サザノノ 性分帖。 > 立ち位置 > ダークヒーロー
ダークヒーローとは、主人公の側や正義の側に立ちながら、手段を選ばない、あるいは悪の手段や力で戦う人物のことです。正しい目的のために自分が汚れることを引き受けている、その危うさと覚悟が魅力になります。
要点
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ダークヒーローの意味と由来
ダークヒーローは、「ダーク(闇)」と「ヒーロー(主人公・英雄)」を合わせた言葉です。英語の anti-hero(反英雄)の一種とされます。anti-hero は、物語の主要な人物なのに、高い理想や道徳心といった英雄らしい性質を持たない人を指す言葉で、英語では18世紀の初めから使われているとされます。どこからがダークヒーローかについて、はっきりした基準はなく、受け取る人の感じ方による部分が大きい言葉です。
アンチヒーローは、情けない主人公や弱い主人公も含む広い言葉です。性分帖では、その中でも、正義の側に立ちながら、悪の手段や闇の力を使う人をダークヒーローとして扱います。悪ぶっているだけの人は偽悪的、善い側から暗い側へ移る変化は闇堕ちのページで扱っています。
キャラクター属性としてのダークヒーローは、物語の中で、正義と悪のあいだのどこに立つかを表す属性です。そのため立ち位置の群に入れています。誰かがやらなければならない汚れ役を引き受けること、そして、正しい目的と黒い手段のあいだで、本人がどう折り合いをつけているか。この2つが魅力の中心です。
ダークヒーローかどうかの見分け方
口が悪い、態度が荒いというだけでは、ダークヒーローとは言えません。ダークヒーローと呼べるのは、次の3つがそろった時です。
- 立っているのは正義の側:悪を止める、弱い人を守る、奪われたものを取り戻す。目的そのものは、読者がうなずけるものです
- 手段や力が黒い:法を破る、命を奪う、敵と同じ力を使う。正義の味方なら選ばない手段を、ためらわずに使います
- 汚れることを自分で引き受けている:誰かに命じられたのではなく、自分で選んで手を汚しています。その重さを、言い訳せずに背負っています
ダークヒーローと悪役の違い・偽悪的・闇堕ちとの違い
ダークヒーローといちばん比べられるのは悪役、混ざりやすいのは偽悪的と闇堕ち、手段で似ているのは殺し屋です。並べると、何についての言葉なのかがはっきりします。
| ダークヒーロー | 悪役 | 偽悪的 | 闇堕ち | 殺し屋 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 立っている側 | 正義や主人公の側 | 主人公と敵対する側 | 善い側 | 善い側から暗い側へ | 依頼した人の側 |
| 手段 | 悪の手段も使う | 悪の手段 | 悪いふりをするだけ | 暗い側の手段 | 人の命を奪う技 |
| 目的 | 悪を止める、誰かを守る | 人それぞれの野望 | 誰かを守る、場を収める | 喪失や絶望の先にあるもの | 仕事、報酬 |
| 物語の見せ場 | 汚れ役を引き受ける場面 | 主人公とぶつかる場面 | 悪ぶりがほどける場面 | 変わってしまう瞬間 | 引き金を引くか迷う場面 |
ダークヒーローと悪役は、手段が似ていても、立っている側が違います。偽悪的な人は悪いふりをするだけで、ダークヒーローは本当に手を汚します。闇堕ちは善い側から落ちる変化のことで、落ちた人が主人公の側に残れば、ダークヒーローになります。殺し屋が自分の正義のために刃を振るい始めた時も、ダークヒーローに近づきます。
「アンチヒーロー」「ピカレスク」「義賊」との違い
ダークヒーローのそばには、似た言葉がいくつかあります。違いは、言葉の広さと、何が物語の中心にあるかです。
| アンチヒーロー | ピカレスク | 義賊 | 必要悪 | |
|---|---|---|---|---|
| どんな言葉か | 英雄らしい性質を持たない主人公全般 | 悪漢が主人公になる物語 | 金持ちから盗み、貧しい人に配る盗賊 | よくないが、なくてはならないもの |
| 物語の中心 | 主人公の欠けたところ | 悪漢の生き方と冒険 | 盗みと施し | 汚れ役を引き受けるという考え方 |
