サザノノ 性分帖。 > 好意の出し方 > 不器用
不器用キャラとは、気持ちはまっすぐなのに、その伝え方や人との関わり方が下手なキャラクターのことです。優しさが乱暴な言い方になったり、言いたいことが出てこなかったりしますが、本人は隠すつもりがなく、伝えようとしてずれてしまいます。
要点
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不器用の意味と語源
不器用は「ぶきよう」と読み、「無器用」とも書きます。辞書(デジタル大辞泉)には、手先が器用でないこと、物事の処理が下手なこと、の意味が載っています。例文は「不器用でお世辞一つ言えない」。手先だけでなく、人とのやりとりの下手さにも使う言葉です。くだけた言い方では「ぶきっちょ」とも言います。
日本国語大辞典では、室町時代の「歌道無器用」という用例が挙げられています。歌の道が下手、という意味で、早くから手先に限らない使い方があったことが分かります。また、古くは「道理にはずれている」という意味もありましたが、今はほとんど使われません。
性分帖では、手先の不器用さや失敗の多さはドジっ子やポンコツのページに任せ、ここでは気持ちの伝え方・生き方が不器用な人を扱います。好意や優しさが、まっすぐな形で外に出ないことが中心なので、好意の出し方の群に入れています。伝えようとしてずれる、その不格好さが魅力の中心です。
不器用キャラかどうかの見分け方
口が悪い、無愛想というだけでは、不器用キャラとは言えません。不器用と呼べるのは、次の3つがそろった時です。
- 気持ちはまっすぐ:相手を大事に思う気持ち、助けたい気持ちがはっきりあります。冷たく見えても、中身に意地悪さはありません
- 伝え方が下手:言葉がきつくなる、足りない、順番がめちゃくちゃになる。気持ちと、外に出た形がずれてしまいます
- 隠すつもりはない:好意を知られたくないのではなく、伝えたいのに伝わらない人です。ずれに気づくと、本人がいちばん困っています
不器用とツンデレの違い・照れ屋・意地っ張り・無口との違い
不器用といちばん比べられるのはツンデレ、混ざりやすいのは照れ屋と意地っ張り、言葉の少なさで似ているのが無口です。並べると、言えない理由の違いがはっきりします。
| 不器用 | ツンデレ | 照れ屋 | 意地っ張り | 無口 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 何が中心か | 伝え方が下手 | 好意を冷たさで隠す | 恥ずかしさで言えない | 負けたくなくて言わない | 口数が少ない |
| 気持ちを隠すつもり | ない。伝えたい | ある | 少しある | ある | 人による |
| 言えない理由 | 言い方が分からない | 好意を知られたくない | 照れくさい | 引いたら負けだと思う | 話すこと自体が少ない |
| 崩れる瞬間 | 言い直して、やっと伝わった時 | 冷たさが続かなくなった時 | 照れより気持ちが勝った時 | 先に折れた時 | どうしても言うべき一言がある時 |
ツンデレと不器用は、どちらも好意が冷たく見える点で似ていますが、ツンデレは隠すために冷たくし、不器用は伝えようとして冷たくなってしまいます。照れ屋は気持ちの問題、不器用は言い方の問題です。無口は話す量の言葉なので、口数の多い不器用な人もいます。
「口下手」「要領が悪い」「世渡り下手」との違い
日常の言葉にも、不器用に近いものがあります。違いは、何が下手なのかです。
| 口下手 | 要領が悪い | 世渡り下手 | 朴訥 | |
|---|---|---|---|---|
| どんな言葉か | 話すのが下手 | 段取りや立ち回りが下手 | 損得で動けない | 飾り気がなく、口数が少ない |
| 使われる場面 | 会話、説明 | 仕事、勉強 | 人づきあい、出世 | 人柄をほめる時 |
| 不器用との関係 | 不器用のうち、言葉に限った言い方 | 不器用の、作業の面 | 不器用の、生き方の面 | 不器用を良い意味で言いかえた形 |
不器用キャラの型
