オラオラ系キャラとは?意味・俺様との違い・低い声で呼びつける人から自信のなさを圧で隠す人まで型と台詞例|サザノノ 性分帖。

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オラオラ系 おらおらけい
人との距離 俺様との違い 不良・ヤンキーとの違い 声が低く押しが強い オラオラ系女子も

オラオラ系キャラとは、低い声と強い押しで相手にぐいぐい向かってくる、荒っぽい空気をまとったキャラクターのことです。怒っていなくても、話しかけ方や距離の詰め方に荒っぽい圧があります。男女どちらにも使います。

要点

  • 「おらおら」は、乱暴な口調で人に指図する時の言葉。辞書には、俗に、強引で強気な態度や性格を指す使い方も載っています
  • 見分ける条件は3つ。声や態度に圧がある・自分から距離を詰める・怒っていなくても荒っぽい空気がある
  • 俺様は自分が偉いという中身、不良・ヤンキーは決まりへの反発と所属、短気・喧嘩っ早いは怒りやすさの言葉。オラオラ系は相手への向かい方の態度と圧です
  • オラオラ系は、好きな相手を行動で引っぱる強引、言葉で通す押しが強い、黙っていても相手が引く圧が強い、筋を通す漢気、言葉としぐさが荒いガラが悪いをまとめて言える呼び名です
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目次

オラオラ系の意味と語源

「オラオラ」は、もとは「おらおら、道をあけろ」のように、乱暴な口調で人に指図する時に発する言葉です。デジタル大辞泉には、俗な使い方として、強引で強気な態度や性格そのものを指す意味も載っています。そこに「〜系」がついたオラオラ系は、そうした態度で人に向かう人の呼び名です。恋愛の話では、相手を強引に引っぱっていく性格の男性を指して使われることもあります。

ファッションの言葉としても使われてきました。黒やシルバーを基調にした強気な服装がオラオラ系と呼ばれ、2009年には「悪羅悪羅(オラオラ)系」と呼ばれる現代版ヤンキーの男性誌『SOUL Japan』と、その女性版『SOUL SISTER』が登場しています。雑誌の分類では、ホストの黒い装いから広まった「お兄系」と並べて扱われることが多い言葉です。

キャラクター属性としてのオラオラ系は、相手との距離を自分から詰めてくる、その向かい方の属性です。そのため人との距離の群に入れています。性分帖では、オラオラ系の中にある5つの面を、それぞれのページで詳しく扱っています。好きな相手を行動で引っぱる強引、言葉と粘りで通す押しが強い、黙っていても相手が引いてしまう圧が強い、頼もしく筋を通す漢気、言葉づかいやしぐさが荒いガラが悪い。どの面が強いかで、同じオラオラ系でも印象が大きく変わります。

オラオラ系キャラかどうかの見分け方

口が悪い、態度が大きいというだけでは、オラオラ系とは言えません。オラオラ系と呼べるのは、次の3つがそろった時です。

  1. 声や態度に圧がある:低い声、短い言葉、まっすぐな目線。言っている中身より先に、言い方の強さが相手に届きます
  2. 自分から距離を詰める:遠くから様子を見るのではなく、自分から近づき、話しかけ、呼びつけます。引くのは、いつも相手の側です
  3. 怒っていなくても荒っぽい空気がある:機嫌がいい時でも、言葉やしぐさに荒さが残っています。本人にとっては、それがふだんの話し方です
こんな時判定
自分がいちばんだと思っていて、尊大に周りを振り回す俺様
決まりに背を向け、見た目や仲間の文化で一目置かれる不良・ヤンキー
すぐかっとなって、手や口が先に出る短気・喧嘩っ早い
言葉だけがきつく、態度や距離は荒くない口が悪い
好きな相手を迷わせないよう、手を引いて連れていく強引
断られても、言葉で何度も頼みこむ押しが強い
何も言わなくても、目つきや体格で相手が引く圧が強い
座り方や服装、しぐさまで荒っぽいガラが悪い
声や態度に圧があり、自分から距離を詰める。怒っていなくても荒っぽい空気をまとうオラオラ系

オラオラ系と俺様の違い・不良・ヤンキー・短気との違い

オラオラ系といちばん比べられるのは俺様、見た目で混ざりやすいのは不良・ヤンキー、荒っぽさで似ているのは短気・喧嘩っ早いです。何についての言葉かで分けると、違いが見えます。