| ダークヒーローとの関係 | もっと広い言葉。弱い、情けない主人公も入る | 主人公が悪の側に立つところが違う | ダークヒーローの古い形の一つ | ダークヒーローが自分をそう呼ぶことがある |
ダークヒーローの型
ダークヒーローは、どんな黒い手段を使うかと、何のために手を汚すかで型が分かれます。裏の稼業で悪を裁く人から、正義の味方の隣で汚れ役を引き受ける人まで、よく描かれる型を並べました。
表では目立たない暮らしをしながら、裏では法が裁けない悪を、自分の手で始末する型です。昼と夜の顔の落差と、報酬を受け取る割り切りが魅力になります。たとえば、中村主水(『必殺仕置人』)がこの型です。
敵と同じ力を身に宿し、その力で敵と戦う型です。守るための力が、自分を敵に近づけていく怖さを抱えています。たとえば、不動明(『デビルマン』)がこの型です。
奪われたものへの復讐のために、生き方のすべてを差し出した型です。悪を討っているのに、少しも救われた顔をしないところが切なさになります。たとえば、鹿島雪(『修羅雪姫』)がこの型です。
自分も罪の側に数えられる身でありながら、悪を追う役目を担う型です。悪の考え方が分かるからこそ、誰より先に獲物にたどりつきます。たとえば、狡噛慎也(『PSYCHO-PASS サイコパス』)がこの型です。
何も信じていないような冷めた目で、ためらいなく敵を斬る型です。その冷たさの奥にある暗さが、どこから来たのかが物語の芯になります。たとえば、眠狂四郎(『眠狂四郎無頼控』)がこの型です。
人々に恐れられ、悪人と呼ばれながら、陰で誰かを守り続ける型です。守られた人に感謝されないことも、本人は引き受けています。
大きな目的のため、仲間や守るべき人まで駒として動かす型です。正しい結果のために、正しくない手段を選び続ける重さが物語を引っぱります。
まっすぐな主人公の隣で、主人公にはできない汚れ役を引き受ける型です。考え方がぶつかりながらも、二人で一つの正義を形にしていきます。
ダークヒーローキャラの作り方と台詞例
ダークヒーローは、何のために戦い、どこまでなら手を汚すのかを決めると作りやすくなります。手を汚したあとの顔を一つ決めておくと、人物の温度が見えます。
台詞は「心の距離」の順に4段階で並べています。表の顔 → ほころび(素が一瞬見える)→ 信頼した相手だけ → 独りの時。ダークヒーローは、表の顔では冷たく割り切って手を汚し、ほころびで助けた相手への情がこぼれ、信頼した相手には汚れを引き受ける理由を少しだけ話し、独りの時には、自分のしてきたことの重さと向き合っています。話し方は口振カルテで調整できます。
下に行くほど心の距離が近づきます。同じ人物の4つの顔として読んでください。
自分のキャラクターの顔を置くと、下の台詞をその子が話しているように読めます。
性分帖の台詞は、自分で作ったキャラクターにどんな口調や性格が合うかを確かめるためのものです。画像と名前はこの端末にだけ保存され、ほかの属性のページでも同じ子が出ます。
ドラッグで位置を動かせます
女性のダークヒーロー
女性のダークヒーローは、復讐のために刃を振るう剣士、夜の街で法の外の裁きをする人、闇の力で人々を守る魔女として描かれます。冷たい手つきと、守る相手にだけ見せるやわらかさの差が好まれています。
- よくある形
- 家族の仇を追い続ける剣士/夜だけ現れる仕置人/闇の魔法で町を守る魔女/汚れ仕事を引き受ける組織の女性
- 外すなら
- 冷たい復讐者が、仇の子どもにだけは刃を向けられない形にする。または、昼は町の人に慕われる穏やかな人で、夜の顔を誰も知らない形にする
- 気をつけたいこと
- 女性のダークヒーローを、色気で敵をだます役だけにしないこと。何を許せず、何のために戦うのかを一つ決めると、芯の通った人物になります
1表の顔人前・ふだん
「助けた礼はいらない。次に会った時、私の顔を覚えていなければそれでいい」
夜の路地で、助けた相手に背を向けて
2ほころび素が一瞬見える
「泣かないで。今のは、あなたが見なくていいものだったの」
震える子どもの前に膝をつき、汚れた手袋を後ろに隠して
