少年)
- Wikipedia(日本語版)「【推しの子】」(2020年連載開始。星野アイ)
- アニメハック『ライアー・ライアー』(嘘の上に立つ最強の地位。篠原緋呂斗)
- ニコニコ大百科「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」(入間人間のライトノベル。2007年から電撃文庫で刊行)