オラオラ系俺様不良・ヤンキー短気・喧嘩っ早い
何についての言葉か相手への向かい方の態度と圧自分への自信と尊大さ決まりへの反発と、見た目・所属怒りやすさ
話し方低く短い。呼びつけや命令形が多い上から言い切る仲間内の言葉と上下関係ふだんは普通。怒ると荒れる
相手との距離自分から詰める自分のそばに置く仲間には近く、外には遠い怒るまでは人による
崩れる瞬間相手が本気で怖がった時自信が通じない相手に出会った時守りたいものができた時怒ったことを悔やむ時

オラオラ系と俺様はよく重なりますが、俺様は「自分は偉い」という中身の言葉で、オラオラ系は「相手にどう向かうか」という態度の言葉です。自分に自信がないのに、荒い態度で身を守っているオラオラ系もいます。不良・ヤンキーは道を外れていることや仲間の文化の言葉で、短気・喧嘩っ早いは怒った時の言葉です。オラオラ系は、機嫌がいい時も荒っぽいままです。

「強面」「イキる」「肉食系」との違い

オラオラ系のそばには、似た言葉がいくつかあります。違いは、見た目の言葉か、ふるまいの言葉かと、どのくらい続くかです。

強面イキる肉食系荒っぽい
どんな言葉か顔つきが怖いこと強がって偉そうにふるまうこと。悪い意味恋に積極的なこと動きや扱いが乱暴なこと
続く長さ生まれつきの見た目その時だけのことが多いその人の恋の癖その時にも、癖にも言う
オラオラ系との関係オラオラ系の圧を強める見た目中身の伴わないオラオラ系を笑う言い方恋の場面でよく重なるオラオラ系が行きすぎた時の言い方

オラオラ系キャラの型

オラオラ系キャラは、圧がどこから出ているかと、その圧を誰に向けるかで型が分かれます。低い声で人を動かす人から、見た目だけがオラついている人まで、よく描かれる型を並べました。

低い声で呼びつける型

「おい」「来い」と短く呼びつけ、用件だけで人を動かす型です。乱暴に聞こえますが、呼ばれた側は、なぜか頼られている気がしてしまいます。

好きな相手にぐいぐい来る型

好意を隠さず、距離を一気に詰めてくる型です。会いに来る、名前を呼ぶ、隣に座る。相手が身を引いたら半歩下がれるかどうかで、ときめきにも怖さにもなります。

仲間の前に立つ強面の型

怖い顔と荒い言葉で、外から来る面倒ごとを全部受け止める型です。弱い立場の人には手を出さず、借りは必ず返します。たとえば、碧棺左馬刻(『ヒプノシスマイク』)がこの型です。

凄みながら情に厚い型

物騒な言葉ですぐ凄んでみせるのに、根性を見せた相手は仲間として認める型です。女性のオラオラ系によく見られる形でもあります。たとえば、二階堂サキ(『ゾンビランドサガ』)がこの型です。

照れると声が荒くなる型

優しくしたい時ほど、言い方が荒くなる型です。差し入れを投げて渡し、礼を言われると「うるせえ」と返します。ツンデレと重なる形です。

見た目と声だけオラついた型

体格や声の低さ、服の好みのせいでオラオラ系に見られるけれど、中身は穏やかで人見知りな型です。黙っていても圧が出る点は圧が強いと重なります。誤解を解くか、解かないままでいるかが物語になります。

勝負の場でだけオラつく型

ふだんは静かなのに、試合や仕事の勝負どころになると、低い声で一気に押してくる型です。オンとオフの切り替えが、そのまま見せ場になります。

自信のなさを圧で隠す型

荒い態度で先に相手を下がらせ、自分が下に見られるのを防いでいる型です。圧が通じない相手の前で、急に言葉に詰まります。

オラオラ系キャラの作り方と台詞例

オラオラ系キャラは、圧の出どころと、その圧を下げる相手を一人決めると作りやすくなります。荒っぽい人が言葉を選ぶ一瞬が、いちばんの見せ場です。

台詞は「心の距離」の順に4段階で並べています。表の顔 → ほころび(素が一瞬見える)→ 信頼した相手だけ → 独りの時。オラオラ系キャラは、表の顔では低い声で周りを動かし、ほころびで荒い言い方の奥の気づかいがのぞき、信頼した相手には圧を下ろした素の声を聞かせ、独りの時には、自分の荒さが遠ざけてきたものを数えています。話し方は口振カルテで調整できます。