不器用キャラは、気持ちがどんな形にずれて出るかと、誰に向けて不器用になるかで型が分かれます。優しさが乱暴に出る人から、好きの出し方が分からない人まで、よく描かれる型を並べました。
口が悪く手も早いのに、困っている人を見捨てられない型です。助けたあとでお礼を言われると、どう返せばいいか分からずにうろたえます。たとえば、桜遥(『WIND BREAKER』)がこの型です。
自信たっぷりに振る舞うものの、言い方が上からになって誤解される型です。あとで一人で落ちこむところまでが、この型の持ち味です。たとえば、西園練牙(『18TRIP』)がこの型です。
表情も口数も少なく冷たく見えるのに、家事や周りの世話はまめな型です。言葉より先に手が動くので、助けられた側があとから気づきます。たとえば、六平千鉱(『カグラバチ』)がこの型です。
気持ちを口に出せないぶん、相手のために品物を選んだり用意したりする型です。年上や親の立場の人物によく見られます。たとえば、マシュウ・カスバート(『赤毛のアン』)がこの型です。
中身は親切なのに、表情や話し方のせいで怖がられる型です。少しずつ周りが本当の姿に気づいていく流れが、物語になります。たとえば、黒沼爽子(『君に届け』)がこの型です。
お世辞やごまかしが言えず、要領よく立ち回れない型です。損をしても曲げないところに、周りが少しずつ信頼を寄せていきます。
人に頼る、甘えるやり方を知らず、全部一人で抱えて限界まで黙っている型です。助けを求める一言が、物語の山場になります。
恋をしても、何をすれば喜ばれるのか分からず、張り切るほど的外れな誘い方や行動をしてしまう型です。隠す気はないので、気持ちだけは相手に筒抜けです。
不器用キャラの作り方と台詞例
不器用キャラは、気持ちが「どんな形にずれて出るか」を一つ決めると作りやすくなります。言葉がきつくなる、言葉が足りない、物で渡す、黙って手を動かす。そのうえで、誰の前で不器用になるかを決めると、関係の見せ場が決まります。
台詞は「心の距離」の順に4段階で並べています。表の顔 → ほころび(素が一瞬見える)→ 信頼した相手だけ → 独りの時。不器用キャラは、表の顔では言葉より先に手が動き、ほころびで伝え方がずれたことに気づいてうろたえ、信頼した相手には下手なままでも最後まで伝えようとし、独りの時には言えなかった言葉を抱えています。話し方は口振カルテで調整できます。
下に行くほど心の距離が近づきます。同じ人物の4つの顔として読んでください。
自分のキャラクターの顔を置くと、下の台詞をその子が話しているように読めます。
性分帖の台詞は、自分で作ったキャラクターにどんな口調や性格が合うかを確かめるためのものです。画像と名前はこの端末にだけ保存され、ほかの属性のページでも同じ子が出ます。
ドラッグで位置を動かせます
女性の不器用キャラ
女性の不器用キャラは、言い方がきつくて誤解される子、黙って世話を焼く子、頼り方が分からず一人で抱えこむ子として描かれます。気持ちが伝わった瞬間の、ほっとした顔が魅力になります。
- よくある形
- 休んだ友達にノートを黙って貸す子/心配すると声が怒って聞こえる子/お礼を言うタイミングを逃し続ける子/何でも一人で片づけてしまう委員
- 外すなら
- 言葉がきつい子が、手紙や文字でだけは驚くほど素直な形にする。または、誰にでも不器用な子が、小さな子や動物の前でだけ自然に笑える形にする
- 気をつけたいこと
- 不器用を、冷たい子、感じの悪い子という見せ方だけにしないこと。相手のどこを大事に思っているのかを一つ決めておくと、きつい言葉の奥が読者に伝わります
1表の顔人前・ふだん
「ノート、貸す。字は汚いけど、大事なとこは赤で囲ってある」
休んだ友達の机に、ノートを置いて
2ほころび素が一瞬見える
「……あ、また私、怒ってるみたいな声だった?」
友達の顔がこわばったのに気づいて、手を止めて
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「口で言うと、とがった言い方になるの。だから今だけ、言い終わるまで顔を見ないで」
二人きりの部室で、相手の袖をつかんで
4独りの時誰にも見せない本音
「言いたいことは、いつも帰り道でまとまる。本人がいない所でだけ、うまく話せる」
