サザノノ 性分帖。 > 表と裏 > 闇堕ち
闇堕ちとは、もとは善い側にいた人物が、喪失や絶望をきっかけに、暗い側へ移ってしまうことです。立場が変わるだけでなく、信じていたものそのものが裏返るのが特徴で、そこに至るまでの過程が物語の見せ場になります。
要点
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闇堕ちの意味と由来
闇堕ちは、物語などで、もとは善の側にいた人物が道を踏み外し、悪の側になることを俗に言う言葉です。光が希望や正義を表すのに対して、闇が悪や敵を表すことから来ています。言い方のもとは、映画『スター・ウォーズ』の「暗黒面(ダークサイド)に落ちる」という表現だとも言われます。「闇落ち」とも書きますが、「堕」の字には落ちぶれるという意味合いがあるため、「闇堕ち」のほうが救いのない印象になります。
似た言葉に「悪堕ち」があります。こちらは洗脳や術など、敵の手で無理やり悪へ変えられる場合に使われることが多く、本人の心の動きが中心の闇堕ちとは分けて使われます。反対に、闇の側にいた人が光の側へ移ることは「光堕ち」と呼ばれます。
キャラクター属性としての闇堕ちは、一人の中に、光の顔と闇の顔の両方を持つ属性です。そのため表と裏の群に入れています。落ちる前の姿を知っている人がいること、そして、その人の中にまだ前の心が残っているのかどうか。この2つが魅力の中心です。
闇堕ちキャラかどうかの見分け方
暗い性格、敵の側にいるというだけでは、闇堕ちとは言えません。闇堕ちと呼べるのは、次の3つがそろった時です。
- もとは善い側にいた:仲間を守り、正しいことを信じていた時期があります。落ちる前の姿が描かれているか、少なくとも周りの人が覚えています
- 落ちるきっかけがある:大切な人を失う、信じた人に裏切られる、守ってきた人々に失望する。心が折れる出来事が、どこかにあります
- 信じていたものが裏返る:悪い人になっただけではなく、前に信じていたものを、自分から捨てたり否定したりしています
闇堕ちと裏切り者の違い・明るいのに闇深い・悪役との違い
闇堕ちといちばん混ざりやすいのは裏切り者、心の影で似ているのは明るいのに闇深い、行き着く先で重なるのは悪役とダークヒーローです。並べると、何についての言葉なのかがはっきりします。
| 闇堕ち | 裏切り者 | 明るいのに闇深い | 悪役 | ダークヒーロー | |
|---|---|---|---|---|---|
| 何についての言葉か | 心の向きが善から闇へ移ること | 所属や立場を移すこと | 元からある心の影 | 主人公と敵対する役 | 正義の側で黒い手段を使う人 |
| 始まり | 喪失や絶望などの出来事 | 目的、命令、取引 | 過去や生まれ持った性分 | はじめから敵として登場 | はじめから主人公の側 |
| 前の心は | 残っているかどうかが見どころ | 残っていることもある | 明るさの奥に残っている | 人による | 残っていて、手段だけが黒い |
| 物語の見せ場 | 変わってしまう瞬間と、その後 | 正体が明かされる場面 | 笑顔が崩れる一瞬 | 主人公とぶつかる場面 | 汚れ役を引き受ける場面 |
闇堕ちは「変わる」こと、裏切り者は「移る」ことです。闇堕ちしても仲間のもとに残る人も、裏切っても心は変わらない人もいます。明るいのに闇深い人は影を最初から抱えている人、闇堕ちは物語の途中で落ちる人です。落ちた人が主人公の側に残ればダークヒーローに近づき、敵として立てば悪役になります。
「悪堕ち」「光堕ち」「やさぐれる」との違い
闇堕ちのそばには、似た言葉がいくつかあります。違いは、本人の意志かどうかと、どのくらい続くかです。
| 悪堕ち | 光堕ち | やさぐれる | 魔が差す | |
|---|---|---|---|---|
| どんな言葉か | 洗脳や術などで、無理に悪へ変えられること | 闇の側にいた人が、光の側へ移ること | 投げやりになり、すさんだ態度になること | 一度だけ、悪い考えに負けること |
| 続く長さ | 術や支配が解けるまで | その人の生き方が変わるまで | 気持ちが戻るまで | その時だけ |
| 闇堕ちとの関係 | 本人の意志でないところが違う | 向きが反対の言葉 | 闇堕ちの手前の段階 | 闇堕ちの最初の一歩になることも |
闇堕ちキャラの型
闇堕ちキャラは、何がきっかけで落ちたかと、落ちた先で何を選ぶかで型が分かれます。大切な人を失って変わる人から、戻れる場所を手放せない人まで、よく描かれる型を並べました。