1表の顔人前・ふだん
2ほころび素が一瞬見える
3信頼した相手だけ見せると決めた本音
4独りの時誰にも見せない本音

下に行くほど心の距離が近づきます。同じ人物の4つの顔として読んでください。

自分のキャラクターの顔を置くと、下の台詞をその子が話しているように読めます。

性分帖の台詞は、自分で作ったキャラクターにどんな口調や性格が合うかを確かめるためのものです。画像と名前はこの端末にだけ保存され、ほかの属性のページでも同じ子が出ます。

女性のオラオラ系キャラ

女性のオラオラ系キャラは、仲間を引き連れる特攻隊長、口の荒い頼れる先輩、腕を組んで場を仕切る姉さん格として描かれます。「あたし」「うち」と名乗り、短い命令形で話す。そのかっこよさと、ふと見せる面倒見のよさが好まれています。

よくある形
後輩を「おい」と呼ぶ部活の先輩/文化祭の準備を仕切る姉さん格/腕組みで廊下に立つ元特攻隊長/口は荒いのに差し入れは欠かさない人
外すなら
かわいい服や甘い見た目のまま、話し方だけがオラオラ系という形にする。または、誰にでも凄む彼女が、ある一人にだけは敬語になる形にする
気をつけたいこと
女性のオラオラ系を、「女らしくない」とからかう笑いの種にしないこと。荒っぽさを、その人の強さと守り方として描くと、まっすぐかっこよく届きます
1表の顔人前・ふだん

「おい、そこの二人。机あと三つ。終わったらジュースおごるから、黙って運べ」

文化祭の準備中、腕まくりをしながら

2ほころび素が一瞬見える

「泣くなって。ほら、ハンカチ。洗って返さなくていいから」

廊下の隅で泣いている後輩を見つけ、ポケットを探って

3信頼した相手だけ見せると決めた本音

「ねえ、手、貸して。……震えてるの、あんたにしか分かんないから」

喧嘩を止めたあとの非常階段で、壁にもたれて

4独りの時誰にも見せない本音

「眉間のしわ、指で伸ばしても戻るんだよな。誰にも怖がられない顔って、どんなだっけ」

夜、洗面所の鏡の前で

男性のオラオラ系キャラ

男性のオラオラ系キャラは、仲間の前に立つ強面のリーダー、低い声で後輩を呼びつける先輩、勝負どころで一気に押してくるエースとして描かれます。荒っぽい態度の奥に、身内への情や自分なりの筋が見えると、怖さが頼もしさに変わります。

よくある形
後輩を手招きで呼びつける先輩/絡まれている人の前に黙って立つ人/試合中だけ声が低くなるエース/礼を言われると「うるせえ」と返す人
外すなら
荒っぽさを捨てようとしている途中の人にする。または、昔の仲間の前でだけ元の口調に戻る形にする
気をつけたいこと
荒っぽさを、どの相手にも同じ強さで向けないこと。年下や弱い立場の人の前で声を落とす場面があると、その人の筋が見えます
1表の顔人前・ふだん

「おい、そこ座れ。話は飯食ってからだ」

部屋に入ってきた後輩を手招きして、自分の向かいを指さして

2ほころび素が一瞬見える

「……怪我ねえか。ねえならいい。行け」

絡まれていた学生を逃がしたあと、背を向けたまま

3信頼した相手だけ見せると決めた本音

「昔の連中には、もう顔も見せられねえ。お前には、それ話しとく」

夜の河川敷で、缶コーヒーを二本並べて

4独りの時誰にも見せない本音

「拳、握らなくなって何年だ。握り方は、まだ手が覚えてやがる」

夜のベランダで、開いた手のひらを見下ろして

女性向け作品のオラオラ系キャラ

女性向け作品のオラオラ系キャラは、主人公にぐいぐい距離を詰めてくる人、低い声で守ってくれる人、口は荒いのに主人公の前でだけ言葉を選ぶ人として描かれます。強さと、主人公への慎重さの落差が、ときめきの中心です。

よくある形
主人公を「お前」と呼ぶ同級生/夜道を黙って送ってくれる人/絡んできた相手を一声で黙らせる人/主人公の前でだけ声を落とす人
外すなら
押しの強い彼が、主人公の前でだけ口数が減り、何度も言い直す形にする。または、主人公のほうが一枚上手で、オラオラ系の彼がたじたじになる形にする
気をつけたいこと
壁に追いつめる、腕をつかんで離さない、交友を決めつけるといった形を、オラオラ系の愛情として描かないこと。主人公が「嫌」と言えば止まる人のほうが、今の読み手は安心してときめけます
1表の顔人前・ふだん