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「あなたに会う日は、手を洗ってから来るの。汚れてるのが、あなたにだけは見えそうで」
約束の店で、袖口を気にしながら
4独りの時誰にも見せない本音
「あの子が大人になる頃には、私みたいな人がいらない街になっていてほしい。そこに私の居場所はなくていい」
灯りを消した部屋で、窓の外の街を見下ろして
男性のダークヒーロー
男性のダークヒーローは、法の外で悪を裁く人、敵と同じ力を宿して戦う少年、罪を抱えたまま悪を追う刑事として描かれます。口数が少なく、助けた相手に礼を言わせない人が多く見られます。
- よくある形
- 昼は目立たない勤め人、夜は仕置人/悪魔の力で悪魔と戦う少年/罪人の身で犯人を追う捜査官/仲間にも手の内を見せない剣士
- 外すなら
- 冷たい手段を使う人が、子どもや動物の前でだけ不器用に優しくなる形にする。または、正義の主人公に、自分の手口を真似させないよう止める形にする
- 気をつけたいこと
- 暴力や残酷さを、かっこよさの見せ場だけにしないこと。手を汚したあとに何を失っているかを一つ見せると、重みが出ます
1表の顔人前・ふだん
「正義の味方なら他を当たれ。俺は、片づけに来ただけだ」
倒れた相手の横を、振り返らずに通り過ぎて
2ほころび素が一瞬見える
「礼なんか言うな。言われると、次もやりたくなる」
助けた少年に頭を下げられ、帽子のつばを下げて
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「俺が汚れておけば、お前はきれいなままでいられる。それで割に合ってる」
まっすぐな相棒にだけ、低い声で
4独りの時誰にも見せない本音
「昔は、助けた人の数を数えてた。今は、数えずに眠れる夜を数えてる」
安宿の寝台で、天井の染みを見上げて
女性向け作品のダークヒーロー
女性向け作品のダークヒーローは、主人公を裏側から守る人、敵の組織にいながら主人公を助ける人、汚れ仕事を引き受ける騎士や刑事として描かれます。主人公を自分の世界に近づけまいとする優しさが、ときめきになります。
- よくある形
- 主人公を陰から守る裏社会の人/主人公の前では血の匂いを消してくる人/主人公の正義を守るために手を汚す相棒/冷たいのに主人公の帰り道だけは見届ける人
- 外すなら
- 主人公を遠ざけるのではなく、主人公に自分を止める役を頼む形にする。または、主人公のほうが彼の手口を見抜いていて、黙って隣に立つ形にする
- 気をつけたいこと
- 守るためと言って、主人公の行き先や交友を決めてしまう形にしないこと。主人公の選ぶ自由を残すと、危うさが魅力として読めます
1表の顔人前・ふだん
「君は、こっち側を覗かなくていい。見たものは、忘れられなくなるから」
主人公の前に立ち、路地の奥を背中で隠して
2ほころび素が一瞬見える
「平気だよ。ああ、でも、君がそんな顔をするのは少し困る」
傷を隠した上着の裾を、主人公に引っぱられて
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「君を守るためなら、俺はまだいくらでも汚れられる。それが怖いって、君にだけ言っておく」
夜明け前の屋上で、主人公の肩に上着をかけて
4独りの時誰にも見せない本音
「君の隣に立つ資格は、とっくに捨てた。なのに、君の好きな花の名前ばかり覚えていく」
独りの帰り道、閉まった花屋の前で足を止めて
男性向け作品のダークヒーロー
男性向け作品のダークヒーローは、法の外で戦う仮面の少女、主人公と組む凄腕の始末屋、闇の力で戦う魔法少女として描かれます。主人公のまっすぐさを嫌がりながら、どこかで頼りにしている形が好まれています。
- よくある形
- 屋根の上を走る仮面の少女/主人公の甘さを笑う凄腕の始末屋/禁じられた魔法で戦う少女/主人公の前でだけ武器を下ろす人
- 外すなら
- 主人公を見下しているのではなく、主人公に自分と同じ道を歩かせたくない形にする。または、ふだんはどこにでもいる学生で、戦う時だけ顔が変わる形にする
- 気をつけたいこと
- 戦う姿を、露出や色気の見せ場にしないこと。何のために手を汚しているのかを一つ置くと、ヒロインとしての芯が残ります
1表の顔人前・ふだん