誰もいない帰り道で、言えなかった言葉を口の中でくり返して
男性の不器用キャラ
男性の不器用キャラは、口が悪いのに仲間を見捨てられない人、黙って重いものを持つ人、謝り方が分からない人として描かれます。乱暴な言葉の奥にある優しさが、少しずつ見えてくる形が愛されます。
- よくある形
- 傘を押しつけて自分は濡れて帰る人/心配すると怒鳴ってしまう人/礼を言われると目をそらす人/頼まれる前に黙って手伝う人
- 外すなら
- 口の悪い人が、言い直す時だけは驚くほど丁寧になる形にする。または、誰の世話でも焼く人が、自分が助けられる時だけはどうしていいか分からない形にする
- 気をつけたいこと
- 口の悪さを、ただの迫力やかっこよさとして見せないこと。言われた側がどう受け取ったかも一度は描くと、関係が一方通行になりません
1表の顔人前・ふだん
「傘、持ってけ。俺は走れば五分だから」
雨の昇降口で、後輩に傘を押しつけて
2ほころび素が一瞬見える
「怪我したって聞いて、走ってきた。……何を言うか、考えてなかった」
息を切らして、仲間のいる保健室に入って
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「頼み方、誰にも習わなかった。下手でも聞いてくれ。手を貸してほしい」
夜の作業場で、相棒にだけ頭を下げて
4独りの時誰にも見せない本音
「謝るの、また明日になった。明日の俺は、今日の俺より言えるんだろうか」
布団の中で、天井を見上げたまま
女性向け作品の不器用キャラ
女性向け作品の不器用キャラは、褒め言葉がうまく出てこない人、贈り物で気持ちを伝えようとする人、偉そうな言い方で誤解されては落ちこむ人として描かれます。主人公の前で必死に言葉を探す姿が、ときめきになります。
- よくある形
- 褒めようとして別のことを言ってしまう人/主人公の好きなものを覚えていて黙って用意する人/言い方がきつくて誤解される先輩/主人公の前でだけ言葉がつかえる人
- 外すなら
- 口のうまくない人が、仕事や得意分野の話ではすらすら話せる形にする。または、主人公には不器用な人が、主人公の友達とは自然に話せて、それを本人が悔しがる形にする
- 気をつけたいこと
- 不器用を、主人公が察してあげる前提の冷たさにしないこと。本人が下手なりに言葉を尽くす場面を置くと、対等な相手として立ちます
1表の顔人前・ふだん
「三軒回って、この味しかなかった。前に好きだって言ってたの、これで合ってたか」
主人公に紙袋を差し出して、返事を待ちながら
2ほころび素が一瞬見える
「変わったな。……違う、似合ってるって言いたかった」
髪を切った主人公の前で、慌てて言い直して
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「お前の前だと、言葉の順番がめちゃくちゃになる。それでも全部聞いてくれるのは、お前だけだ」
二人きりの帰り道で、歩幅を合わせながら
4独りの時誰にも見せない本音
「好きだ、の三文字だけが、いつまでも練習のままだ」
自室で、送らないまま画面を閉じて
男性向け作品の不器用キャラ
男性向け作品の不器用キャラは、笑顔が硬くて誤解される後輩、まじめすぎて融通のきかない同級生、好意を的外れな形で表すヒロインとして描かれます。下手なりに一生懸命なところが、守りたくなる魅力になります。
- よくある形
- 主人公の頼みを三回見直してから返す後輩/笑うと顔がこわばる子/お礼を言おうとして用件だけ話してしまう子/好意を手作りの品で示そうとして失敗する子
- 外すなら
- 人前では硬い子が、主人公と二人の時だけ言葉がほどける形にする。または、不器用な子が、主人公の不器用さにだけはすぐ気づいて先回りする形にする
- 気をつけたいこと
- 不器用を、ドジでかわいいという見せ方だけにしないこと。本人がずれに悩み、それでも伝えようとする場面を一つ置くと、人物に奥行きが出ます
1表の顔人前・ふだん
「先輩、ここの計算、三回見直しました。合ってなかったら、遠慮なく言ってください」
主人公の書類を、両手で返しながら
2ほころび素が一瞬見える
「……笑うの、練習してるんです。まだ下手ですけど」