守りたかった人を失ったこと、または失うことへの恐れが、闇へ踏み出すきっかけになる型です。守るための力を求めた結果、守りたかったものから遠ざかっていく皮肉が、物語の痛みになります。たとえば、アナキン・スカイウォーカー(『スター・ウォーズ』)がこの型です。
心を許した相手に裏切られ、人を信じる心ごと暗く塗りかわる型です。優しかった頃を知っている人ほど、変わった姿に言葉を失います。たとえば、マレフィセント(『マレフィセント』)がこの型です。
見捨てられたり、どん底に突き落とされたりして、生き延びるために前の自分を捨てる型です。善い人のままでは生き残れなかった、という事情が、冷たさの裏にあります。たとえば、南雲ハジメ(『ありふれた職業で世界最強』)がこの型です。
訴えが聞き届けられず、恨みを抱いたまま、人の姿や心を手放していく型です。古典では、怨霊や天狗、魔物になる話として語られてきました。たとえば、崇徳院(『保元物語』)がこの型です。
恋や憧れが報われず、その強さのまま恨みへ変わる型です。好きだった気持ちが消えたのではなく、形を変えて残っているところが切なさになります。たとえば、清姫(『日高川入相花王』)がこの型です。
世の中や人々に失望し、自分の正しさを通すために、手段を選ばなくなる型です。本人の中では今も正義のつもりなので、説得がいちばん届きにくくなります。
誰かを守るため、闇の力や汚れ役を、自分から引き受ける型です。落ちたように見えて心の芯は前と同じで、それを誰にも言わないことが多くあります。
暗い側へ移ったあとも、昔の仲間の名前や約束を手放せずにいる型です。戻ってくるのか、戻らないと決めるのかが、最後まで読者を引っぱります。
闇堕ちキャラの作り方と台詞例
闇堕ちキャラは、何を失って落ちたのかと、落ちる前の自分の何が残っているのかを決めると作りやすくなります。前の癖が一瞬だけ戻る場面が、いちばんの見せ場です。
台詞は「心の距離」の順に4段階で並べています。表の顔 → ほころび(素が一瞬見える)→ 信頼した相手だけ → 独りの時。闇堕ちキャラは、表の顔では昔の自分を切り捨てた冷たさを見せ、ほころびで前の優しさが癖のように出て、信頼した相手には落ちた時のことを少しだけ話し、独りの時には戻れない道の上で、前の自分と向き合っています。話し方は口振カルテで調整できます。
下に行くほど心の距離が近づきます。同じ人物の4つの顔として読んでください。
自分のキャラクターの顔を置くと、下の台詞をその子が話しているように読めます。
性分帖の台詞は、自分で作ったキャラクターにどんな口調や性格が合うかを確かめるためのものです。画像と名前はこの端末にだけ保存され、ほかの属性のページでも同じ子が出ます。
ドラッグで位置を動かせます
女性の闇堕ちキャラ
女性の闇堕ちキャラは、仲間を守っていた聖女や魔法使い、裏切られて呪いをかける妖精、恋や信頼が恨みに変わる人として描かれます。優しかった頃の面影が、黒い装いの中にふと見える形が好まれています。
- よくある形
- 白から黒へ装いが変わる聖女/昔の仲間の前に敵として立つ魔法使い/裏切りをきっかけに冷たくなる姫/一人の約束だけを守り続ける人
- 外すなら
- 落ちたのに、前と同じ花を育て続けている形にする。または、悪事には手を出さず、ただ誰とも関わらなくなる形にする
- 気をつけたいこと
- 闇堕ちを、黒い服と強い力が手に入る見た目の変化だけにしないこと。何を手放したのかを一つ描くと、変化に重みが出ます
1表の顔人前・ふだん
「昔の呼び方はやめて。その名前で返事をする人は、もういないから」
昔の仲間に呼び止められて、振り返らずに
2ほころび素が一瞬見える
「その鉢、まだ置いてたの。冬は窓際から下ろしてあげて」
敵として訪れた昔の仲間の部屋で、窓辺に目をとめて
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「止めてほしかったんじゃないの。止められないって、あなたにだけは分かっていてほしかった」
剣を交えたあと、昔の親友と二人きりになって
4独りの時誰にも見せない本音
「あの日に戻れても、きっと同じほうを選ぶ。それがいちばん怖い」
誰もいない広間で、黒い手袋を外しながら
男性の闇堕ちキャラ
男性の闇堕ちキャラは、大切な人を失って力に手を伸ばす騎士、仲間に見捨てられて冷たく変わる少年、正しさを突きつめて踏み外す英雄として描かれます。かつての弟子や親友と向き合う場面が、見せ場になります。