「邪魔しないで。あなたの正義じゃ、間に合わない人がいるの」
主人公の制止を振り切り、屋根の上へ跳んで
2ほころび素が一瞬見える
「ちょっと、見ないでよ。返り血の日は、あなたに会いたくなかった」
主人公と鉢合わせ、頬を袖でこすりながら
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「あなたが真っ当なままでいてくれるから、私は戻る道を忘れずにいられる」
夜の河原で、主人公と並んで膝を抱えて
4独りの時誰にも見せない本音
「私がいなくなっても、この街は困らない。困らないように、ずっとやってきたんだから」
独りの部屋で、武器の手入れを終えて
ダークヒーローキャラを書く時のコツと避けたいこと
コツ
- 越えない一線を一つ決める:子どもには手を出さない、嘘はつかない、仲間は売らない。一線があると、黒い手段の中に、その人の正しさが見えます
- 何のために手を汚すかを決める:復讐、誰かを守ること、法が届かない悪を止めること。目的が決まると、どこまで黒くなるかも決まります
- 手を汚す前と後を描く:準備の静けさ、終わったあとの手の震え、誰にも話さない帰り道。黒い手段そのものより、その前後のほうが人物を語ります
- まっすぐな人を一人そばに置く:正義の味方、何も知らない子ども、真っ当な相棒。違う正しさを持つ人がそばにいると、黒い手段の重さが際立ちます
何のために戦うかで変わる見え方
| 戦う理由 | どう見えるか | 揺らす出来事 |
|---|---|---|
| 復讐 | 切ない、危うい | 仇にも守る人がいると知る |
| 特定の誰か | 一途、頼もしい | その人に手口を見られる |
| 法が届かない悪 | 冷静、怖い | 罪のない人を巻きこみかける |
| 報酬 | 割り切っている、謎めく | 報酬のない頼みを受ける |
避けたいこと
- 暴力や残酷さを、かっこよさの見せ場だけにすること
- ダークヒーローの手段を、物語の中で無条件に正しいものとして扱うこと。その代わりに失っているものを一つ描くと、重みが出ます
- 現実の私刑や暴力を肯定するような書き方。物語の中の正義の形として、距離をとって描きます
- 「正義の味方より上」として、まっすぐな人物を馬鹿にする書き方。違う正しさとして並べると、どちらも引き立ちます
ダークヒーローに合う口調・組み合わせやすい属性
合う口振(口振カルテへ)
ダークヒーローは、物語の中での立ち位置の属性なので、口振は「汚れ役を引き受ける時の話し方」で選びます。短く切るのか、皮肉で返すのか、とらえどころなく流すのか。仕事の時だけ口振が変わる作り方もできます。
組み合わせやすい属性
ダークヒーローに一匹狼を重ねると、誰とも組まずに裏の仕事を片づける人になり、偽悪的を重ねると、本当に手を汚しながら、それ以上に悪ぶって見せる人になります。クールを重ねれば感情を見せずに仕事を終える人に、自己犠牲を重ねれば汚れ役を全部自分に集める人に。皮肉屋を重ねると、正義の味方に皮肉を言いながら手を貸す人になり、相棒・バディを重ねれば、まっすぐな相棒と組んで二人で一つの正義を作る人になります。
ぶつかりやすい属性(あえて使うと面白い)
正義感が強いやまっすぐのような、正しい手段を大事にする属性は、ダークヒーローとぶつかりやすい属性です。一人に重ねると「正しさを信じているのに、正しくない手段を選んでしまう人」という苦しさになり、相棒として並べると、同じ目的を違う手段で目指す二人の対比で、どちらも引き立ちます。
「ダークヒーロー」という言葉の歴史
正しくない手段で悪と戦う人物は、古くから物語に登場してきました。それを「ダークヒーロー」と呼ぶ言い方は、あとから生まれたものです。ここでは、主な出来事をまとめます。
年表を開く
英語の anti-hero(反英雄)という言葉が使われ始めたとされます。英雄らしい性質を持たない主人公を指す言葉です。
『黄金バット』が生まれます。敵を圧倒的な力で倒す姿から、日本の古いダークヒーローの一つに数えられることがあります。
柴田錬三郎の『眠狂四郎無頼控』の連載が始まります。虚無を抱え、平然と人を斬る剣士が、それまでの求道的な剣士像の逆として描かれました。