窓に映る自分の顔を、主人公に見られて
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
「うまく言えなくても、先輩には最後まで言いたいんです。待っててもらえますか」
夕方の部室で、言葉を探しながら
4独りの時誰にも見せない本音
「言えなかったありがとうが、ノートの隅でまた一本増えた。先輩は、知らないままでいい」
夜の自室で、正の字を書き足して
不器用キャラを書く時のコツと避けたいこと
コツ
- ずれ方を一つ決める:言葉がきつくなる、足りない、物で渡す、黙って手を動かす。ずれ方が決まると、その人の口癖や癖が決まります
- ずれたあとを描く:謝る、言い直す、行動で埋め合わせる。不器用さの魅力は、ずれた瞬間より、そのあとに出ます
- 不器用になる相手を決める:誰にでも不器用なのか、大事な人の前でだけ不器用になるのか。相手が決まると、関係性の見せ場が決まります
- 得意なことを一つ持たせる:言葉は下手でも、料理、修理、剣の腕など、まっすぐ伝わる手段を一つ持たせると、その人なりの愛情の形が見えます
気持ちのずれ方で変わる見え方
| ずれ方 | どう見えるか | 揺らす出来事 |
|---|---|---|
| 言葉がきつくなる | 怖い、口が悪い | 大事な人を傷つけてしまう |
| 言葉が足りない | 冷たい、そっけない | 言わなかったせいで誤解が広がる |
| 物や行動で渡す | 気がきく、まめ | 言葉で伝えるしかない場面 |
| 一人で抱えこむ | 頼もしい、強い | 限界が来て、助けを求めるしかない時 |
避けたいこと
- 不器用を理由に、暴言や乱暴を「本当は優しいから」で帳消しにすること。ずれたあとに謝る、言い直す場面とセットで描きます
- 手先の不器用さや要領の悪さを、笑いの種にすること。現実に悩んでいる人もいるので、見下す言い方は使いません
- 不器用な人を、周りが察してあげるのが当然という書き方。本人が伝えようとする努力を描くと、関係が対等になります
- 不器用さを、物語の最後に「器用になって解決」させるだけにすること。下手なままでも伝わる形を見つけるほうが、その人らしさが残ります
不器用に合う口調・組み合わせやすい属性
合う口振(口振カルテへ)
不器用は、好意の出し方の属性なので、口振は「伝えようとした時に、どうずれるか」で選びます。言葉が足りなくなるのか、硬くなるのか、きつくなるのか、引っこめてしまうのか。大事な人の前でだけ口調が崩れる、という作り方もできます。
組み合わせやすい属性
不器用に世話焼きを重ねると、言葉より先に手が動いて周りの面倒を見る人になり、一途を重ねると、一人を思い続けながら一度もうまく伝えられない人になります。不良・ヤンキーを重ねれば、口も態度も悪いのに困っている人を放っておけない人に。堅物を重ねると、まじめすぎて冗談一つ言えない人になり、苦労人を重ねれば、頼り方を知らずに全部背負う人になります。好き避けを重ねると、近づきたいのに逃げてしまう、いちばん報われにくい人になります。
ぶつかりやすい属性(あえて使うと面白い)
天然たらし・人たらしやあざといのような、好意を上手に伝える属性は、不器用とぶつかりやすい属性です。一人に重ねると「誰にでも上手に話せるのに、本命の前でだけ言葉が出なくなる人」というねじれになり、相棒として並べると、伝えるのがうまい人と下手な人の対比で、どちらも引き立ちます。
「不器用」という言葉の歴史
気持ちをうまく伝えられない人物は、物語の最初からいる役です。「不器用」という言葉も古くからあり、意味の広がり方とともに受け止められ方が変わってきました。ここでは、主な出来事をまとめます。
年表を開く
『東野州聞書』に「歌道無器用」という用例があります。日本国語大辞典で「ぶきよう」の古い用例として挙げられ、手先に限らず、わざや道が下手なことを表していました。
式亭三馬の滑稽本『浮世風呂』に、「無器用」を「ブキッチャウ」と読ませる用例があります。のちの「ぶきっちょ」につながる、くだけた言い方です。