- よくある形
- かつての師として弟子の前に立つ人/一人称や口調が変わってしまう少年/正義のために手段を選ばなくなる英雄/昔の仲間の剣だけは受けない人
- 外すなら
- 落ちたあとも、昔の仲間の怪我にだけは手が伸びてしまう形にする。または、本人は落ちたつもりがなく、周りだけが変わったと感じている形にする
- 気をつけたいこと
- 落ちた理由を、かっこよさのための飾りにしないこと。何を失い、何を許せなくなったのかを一つ決めると、冷たさに説得力が出ます
1表の顔人前・ふだん
「剣を下ろせ。お前に教えたのは俺だ。どこを狙うかも分かってる」
かつての弟子と、刃先を向け合って
2ほころび素が一瞬見える
「動くな、血が……いや。俺には関係ない」
敵として向き合った昔の仲間の傷に、思わず手を伸ばしかけて
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「あいつの墓には、もう一年行ってない。行けば、まだ間に合う気がするから」
焚き火の向こうの古い友にだけ、ぽつりと
4独りの時誰にも見せない本音
「正しかった頃の俺なら、今の俺を斬りに来る。それを待ってるのかもしれない」
雨の夜、刃こぼれした剣を拭きながら
女性向け作品の闇堕ちキャラ
女性向け作品の闇堕ちキャラは、主人公を守るために暗い側へ行った人、主人公と敵として再会する幼なじみ、闇の力を受け入れた騎士として描かれます。主人公にだけ前の顔を見せてしまう危うさが、ときめきと切なさになります。
- よくある形
- 敵の側から主人公を見下ろす元の仲間/主人公の名前だけは呼ばない人/黒い装いで昔の約束を守る騎士/主人公を遠ざけるために冷たくする人
- 外すなら
- 主人公を連れていこうとせず、主人公が来ないことを願っている形にする。または、主人公に救われるのではなく、自分で戻る道を選ぶ形にする
- 気をつけたいこと
- 闇堕ちを、主人公を閉じこめたり傷つけたりする理由にしないこと。相手の自由を残したままの危うさにすると、恋の物語として読みやすくなります
1表の顔人前・ふだん
「迎えに来ても無駄だよ。俺はもう、君の側の人間じゃない」
高い回廊から主人公を見下ろし、穏やかに笑って
2ほころび素が一瞬見える
「その髪飾り、まだ着けてたんだね。似合ってる。今のは忘れて」
主人公の髪に目をとめ、言ってから顔をそむけて
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「全部終わったら、君に斬られに行く。その約束だけは、昔の俺のまま守らせて」
二人きりの崩れた礼拝堂で、主人公の手を取らずに
4独りの時誰にも見せない本音
「君の名前を呼ばないように、毎晩練習してる。まだ一度も、うまくいかない」
灯りを落とした部屋で、遠い街明かりを見ながら
男性向け作品の闇堕ちキャラ
男性向け作品の闇堕ちキャラは、主人公を慕っていた後輩が敵として現れる形、闇の力を受け入れた魔法少女や聖女、主人公を待ち続けて心が折れたヒロインとして描かれます。主人公への思いが残っているかどうかが、物語を引っぱります。
- よくある形
- 敵の幹部として再会する後輩/黒く染まった衣装の魔法少女/主人公の言葉にだけ揺れる元の仲間/一人で戦い続けて心が折れた聖女
- 外すなら
- 主人公を恨んでいるのではなく、主人公の事情を全部分かっている形にする。または、闇の力より、ただ笑わなくなったことが変化の中心になる形にする
- 気をつけたいこと
- 闇堕ちを、露出の多い衣装や性的な変化として描かないこと。何に絶望したのかを中心に置くと、ヒロインとしての芯が残ります
1表の顔人前・ふだん
「まだ私を助けるつもりですか。もう、助けられる側じゃないのに」
崩れた校舎の屋上で、黒く染まった袖を揺らして
2ほころび素が一瞬見える
「笑わないでください。そうやって笑われると、昔の返し方を思い出しちゃう」
主人公に不意に笑いかけられ、唇を噛んで
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「あの夜、先輩が来なかったのは知ってます。来られなかったことも、ちゃんと知ってます」
二人きりになった廃駅のホームで
4独りの時誰にも見せない本音
「強くなったのに、誰も褒めてくれない。褒めてほしかった人は、もう向こう側にいる」
独りの部屋で、伏せたままの写真立てに触れて
闇堕ちキャラを書く時のコツと避けたいこと
コツ