「遅えよ。ほら、荷物。持つって言ってんだろ」

駅の改札で、手を差し出したまま待って

2ほころび素が一瞬見える

「今の、きつかったか。……悪い。お前には、もうちょいゆっくり言う」

主人公が一瞬びくっとしたのを見て、声を落として

3信頼した相手だけ見せると決めた本音

「お前が怖がらねえから、俺、自分がどんな声してんのか忘れそうになる」

二人きりの部屋で、ソファの端に座って

4独りの時誰にも見せない本音

「あいつの前で一回でも怒鳴ったら、それで終わりだ。分かってんだよ、そんなこと」

帰りの車の中で、ハンドルに額をつけて

男性向け作品のオラオラ系キャラ

男性向け作品のオラオラ系キャラは、主人公を「先輩」と呼びつけて振り回す後輩、仲間を率いる強気なヒロイン、口の荒い幼なじみとして描かれます。荒っぽい言葉と、主人公にだけ見せる小さな声の落差が魅力になります。

よくある形
主人公の席を勝手に取っておく後輩/チームを仕切る強気なリーダー/「あんた」呼びの幼なじみ/凄んだあとで照れる子
外すなら
いつも強気な彼女が、主人公に頼みごとをする時だけ言葉に詰まる形にする。または、主人公が彼女の荒い言葉を少しも怖がらず、彼女のほうが戸惑う形にする
気をつけたいこと
主人公を叩く、蹴るといった暴力を、照れ隠しのお約束としてくり返さないこと。荒っぽさは言葉と態度で十分に伝わります
1表の顔人前・ふだん

「先輩、遅い。ほら、こっち。席取っといてやったんだから」

昼休みの学食で、隣の椅子をぽんと叩いて

2ほころび素が一瞬見える

「熱あるじゃん。帰れ。……送るとは言ってない。方向が一緒なだけ」

保健室の前で、主人公の顔色を見て

3信頼した相手だけ見せると決めた本音

「あたしが大声出すと、みんな黙るでしょ。先輩だけ笑うの、ずるいよ」

屋上で、フェンスにもたれて

4独りの時誰にも見せない本音

「もっと可愛く言えたら、もっと早く言えてたのかな」

夜、送れなかったメッセージを一文字ずつ消しながら

この属性から作る性分診断(キャラクター作成診断)を、「オラオラ系」の札を置いたところから始めます

オラオラ系キャラを書く時のコツと避けたいこと

コツ

  1. 圧の出どころを一つに絞る:低い声、近い距離、大きな体、服や髪。全部を盛るより、一つに絞ると、人物の輪郭がはっきりします
  2. 圧を下げる相手を一人決める:誰の前でだけ声が小さくなるのか。その一人が、荒っぽい人の弱さと優しさを同時に見せてくれます
  3. 相手が引いた時の反応を決める:怖がられた時に、気づいて半歩下がるのか、気づかないふりをするのか。その一瞬で、魅力になるか怖さになるかが分かれます
  4. 荒い言葉の中に気づかいを一つ入れる:「座れ」の前に椅子を引く、「帰れ」のあとに傘を置く。言葉は荒いまま、行動で中身を見せます

圧を何に使うかで変わる見え方

圧を向ける先どう見えるか揺らす出来事
仲間を守ること頼もしい、怖いけど安心守りきれなかった時
好きな相手まっすぐ、少し危うい相手に怖がられた時
勝負の相手迫力がある、強い圧が通じない相手に出会う
自分の弱さを隠すこと近寄りがたい、とがっている誰かに見抜かれた時

避けたいこと

  • オラオラ系の圧を、怒鳴る、物に当たる、手を上げることで表すこと。荒っぽさは、声と言葉づかいと距離で十分に伝わります
  • オラオラ系の相手役を、怖がりながらも結局は従う人としてだけ描くこと。言い返す、断る、笑い飛ばす相手がいると、オラオラ系の人も生きてきます
  • オラオラ系を、特定の地域や職業、育ちと結びつけて笑うこと
  • 荒っぽい人を、最後に必ず丸くなって「本当はいい人」で片づけること。荒さを残したまま、大事にしているものを一つ持たせると、人物が立ちます

オラオラ系に合う口調・組み合わせやすい属性

合う口振(口振カルテへ)

オラオラ系は相手への向かい方の属性なので、口振は「押す時にどう言い切るか」で選びます。上から言い切るのか、強く言い返すのか、面倒を見ながら引っぱるのか。同じ圧でも、口振で温度が変わります。