L・M・モンゴメリの『赤毛のアン』が発表されます。内気で口数の少ないマシュウが、アンのために袖のふくらんだ服を選ぶ場面は、言葉の代わりに物で気持ちを伝える人物として読み継がれています。
中勘助の『銀の匙』に「ぶきっちょ」の用例があります。
俳優の高倉健が、CMで「不器用ですから」と語ります。口数が少なく筋を通す人を表す言葉として、「不器用」が広く知られるようになったとされます。
『WIND BREAKER』のアニメが放送され、2025年に第2期が続きます。口が悪いのに困っている人を見捨てられない主人公・桜遥が、広く知られました。
今の不器用キャラのイメージ
- ほめ言葉として使われる:「不器用な優しさ」「不器用なりに頑張る」のように、気持ちはまっすぐなのに伝え方が下手な人を応援する言葉として使われています
- 良い性質とセットで語られる:「不器用だけど努力家」「不器用で仲間思い」のように、まっすぐさや優しさと組み合わせて愛されることが多くなっています
- 性別を問わない:寡黙で筋を通す男、という昔のイメージに加えて、口が悪い子、偉そうな子、無愛想な子など、性別を問わずさまざまな形で描かれます
- 2025〜2026年に人気の作品では:『WIND BREAKER』の桜遥、『カグラバチ』の六平千鉱、『18TRIP』の西園練牙のように、口の悪さや無愛想さ、偉そうな態度の奥にある不器用さが、人物の魅力として描かれています
よくある質問
不器用キャラとはどういう意味ですか?
気持ちはまっすぐなのに、伝え方や人との関わり方が下手なキャラクターのことです。手先の不器用さではなく、優しさが乱暴な言い方になる、お礼がうまく言えない、といった気持ちの出し方の下手さを指します。
不器用とツンデレの違いは何ですか?
ツンデレは、好意を知られたくなくて、わざと冷たくする人です。不器用は、好意を伝えたいのに、うまくいかずに冷たく見えてしまう人です。ずれに気づいた時、ツンデレはごまかし、不器用は言い直そうとします。
不器用と照れ屋の違いは何ですか?
照れ屋は、恥ずかしくて言えない人です。不器用は、恥ずかしくなくても、どう言えばいいか分からない人です。照れ屋は赤くなって黙り、不器用は言ってみて外します。
不器用と意地っ張りの違いは何ですか?
意地っ張りは、負けたくなくて、言えるのに言わない人です。不器用は、言いたいのに言えない人です。意地っ張りは折れた時、不器用は伝わった時が見せ場になります。
不器用と口下手の違いは何ですか?
口下手は、話すことが下手なことだけを指します。不器用はもっと広く、物の渡し方、頼り方、謝り方など、気持ちの出し方全体が下手なことを指します。よくしゃべるのに肝心なことだけ伝わらない人も不器用です。
「無器用」と「不器用」はどちらが正しいですか?
どちらも辞書に載っている書き方です。今は「不器用」と書くことが多く、くだけた言い方では「ぶきっちょ」とも言います。
不器用キャラを感じ悪く見せないコツは?
冷たい言葉を言わせたら、同じ場面のうちに、本人がしまったと思っている合図を一つ入れることです。目をそらす、手が止まる、言い直しかけてやめる。それだけで、意地悪ではなく下手なのだと伝わります。
次に読む
参考にした資料
- コトバンク「不器用」(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典:物事の処理のへたなこと。「歌道無器用」『浮世風呂』『銀の匙』の用例)
- Weblio辞書「不器用」(不器用・無器用。「不器用でお世辞一つ言えない」)
- ニコニコ大百科「不器用」(細かい作業が苦手な人と、世の中を渡るのが下手な人の二つの意味)
- ピクシブ百科事典「桜遥」(『WIND BREAKER』。弱い者いじめを嫌い、何でも自分で抱えこむ)
- 電撃オンライン『18TRIP』記事(西園練牙。公式紹介「いつも高飛車で偉そうに振る舞うが、実は不器用&ネガティブ」)
- ピクシブ百科事典「六平千鉱」(『カグラバチ』。無愛想で無表情だが面倒見がよい)
- バンダイチャンネル『君に届け』(黒沼爽子。見た目から誤解されるが、性格は明るい)
- 『赤毛のアン』第25章(マシュウがアンに袖のふくらんだ服を贈る)
- 昭和の名言「不器用ですから」(1984年、高倉健のCM)