- 落ちたきっかけを一つ決める:大切な人の死、信じた人の裏切り、守ってきた人々への失望。きっかけが一つに絞られていると、変化の筋が通ります
- 落ちる前の癖を一つ残す:花に水をやる、怪我人に手が伸びる、昔の呼び方で呼びかける。前の自分が癖として出る場面が、いちばん胸に残ります
- 落ちる前を知る人を置く:師、親友、幼なじみ。変わる前を覚えている人がいると、その人の目を通して変化の大きさが伝わります
- 戻るかどうかを先に決めない:戻る、戻らない、戻れないまま終わる。作者が決めておきつつ、読者には最後まで分からないようにすると、物語に引きが生まれます
何を失ったかで変わる見え方
| 失ったもの | どう見えるか | 揺らす出来事 |
|---|---|---|
| 大切な人 | 悲しい、危うい | その人に似た誰かと出会う |
| 信じていた人 | 冷たい、かたくな | 裏切った側の事情を知る |
| 居場所 | 投げやり、荒々しい | 昔の仲間に名前を呼ばれる |
| 信じていた正しさ | 迷いがない、怖い | 守ってきた人に感謝される |
避けたいこと
- つらい過去があったからと、闇堕ちした人のしたことを全部許される形にすること。したことの重さは本人が背負います
- つらい過去や暴力を、落ちる理由として詳しく書きすぎること。何が起きたかより、何を手放したかを描くほうが伝わります
- 闇堕ちした人を、元に戻すことだけを正解にする書き方。戻らない選択にも、その人なりの筋を持たせます
- 現実の落ちこみや心の不調を、闇堕ちと呼んで軽く扱うこと。物語の中の変化として書き分けます
闇堕ちに合う口調・組み合わせやすい属性
合う口振(口振カルテへ)
闇堕ちは、一人の中の表と裏の属性なので、口振は「落ちたあと、ことばがどう変わったか」で選びます。冷たく短くなるのか、丁寧なまま突き放すのか。落ちる前と後で口振を変える作り方もできます。
組み合わせやすい属性
闇堕ちに自己犠牲を重ねると、誰かを守るために自分から暗い側へ行く人になり、執着を重ねると、失ったものから目を離せずに落ちていく人になります。一途を重ねれば落ちても一人への思いだけは変わらない人に、ミステリアスを重ねれば落ちた理由を誰にも明かさない人に。ヤンデレを重ねると、好きな人を失う恐れが落ちるきっかけになり、クールを重ねれば、落ちる前と後で温度だけが変わらない人になります。
ぶつかりやすい属性(あえて使うと面白い)
天真爛漫・無邪気や裏表がないのような、まっすぐで明るい属性は、闇堕ちとぶつかりやすい属性です。一人に重ねると「落ちる前がまぶしいほど、落ちた後が痛い人」という落差になり、昔の仲間として並べると、変わらない人と変わってしまった人の対比で、どちらも引き立ちます。
「闇堕ち」という言葉の歴史
善い人が暗い側へ移る話は、古典の時代から語られてきました。それを「闇堕ち」と呼ぶ言い方は、新しく生まれたものです。ここでは、主な出来事をまとめます。
年表を開く
『今昔物語集』などに、僧を慕った女が、約束を破られて蛇になり追いかける話が収められます。のちに道成寺の伝説として語り継がれていきます。
『保元物語』で、讃岐に流された崇徳院が、写経を送り返された怒りから「日本国の大魔縁となる」と誓ったと語られます。
人形浄瑠璃『道成寺現在蛇鱗』が初演されます。道成寺の伝説の娘に、清姫という名前が初めてつけられたとされます。
上田秋成の『雨月物語』が刊行され、「白峯」で崇徳院の怨霊が描かれます。
映画『スター・ウォーズ』がアメリカで公開されます。「暗黒面(ダークサイド)に落ちる」という言い方が、闇堕ちという言葉のもとになったとも言われます。
映画『マレフィセント』が公開されます。昔話の呪いをかける妖精を、裏切られて変わってしまった人として描き直しました。
今の闇堕ちキャラのイメージ
- 悪事に染まらない闇堕ち:悪の側に立つだけでなく、心を閉ざす、投げやりになる、笑わなくなる。悪事に手を染めない形の闇堕ちも、多く描かれるようになっています
- 落ちた理由への共感:落ちた人を倒すべき敵としてだけ見るのではなく、落ちるまでの事情に読者が心を寄せる読み方が広がっています
- 見た目の変化:黒を基調にした装い、角や翼の変化など、闇堕ちした姿のデザインも楽しまれています。ゲームでは、闇堕ちした姿が別の衣装や別のキャラクターとして出ることもあります
- 日常の言葉としても:「仕事が忙しすぎて闇堕ちしそう」のように、気持ちが沈む様子を冗談めかして言う使い方もされています
よくある質問
闇堕ちとはどういう意味ですか?