組み合わせやすい属性

オラオラ系に強引を重ねると、呼びつけるより先に手を引いて歩き出す人になり、押しが強いを重ねると、低い声のまま何度でも言い張る人になります。圧が強いを重ねれば、黙って立っているだけで場が静まる人に、漢気を重ねれば、荒っぽさがそのまま頼もしさとして読まれる人に。ガラが悪いを重ねると、座り方から服まで隙なく荒い人になり、ツンデレを重ねれば、優しくしたい時ほど言い方が荒くなる人になります。

ぶつかりやすい属性(あえて使うと面白い)

人見知りやヘタレのような、自分から距離を詰められない属性は、オラオラ系とぶつかりやすい属性です。一人に重ねると「見た目と声は荒いのに、話しかけられると固まる人」というねじれになり、相棒として並べると、押す人と押される人の対比で、どちらも引き立ちます。

「オラオラ系」という言葉の歴史

荒っぽい声で人を動かす人物は、昔から物語にいます。それを「オラオラ系」と呼ぶ言い方は、ファッションの言葉とも重なりながら広まりました。ここでは、主な出来事をまとめます。

年表を開く
言葉のもと

乱暴に人に指図する時の言葉「おらおら」が、俗に、強引で強気な態度そのものも指すようになります。

2003年

男性ファッション誌『G-Style』(のちの『メンズナックル』)が創刊され、ホストの黒い装いを源流とする「お兄系」というジャンルが確立したとされます。

2009年

「悪羅悪羅(オラオラ)系」と呼ばれる現代版ヤンキーの男性誌『SOUL Japan』と、その女性版『SOUL SISTER』が登場します。

2017年

『ヒプノシスマイク』が始動します。ふだんから不機嫌で喧嘩っ早いのに、弱い者には手を出さず、借りは返す人物が、作品の顔の一人として描かれました。

2018年

アニメ『ゾンビランドサガ』が放送されます。物騒な口癖で凄みながら、情に厚く仲間思いな、女性の元特攻隊長が描かれました。

今のオラオラ系キャラのイメージ

  • 怖さと安心の両方:荒っぽいのに、そばにいると守られている気がする。その二つが同時にあることが、オラオラ系の魅力として読まれています
  • 好みのタイプを言う言葉:「オラオラ系が好き」のように、キャラ紹介や好みのタイプを一言で伝える言葉として使われています。どの面が好きかを言い添えると、伝わりやすくなります
  • 女性のオラオラ系:元特攻隊長や口の荒い先輩のように、女性のオラオラ系も、かっこよさの形として受け止められています
  • 2025〜2026年に人気の作品では:ラップや音楽、喧嘩を描く作品で、強面のまま仲間や家族を大事にする人物が多く描かれています

よくある質問

オラオラ系とはどういう意味ですか?

低い声や強い押しで相手にぐいぐい向かってくる、荒っぽい空気をまとった人のことです。ファッションでは、黒やシルバーを基調にした強気な装いを指すこともあります。キャラクターでは、服より話しかけ方と距離の詰め方で決まります。

オラオラ系と俺様の違いは何ですか?

見分けるには、行き先を誰が決めるかを見ます。俺様は自分で決めて相手を従わせますが、オラオラ系には、低い声で「どこ行く」と聞いて、相手の答えに黙ってついていく人もいます。態度は荒くても決めるのは相手、という人は、オラオラ系であって俺様ではありません。

オラオラ系と不良・ヤンキーの違いは何ですか?

不良・ヤンキーは、決まりへの反発や、仲間の文化の言葉です。スーツ姿の会社員や部活の主将でも、オラオラ系の人はいます。逆に、静かに一人で反発している不良は、オラオラ系とは呼ばれません。

オラオラ系女子とはどんな人ですか?

女性のオラオラ系のことです。甘い服装や小柄な体でも、話し方と距離の詰め方がオラオラ系なら、そう呼ばれます。

オラオラ系と強引・押しが強いの違いは何ですか?

強引は好きな相手を迷わせずに行動で引っぱること、押しが強いは言葉で何度も頼んで通すことです。オラオラ系は、そこに低い声や荒っぽい空気が加わった全体の印象を言います。ていねいな敬語で押しの強い人は、オラオラ系とは呼ばれません。

オラオラ系キャラを怖くしすぎないコツは?

荒い言葉のまま、約束は必ず守る場面を一つ入れることです。言い方は怖くても、言ったことは守る人だと分かると、読み手は圧を信頼として読みかえます。

参考にした資料

最終更新:2026年11月7日 / サザノノ 性分帖。(しょうぶんちょう・キャラ属性辞典)

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