『デビルマン』と『修羅雪姫』の連載が始まります。悪魔の力を宿して悪魔と戦う少年と、復讐のために生きる女性が、それぞれ描かれました。
テレビ時代劇『必殺仕置人』が放送されます。昼は目立たない同心、夜は晴らせぬ恨みを晴らす中村主水が登場しました。
テレビアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』が放送されます。罪を犯しうるとされた人が、猟犬として犯罪者を追う姿が描かれました。
今のダークヒーローのイメージ
- 正しさのゆらぎ:何が正しいかを一つに決めない物語が増え、正義の味方と悪役のあいだに立つダークヒーローの役割が大きくなっています
- 主人公の隣のダークヒーロー:主人公本人ではなく、まっすぐな主人公の相棒やライバルとして、汚れ役を引き受ける人物も多く描かれます
- 女性のダークヒーロー:復讐者や始末屋、闇の力を使う魔法少女など、女性のダークヒーローも物語の中心に立つようになっています
- 2025〜2026年に人気の作品では:裏社会や異能の戦いを描く作品で、主人公の側に立ちながら手段を選ばない人物が、作品の顔として多く描かれています
よくある質問
ダークヒーローとはどういう意味ですか?
主人公の側や正義の側に立ちながら、手段を選ばない、あるいは悪の手段や力で戦う人物のことです。目的は読者がうなずけるもので、そのために自分が汚れることを引き受けています。
ダークヒーローとアンチヒーローの違いは何ですか?
アンチヒーローは、英雄らしい性質を持たない主人公全般を指す広い言葉で、弱い主人公や情けない主人公も含みます。ダークヒーローはその中でも、闇の手段や力を使う人を指すことが多い言葉です。同じ意味で使われることもあります。
ダークヒーローと悪役の違いは何ですか?
立っている側が違います。悪役は主人公と敵対する役、ダークヒーローは主人公の側や正義の側に立つ人です。同じ黒い手段を使っていても、何のために使っているかで分かれます。
ダークヒーローと偽悪的の違いは何ですか?
偽悪的な人は、本当は善い人なのに悪ぶって見せているだけで、実際に悪いことはしません。ダークヒーローは、実際に法を破ったり手を汚したりします。手を汚したうえで、さらに悪ぶって見せる人は、両方を重ねた人物です。
ダークヒーローと闇堕ちの違いは何ですか?
闇堕ちは、善い側から暗い側へ移る変化のことです。ダークヒーローは、正義の側に立ちながら黒い手段を使う、立ち位置のことです。闇堕ちしたあとも主人公の側に残る人は、ダークヒーローになります。
女性のダークヒーローを作るコツは?
何を許せず、何のために戦うのかを一つ決めることです。そのうえで、冷たい手つきと、守る相手にだけ見せる顔の差を一場面で見せると、色気に頼らずに芯の通った人物になります。
ダークヒーローを、ただ乱暴な人に見せないコツは?
越えない一線を一つ持たせることです。どんな相手でも子どもには手を出さない、嘘だけはつかない。その一線が見えた時、読者は黒い手段の奥に、その人の正しさを見つけます。
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参考にした資料
- ニコニコ大百科「ダークヒーロー」(アンチヒーローの分類に含められる。基準は受け取り側の主観。1930年『黄金バット』)
- ピクシブ百科事典「ダークヒーロー」(「人格者としての主人公像」から逸脱した主人公)
- Wikipedia(日本語版)「アンチヒーロー」(英雄らしい性質を持たない主要人物。antihero は1714年から)
- Wikipedia(日本語版)「中村主水」(昼行灯の同心。晴らせぬ恨みを晴らす裏稼業)
- Wikipedia(日本語版)「必殺仕置人」(1973年4月〜10月放送)
- Wikipedia(日本語版)「デビルマン」(1972年連載・放送開始。不動明)
- Wikipedia(日本語版)「修羅雪姫」(1972年連載開始。鹿島雪の復讐)
- Wikipedia(日本語版)「眠狂四郎」(1956年連載開始。虚無感と残虐性)
- Wikipedia(日本語版)「PSYCHO-PASS サイコパス」(2012年放送。執行官・狡噛慎也)