もとは善い側にいた人物が、喪失や絶望をきっかけに、暗い側へ移ってしまうことです。立場が変わるだけでなく、前に信じていたものを自分から捨てたり否定したりしているのが特徴です。
「闇堕ち」と「闇落ち」の違いは何ですか?
意味は同じで、どちらの書き方も使われます。「堕」の字には落ちぶれるという意味合いがあるため、「闇堕ち」のほうが救いのない、重い印象になります。
闇堕ちと悪堕ちの違いは何ですか?
闇堕ちは、本人の心の動きで暗い側へ移ることです。悪堕ちは、洗脳や術など、敵の手で無理に悪へ変えられる場合に使われることが多い言葉です。術が解ければ戻る悪堕ちと違い、闇堕ちは本人が選び直さない限り戻りません。
闇堕ちと裏切り者の違いは何ですか?
裏切り者は、所属や立場を移す人のことです。闇堕ちは心の向きが変わることなので、仲間のもとに残ったまま闇堕ちする人もいます。最初から敵の命令で仲間に入っていた人は、裏切り者ですが闇堕ちではありません。
闇堕ちと明るいのに闇深いの違いは何ですか?
明るいのに闇深いは、明るさの奥に、元から深い影を抱えている人です。闇堕ちは、物語の途中で善い側から落ちる変化のことです。元からの影が、落ちるきっかけになることもあります。
闇堕ちしたキャラは、元に戻ったほうがいいですか?
どちらでも物語になります。戻るなら、落ちていたあいだにしたことをどう背負うかを、戻らないなら、それでも手放さなかったものを描くと、結末に重みが出ます。
闇堕ちキャラを、ただの悪役に見せないコツは?
落ちた理由を、誰にでも起こりうる喪失や失望にすることです。特別な悪意ではなく「自分もそうなるかもしれない」と思える理由だと、敵として立っていても憎みきれない人物になります。
次に読む
参考にした資料
- Weblio辞書「闇堕ち」(デジタル大辞泉:もとは善の側の登場人物が、道を踏み外して悪の側になることを俗にいう語)
- Precious.jp「闇堕ち」の意味(光と闇のたとえ。「闇堕ち」と「闇落ち」の印象の違い)
- ピクシブ百科事典「闇堕ち」(スター・ウォーズの「暗黒面に落ちる」が語源と考えられている。悪堕ち・光堕ちとの違い)
- ニコニコ大百科「闇堕ち」(自身の心の闇が原因の一端。悪堕ちとの違い)
- シネマトゥデイ「ジェダイへの道」(アナキンがダークサイドを受け入れ、ダース・ベイダーとなった)
- Wikipedia(日本語版)「マレフィセント (映画)」(2014年公開。翼を奪われ、呪いをかける)
- Wikipedia(日本語版)「ありふれた職業で世界最強」(奈落に落ちた後、価値観が大きく変わる。2013年連載開始)
- Wikipedia(日本語版)「保元物語」(成立は承久の乱前後が通説。崇徳院の「日本国の大魔縁」)
- Wikipedia(日本語版)「崇徳天皇」(讃岐への配流。『雨月物語』「白峯」)
- Wikipedia「安珍・清姫伝説」(今昔物語集・道成寺縁起。清姫の名は1742年の人形浄瑠璃が初出。1759年『日高川入相花王』)
- Wikipedia(日本語版)「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(1977年アメリカ公開)

